千葉南東部・大多喜No.113★地図で見る →
粟又の滝
養老川が幅約30mの傾いた岩肌を約100mにわたって滑り落ちる、千葉らしい緩やかな滝。

粟又の滝は垂直に落ちる滝ではなく、長くなだらかな流れだ。水は幅約30mの岩肌に広がり、約100mを滑り落ちる。落差は約30mほどで、薄く広く流れるため「動く水の一枚布」のように見える。大多喜町の養老渓谷——樹林に包まれた川沿いの峡谷——の奥、養老川の上流にあり、千葉を代表する滝のひとつ。滝壺付近から下流へ、いくつかの小さな滝を結ぶ約2kmの遊歩道が整備されている。
なぜ穴場のままか
千葉の内陸奥にあり、最後は電車の乗り換えに加えて本数の少ない路線バスが必要なため、東京の日帰り候補には挙がりにくい。英語の観光情報も少ない。
歴史・背景
正式名称は「高滝」だが観光案内では一般に粟又の滝と呼ばれ、養老川にちなみ「養老の滝」とも呼ばれる。所在地は千葉県夷隅郡大多喜町の粟又地区。「粟又の滝自然遊歩道」が滝壺付近から下流の小さな滝まで約2kmにわたって続く。
見どころ(歩く順)

- 約100mの滑り落ち
- 幅約30mの傾いた岩を水が広がって流れ下る、なだらかな長い流れ
- 川沿いの自然遊歩道
- 粟又の滝から下流の小さな滝まで約2kmをつなぐ道
- 紅葉
- 渓谷のモミジは11月下旬から12月上旬に赤く染まる
- 養老渓谷の景観
- 養老川上流の樹林に包まれた峡谷。房総の中でも緑が濃い一帯
おすすめの楽しみ方
紅葉の見頃は11月下旬。夏も渓谷は涼しく緑が濃い。駐車場から滝までは徒歩約10分で、川沿いの遊歩道を先へ進めば小さな滝もあわせて楽しめる。
実際の行き方
- 東京駅 → 五井駅(内房線快速・約60分)
- 五井駅 → 養老渓谷駅(小湊鐵道・約60分)
- 養老渓谷駅 → 粟又の滝バス停(小湊鐵道バス・約14分)
- バス停 → 滝(下り坂の道・徒歩約10分)
- JR+小湊鐵道+路線バス
- 東京駅→(内房線快速・約60分)→五井駅→(小湊鐵道・約60分)→養老渓谷駅→(小湊鐵道バス 粟又・ごりやくの湯方面・約14分)→粟又の滝バス停。計 約2時間半。バスは1日5本ほどしかない——出発前に当日の時刻表を確認。
- 帰りは同じ経路で
- 滝から養老渓谷駅へ戻るバスも1日5本ほどで、最終は午後の早い時間に滝を発つ。着いたらまずバス停の帰りの時刻を確認し、それに合わせて動く。
行く前に
- 現金
- 小湊鐵道の鉄道もその路線バスもICカードは使えない。運賃用に現金と小銭を用意(滝までのバスは約460円)。
- 定休
- 滝へ下る道は階段のある坂。日中に行き、雨のあとは足元に注意。
- 別ルート
- 車なら最後の曲がりくねった道が楽になり、本数の少ないバスに縛られずに済む。
- 降りたあと
- 粟又の滝バス停から、案内に沿って滝へ下る——階段のある坂を徒歩約10分。