兵庫・南あわじ/福良No.201★★地図で見る →
鳴門海峡の渦潮
淡路島と徳島の間、鳴門海峡の潮流が引き起こす渦は、大潮時に直径20メートル近くに達する。うずしおクルーズは福良港からその渦の際まで船を進める。

瀬戸内海と太平洋がぶつかる鳴門海峡では、最大1.5メートルの潮位差が大量の海水を狭い水道へ押し込む。生まれる渦潮は直径20メートルに達することもあり、潮流による渦としては世界最大級とされる。淡路島最南端の福良港から出航するうずしおクルーズは、約60分かけて渦の真横まで船を寄せる。渦が最も大きくなるのは大潮の時期——新月・満月のころに月2回ほど巡ってくる——で、公式サイトには日別の潮汐カレンダーが掲載されている。
なぜ穴場のままか
海外からの観光客の多くは徳島側の大鳴門橋「渦の道」から渦潮を眺める。福良発の船は渦に最も近い海面レベルからの体験で、迫力が段違いだが英語観光媒体への露出は少ない。
歴史・背景
鳴門の渦潮は千年以上前から日本の詩歌や文学に登場し、海の荒々しさを象徴する言葉として使われてきた。淡路島南岸の福良一帯は、古くから渦潮を水上から眺める拠点だった。現在のうずしおクルーズでは「咸臨丸」と「日本丸」という、日本の航海史にちなんだ名を持つ2隻の復元船が運航されている。
見どころ(歩く順)

- 福良港の乗り場
- 道の駅福良の施設内にある乗船受付と出航点
- 海面から見る鳴門海峡
- 淡路島と徳島の間の水道。潮流が最も速い場所へ船が向かう
- 渦潮
- 大きさは潮汐で変わる。大潮は最大、小潮は控えめ
- 大鳴門橋を船上から
- 海峡に架かる吊り橋を、船の上から見上げる
おすすめの楽しみ方
乗船前に公式サイト(uzu-shio.com)の潮汐カレンダーを確認しておこう——大潮の便を選ぶと渦が最も大きい。クルーズは約60分で、甲板から渦のすぐそばまで見られる。ゴールデンウィークや秋の週末は満員になりやすいので、できるだけ事前予約を。乗り場横の道の駅福良には軽食や休憩スペースがある。
実際の行き方
- 三ノ宮バスターミナル → 福良バスターミナル(淡路交通・本四バス高速便・約90分)。
- 道の駅福良まで徒歩2〜3分。チケット窓口で乗船券を購入。
- 咸臨丸または日本丸に乗船、約60分のうずしおクルーズへ。
- 三ノ宮バスターミナル → 福良バスターミナル(高速バス)
- 神戸・三ノ宮バスターミナル(サンチカB1F・三ノ宮駅出口から徒歩すぐ)から、淡路交通または本四バスの福良行き高速バスに乗る。所要約90分。日中は1〜2本/時の頻度で運行。福良バスターミナルで下車。乗り場まで徒歩2〜3分。
- 福良バスターミナルから三ノ宮へ帰る
- 来た道と同じ高速バスで三ノ宮へ戻る。夕方まで本数があるが、到着時にターミナルで帰りの時刻を確認しておくと安心。バスの事前予約は不要。
行く前に
- 現金
- 三ノ宮〜福良の高速バス運賃は片道約1,870円(最新運賃は各バス会社公式で確認)。クルーズ料金は大人約2,200円・子ども約1,100円(公式サイトで要確認)。バスは交通系ICカード使用可・クルーズ券は現地購入。
- 定休
- クルーズは年中運航だが、荒天・海況悪化時は欠航あり。ゴールデンウィーク・秋の週末は混雑するため、事前予約がおすすめ。
- 別ルート
- 徳島側の大鳴門橋「渦の道」は、橋上の透明ガラスの床から渦潮を真下に見下ろす体験。鳴門市からバスでアクセス可能で、高所から眺める全く異なる視点が得られる。
- 降りたあと
- 福良バスターミナルから南西へ徒歩2〜3分。道の駅福良の建物内にチケット窓口と乗り場がある。