千葉南部・館山No.106★地図で見る →
沖ノ島
千葉県館山市、200mの砂州で岸とつながった小さな無人島。暖地性の海岸林に覆われ、日本のサンゴ北限に近い澄んだ浅瀬を持つ。

周囲約1kmの緑に覆われた沖ノ島は、細い砂の帯で房総の海岸につながっている。無人島で暖地性の海岸林に覆われ、夏は海水浴やシュノーケリングの人が集まる。裏浜は静かで貝やシーグラスを探すのに向いており、島を一周するとおよそ30分で歩き通せる。
なぜ穴場のままか
多くの人は海水浴の浜に留まり、静かな裏浜や木立の小さな神社まで回りません。島についての英語情報が少なく、東京からの主要な観光導線からも外れるため、裏側は静かなままです。
歴史・背景
島はかつて沖合約500mにあったが、1923年の関東大震災でこの地の地盤が隆起した。その後の砂の堆積と合わさって本土と陸続きになり「陸繋島」という地形になった。島には穀物・食物の神・宇迦之御魂神を祀る神社があり、一帯は南房総国定公園に含まれ保護されている。
見どころ(歩く順)

- 砂州の道
- 本土と島を結ぶ約200mの砂の帯。潮が引いた時に歩いて渡れる
- 古い海岸林
- 樹齢300年を超えるとされる木もある暖地性の森
- 北限のサンゴ
- 日本でサンゴが育つ最北の地域のひとつに数えられる澄んだ浅瀬
- 島の神社
- 宇迦之御魂神を祀る小さな社。白蛇と幸運の言い伝えが残る
おすすめの楽しみ方
砂州が現れる潮の引いた時間に渡るのが基本。島をゆっくり一周して30分ほどで、裏浜が貝やシーグラスを探すのに向いている。真夏なら浜が混む前の早めの時間がのんびりできる。
実際の行き方
- 東京駅 → 館山駅(房総なのはな号・高速バス直行・約2時間)
- 館山駅東口 → 終点(日東バス・館山航空隊ゆき・約15分)
- バス停 → 沖ノ島の浜(徒歩約20分)
- 砂州を歩いて渡り島を一周(約30分)
- 高速バス+路線バス
- 東京駅(八重洲南口)→(房総なのはな号・高速バス直行・約2時間)→館山駅→(日東バス・館山航空隊ゆき・東口から約15分)→終点→(徒歩約20分)→沖ノ島。計 約2.5時間。路線バスは1時間に1本ほど、高速バスは全席指定なので事前予約を。
- 帰り
- 館山駅行きの路線バスは1時間に1本ほどで、夕方には終わります。島へ歩き出す前に、着いたらまず停留所の時刻表で帰りの時間を確認してください。
行く前に
- 現金
- 島に店はありません。地方のバスは現金のみのことが多いので小銭を用意し、水と必要な現金は町で調えてください。
- 定休
- まず潮を確認:水が引いた時に渡り、満ちる前に戻ります。保護区なので生き物は持ち帰らないでください。
- 別ルート
- バスの時間が合わなければ、館山駅からタクシーで約10分、浜の駐車場まで直行できます。
- 降りたあと
- 終点のバス停から浜まで徒歩約20分。浜から砂州を渡り、島を時計回りに一周します。