鯛の浦
実写(ライセンス済み)Sakaori / CC BY-SA 3.0

千葉南部・鴨川(小湊)No.1295★★地図で見る →

鯛の浦

〜遊覧船で見る野生の真鯛〜

nature穴場——実はすごい

鴨川市小湊の海で、野生の真鯛が浅瀬に群れる国の特別天然記念物。遊覧船で沖へ出ると、餌を求めて船べりに浮き上がる鯛の群れを間近に見られる。

  1. 起点東京駅
  2. 約2〜2.5時間JR特急+徒歩
  3. 降車安房小湊駅(JR外房線)
  4. 徒歩
  5. 鯛の浦

狙い目

よく知られた観光遊覧船で、穴場ではない。特別なのは出会いそのものだ。鯛は野生なので、水温や波の具合によっては姿を見せないこともあると、運航者自身が案内している。

場所

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見どころ(歩く順)

鯛の浦遊覧船乗り場Suikotei / CC BY-SA 4.0
  1. 鯛の浦遊覧船乗り場湾に面した運航者の建物。展示館の見学は乗船料に含まれる
  2. 内浦湾の眺め船上から見渡す、小湊の沖の湾をめぐる周遊コース
  3. 鯛の集まる場所船べりを叩くと、野生の真鯛が海面まで浮き上がってくる停船地点
  4. 誕生寺日蓮の生家跡に始まり、地震と津波のあと今の場所へ移った日蓮宗の大本山
  5. 誕生水日蓮が生まれたときに湧き出たと伝わる清水。誕生寺の境内に石柱が立つ

実際の行き方

  1. 東京駅→安房小湊駅(特急わかしお、2時間弱。安房小湊駅まで行く列車か確かめる)。
  2. 安房小湊駅→鯛の浦遊覧船乗り場(徒歩約20分、またはタクシー)。
  3. 乗り場で乗船券を買って乗船(予約不要)。
  4. 下船後、誕生寺と誕生水まで歩く。
特急わかしおで安房小湊へ
東京駅→(特急わかしお・外房線経由、2時間弱)→安房小湊駅→(徒歩約20分)→遊覧船乗り場。わかしおには勝浦駅などで折り返し、安房小湊駅まで行かない列車もあるため、行き先を確かめて乗りたい。2026年10月1日時点のJR東日本の運行情報では、外房線は平常運転だった。
安房小湊駅から戻る
安房小湊駅まで歩いて戻り、特急わかしおか外房線の普通列車で千葉・東京方面へ。特急の本数は多くないので、着いた時点で帰りの時刻を見ておくと安心だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

鯛の浦は、南房総の太平洋岸、鴨川市小湊の沖の一部の海を指す観光名で、地名としては「妙の浦」と呼ばれる。真鯛はふつう深い海にすむ魚だが、ここでは海面近くに群れが集まる。地元では日蓮ゆかりの魚として大切にされ、獲ることが禁じられてきた。誕生寺に近い乗り場を出た遊覧船は湾をめぐり、鯛の集まる場所で止まる。船べりを叩いて餌がまかれると、鯛が船のまわりに一斉に浮き上がってくる。なぜこれほど浅い場所にとどまるのかは、今も十分には解き明かされていない。

おすすめの楽しみ方

予約は要らず、一人からでも乗れる。営業時間は4〜9月が8時30分〜15時50分、3月と10月が8時30分〜15時20分、11〜2月が8時30分〜14時50分。荒天の日は欠航になり、その日の運航状況は公式サイトに出るので、出発前に確かめたい。船を降りたら誕生寺まで歩き、日蓮ゆかりの地をあわせてめぐるとよい。

歴史・背景

日蓮宗を開いた鎌倉時代の僧・日蓮は小湊で生まれた。誕生のときには三つの不思議が起きたと伝わり、その一つが海面に集まった鯛の大群だった。以来、地元の漁師は鯛を日蓮の化身として敬い、獲らずに守ってきた。この海岸は1703年の元禄地震などの津波で大きく姿を変え、のちに日蓮宗の僧が「妙法蓮華経」の五字にちなんで、妙の浦をはじめとする名を入り江に付けたという。鯛の生息地は1922年に天然記念物、1967年に特別天然記念物に指定された。

行く前に

現金
乗船料(展示館の見学料込み)は、2026年6月1日の改定後で大人(中学生以上)1,500円、小学生900円、幼稚園・保育園児は無料。支払い方法は公式サイトに書かれていないため、現金を用意しておくと確実。
知っておきたいこと
通年で営業するが、荒天時は欠航になる。鯛は野生のため、水温や波の状態によっては現れないこともある。乗り場の敷地に駐車場はなく、車なら近くの有料駐車場を使う。
別ルート
バスターミナル東京八重洲からは、アクアライン高速バス(東京勝浦線)が小湊方面へ走っている。時刻は運行会社の案内で確かめたい。安房小湊駅から乗り場まではタクシーも便利。
降りたあと
安房小湊駅から乗り場まで徒歩約20分。乗り場は誕生寺の仁王門に近い海沿いにある。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。