房州びわ
実写(ライセンス済み)tak1701d / CC0

千葉・南房総市No.1062★★地図で見る →

房州びわ

〜南房総のびわの産地〜

food穴場——実はすごい

びわは冬に花が咲く。だから霜の少ない土地でしか実らない。房総半島の南西岸はその条件がそろう数少ない一帯で、富浦の道の駅はその玄関口にあたる。

  1. 起点東京駅
  2. 約1時間40分高速バス・東京駅から
  3. 降車とみうら枇杷倶楽部(高速バス房総なのはな号)
  4. そこから
  5. 房州びわ

狙い目

ここは隠れた場所ではない。国道沿いの現役の道の駅で、休日の昼には駐車場が埋まる。見落とされているのはむしろ立地のほうだ。車を持たない旅行者が、果実の名を冠した土地の真ん中に立てる機会は多くない。東京駅からの高速バスは建物の前で降ろしてくれる。多くの人は休憩所として通り過ぎるが、実際には一つの果実と一続きの海岸のショーウィンドウに近い。

場所

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見どころ(歩く順)

枇杷倶楽部の菜の花畑Hiroaki Kaneko / CC BY-SA 3.0
  1. 物販フロアびわのゼリーや葉茶が、季節の生果の箱と並ぶ棚
  2. オープンテラスのカフェ国内で最初につくられたというびわソフトクリームの席
  3. 体験の受付びわ狩り・いちご狩り・花摘みを申し込む窓口
  4. 菜の花畑びわの季節よりずっと前、建物の外が黄色くなる一画

実際の行き方

  1. 東京駅八重洲南口から、館山・安房白浜方面の高速バス「房総なのはな号」に乗る。
  2. 「とみうら枇杷倶楽部」で降りる。道の駅に面した国道上の停留所。
  3. 駐車場を抜けて建物へ。物販が手前、カフェのテラスはその奥。
  4. 帰りは国道を渡り、上り側の停留所から乗る。
東京駅から高速バス房総なのはな号
東京駅八重洲南口 →(房総なのはな号・館山/安房白浜方面、アクアライン経由)→「とみうら枇杷倶楽部」。降車地点が道の駅そのものなので乗り継ぎはいらない。運行は日東交通とJRバス関東の共同で、週末に動くなら座席の予約をしておきたい。運賃と発車時刻は事業者の公式ページで、前夜のうちに確かめておく。
同じ路線の上り便
上りは国道の反対側の停留所から東京駅へ戻る。カフェに落ち着く前に最終便の時刻を見ておくこと。富浦駅からの列車のほうが遅くまであるが、所要はかなり延びる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

びわは扱いのむずかしい果樹だ。花が咲くのは冬で、霜が降りればそれで終わる。房総半島南部の西岸は、東日本でその条件を満たす数少ない土地にあたる。千葉県のびわは長崎県に次ぐ全国2位で、その大半が南房総市・館山市・鋸南町という隣り合う三つの市町から出ている。富浦はちょうどその帯の真ん中にある。道の駅が町名ではなく果実の名を通称に選んだこと自体が、この土地が何で知られているかを言っている。

おすすめの楽しみ方

露地のびわは5月下旬から6月下旬。その外の時期に並ぶのは加工品で、生の実ではない。菜の花は暦の反対側、早春の景色になる。どちらにしても、一日ではなく一時間の立ち寄りだ。

歴史・背景

房総半島でびわが育てられるようになったのは宝暦元年、1751年ごろとされる。果樹としてはかなり古い部類に入る。明治42年、1909年には富浦の生産者がその年の初物を皇室に贈りはじめ、戦中の中断をはさんで今日まで続いている。道の駅が開いたのは平成5年、1993年11月。愛称の枇杷倶楽部は、地名ではなく果実から採られた。

行く前に

現金
道の駅に入館料はない。支払い方法は売場ごとに違うので、カードだけでなく現金も持っておくほうが確実。バス運賃は乗り場ではなく、出かける前に事業者の公式で確認しておきたい。
知っておきたいこと
生のびわは季節もの。年の大半は瓶や箱に入った加工品が主役になる。営業時間と体験の受付期間はその年の作柄で動くので、どちらを目当てにするにしても公式で確認してから予定を組みたい。現役の道の駅なので、休日の昼どきがいちばん混む。
別ルート
鉄道ならJR内房線の富浦駅から、国道沿いに南へ徒歩約15分。東京からのバスより遅いが、館山や鴨川と同じ日に海岸をまわるなら、こちらのほうが素直につながる。
降りたあと
バスは道の駅の駐車場わきの国道上で降ろす。停留所から売店の入口までは目の前。帰りは道を渡って上り側の停留所へ。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。