仁右衛門島
実写(ライセンス済み)Autumn Snake (おぉたむすねィく探検隊) / CC BY-SA 3.0

千葉南部・鴨川(太海)No.1291★★地図で見る →

仁右衛門島

history穴場——実はすごい

鴨川市太海の浜のすぐ沖に浮かぶ、一家族だけが住む千葉県指定名勝の島。手こぎの渡し舟で渡り、頼朝伝説の洞窟や歌碑、古い島主の住まいを結ぶ小道をめぐる。

  1. 起点東京駅
  2. 2時間超(乗換あり)JR特急+内房線
  3. 降車太海駅(JR内房線)
  4. そこから
  5. 仁右衛門島

狙い目

鴨川ではよく知られた県指定名勝で、穴場ではない。この島ならではなのは行き方のほうで、橋がないため、どの訪問も手こぎ舟での短い船旅から始まる。

場所

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見どころ(歩く順)

仁右衛門島の渡し舟ブルーノ・プラス / CC BY 4.0
  1. 手こぎの渡し舟太海の乗り場から島の入口まで、船頭が手で漕いで渡す小舟
  2. 歌碑の小道島の四季を詠んだ句碑や歌碑が立ち並ぶ山道
  3. 蓬島弁財天の祠山道の途中にまつられた、弁財天の小さな祠
  4. 島主・平野家の住まい築300年を超え、一部を見学できる島主の家。庭に大きなソテツが立つ
  5. 神楽岩と頼朝の隠れ穴日蓮ゆかりの東側の岩場と、稲荷がまつられた頼朝伝説の洞窟

実際の行き方

  1. 東京駅→安房鴨川駅(特急わかしお、約110分)。
  2. 安房鴨川駅→太海駅(JR内房線の普通列車で1駅。2026年10月時点は台風25号の影響で本数減)。
  3. 太海駅→太海漁港の渡船乗り場(徒歩約12分)。
  4. 乗り場→仁右衛門島(手こぎの渡し舟。料金は入島料に含まれる)。
特急わかしお+内房線で太海へ
東京駅→(特急わかしお・外房線経由、約110分)→安房鴨川駅→(JR内房線の普通列車で1駅)→太海駅→(徒歩約12分)→渡船乗り場。2026年10月1日時点のJR東日本の運行情報では、台風25号の影響で内房線の木更津〜安房鴨川駅間が通常の5割程度の本数で運転している。安房鴨川駅での乗り継ぎは出発前に確かめておきたい。
安房鴨川駅を経由して戻る
太海駅まで歩いて戻り、内房線で1駅の安房鴨川駅へ。そこから特急わかしおか外房線の列車で千葉・東京方面へ戻る。内房線は本数が減っているので、太海駅に着いた時点で帰りの時刻を見ておくと安心だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

仁右衛門島は、南房総の太平洋岸、鴨川市太海の漁港のすぐ先に浮かぶ島だ。面積は約3万平方メートルで、千葉県の島では最も大きい。島は個人の持ち物で、平野家の一家族だけが暮らしている。名前も初代島主・平野仁右衛門に由来する。橋は架かっておらず、漁港の乗り場から船頭が手で漕ぐ渡し舟で渡る。島に上がれば、歌碑の並ぶ山道と弁財天の祠を経て島主の住まいへ上り、東側の岩場へ下って浜に戻る小道がひと続きになっている。

おすすめの楽しみ方

島をひと巡りする小道は歩いて30分ほど。住まいや東側の岩場で足を止めるなら、もう少しゆとりを見ておきたい。渡し舟は営業時間中なら随時出る。岩の多い海辺は磯遊びの場にもなり、夏には海水浴の人も訪れる。

歴史・背景

言い伝えでは、1180年に石橋山の戦いに敗れた源頼朝が安房へ逃れたとき、仁右衛門がこの島にかくまったという。その功で「平野」の姓と周辺の漁業権を与えられたとも伝わり、島の東側には今も「頼朝の隠れ穴」と呼ばれる洞窟が残る。日蓮が神楽岩で朝日を拝んだという伝承もある。島主の住まいは1703年の元禄地震で失われ、翌1704年に建て直された。

行く前に

現金
入島料は往復の渡船料込みで、公式の案内では大人1,350円、中学生1,050円、5歳〜小学生950円。支払い方法は公式サイトに書かれていないため、現金を用意しておくと確実。
知っておきたいこと
営業は9時〜16時。気象条件で渡し舟が出せない日は休業になる。公式サイトの渡し舟の運航状況は毎朝更新される予定。ペットは島に持ち込めない。
別ルート
安房鴨川駅からは、日東交通の路線バス(鴨川市内線)で「仁右衛門島入口」へ向かう方法や、タクシーもある。鴨川市の発表(2026年9月28日時点)では、台風25号の影響でこの路線は一部を迂回して運行中のため、日東交通の運行情報を確かめたい。同じ路線は小湊側の「誕生寺入口」まで通じている。
降りたあと
太海駅から太海漁港の渡船乗り場まで徒歩約12分。舟が島側に着いているときは、乗り場の旗を振って呼ぶよう公式サイトが案内している。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。