濃溝の滝・亀岩の洞窟
実写(ライセンス済み)Tetsuji Sakakibara / CC BY-SA 2.0

千葉・君津市No.945★★地図で見る →

濃溝の滝・亀岩の洞窟

nature穴場——実はすごい

千葉県君津市の内陸にある、無料で歩ける渓流の広場。沢の水が江戸時代に掘られた岩のトンネルをくぐって落ちる。春と秋の彼岸のころ、低い朝日と水面の反射が洞窟の中で重なってハート形になる。

  1. 起点東京駅
  2. 約2時間高速バス+徒歩
  3. 降車君津ふるさと物産館(高速バス アクシー号)
  4. そこから
  5. 濃溝の滝・亀岩の洞窟

狙い目

ここは知られざる場所ではない。千葉でもっとも写真に撮られた景色のひとつで、日本人の観光客は大型バスでやってくる。それでも歩ける理由は二つある。海外からの客がほとんど来ないこと、そして有名なあの光景が、一年のうち数えるほどの朝の、明け方の光でしか成立しないことだ。その時間を外せば人は散り、あとに残るのは気持ちのいい渓流沿いの道になる。

場所

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見どころ(歩く順)

濃溝の滝Takisaw / CC BY-SA 4.0
  1. 道の駅ふれあいパーク・きみつバス停の前の道の駅。地元の農産物と地酒、ダムの記念館が並ぶ
  2. 谷へ下りる遊歩道県道から沢まで、木道と階段でつながれた道
  3. 幸運の鐘遊歩道のわきに置かれた、開運と長寿を願う鐘
  4. 洞窟の入口と滝トンネルの開口部と、その下の淵、向こう側へ落ちる水

実際の行き方

  1. バスターミナル東京八重洲・B11のりば→君津ふるさと物産館(高速バス アクシー号・予約不要)。
  2. 君津ふるさと物産館→清水渓流広場(県道24号を南へ約2km・徒歩およそ20分)。
  3. 木道を下り、幸運の鐘を過ぎて洞窟の前の見晴らし場所へ。
  4. 帰りは同じ停留所から東京・木更津方面、または鴨川方面へ。
東京駅から高速バス「アクシー号」
バスターミナル東京八重洲・B11のりば→(アクシー号・安房鴨川方面)→君津ふるさと物産館。そこから県道24号を南へ約2km、徒歩およそ20分。東京駅から沢まで、合わせて2時間ほどを見ておきたい。予約は受け付けておらず日中は通して走っているが、帰りの時刻はターミナルを出る前に控えておくこと。
同じ停留所から東京方面へ
県道を歩いて君津ふるさと物産館まで戻り、アクシー号で木更津・東京方面へ。街道沿いの停留所で窓口はないので、時刻は着いたときに確認しておく。夕方以降は便が薄くなる。沢へ下りる前に帰りの時刻を決めておくと安心だ。
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どんな場所か

清水渓流広場は、房総半島の内陸、君津市笹にある小さな渓流の広場だ。県道から木道と階段が谷へ下りていき、その先で沢の水は岩のトンネルに吸い込まれ、反対側へ落ちていく。洞窟の入口にある岩が亀に似ているというのが「亀岩」の名の由来だ。駐車場は三か所あっていずれも無料、料金所もない。案内板には「濃溝の滝」と「亀岩の洞窟」の二つの名前が並ぶが、指しているのは同じ短い流れである。

おすすめの楽しみ方

君津市は、光がハート形に見えるのは3月と9月の彼岸のころで、朝6時30分から7時30分ごろがよいと案内している。太陽が低く、洞窟の奥まで光が届く時間帯だからだ。その時期を外れると形は閉じないが、沢とトンネルと遊歩道は一年中あって、人はずっと少ない。その一時間を狙うなら、始発のバスが日の出前に着くかどうかを確かめてから旅程を組むこと。

歴史・背景

このトンネルは自然のものではない。江戸時代に「川廻し」として掘られたものだ。大きく蛇行する沢を岩ごと貫いて近道させ、水の引いた旧河床を水田に開くための工事である。掘り抜いた先の落差が、そのまま滝になった。洞窟の入口の岩が亀に似ていると言われ、それが「亀岩」の名になった。長く地元の風景だったが、トンネルの写真が「ジブリの世界のようだ」とSNSで広まる。「濃溝の滝」という呼び名もそのとき一緒に運ばれ、市はいま二つの名前を並べて案内している。

行く前に

現金
広場も駐車場も無料で、料金所はない。高速バスは予約不可で運賃は当日払うことになるため、カードが使えない便に当たった場合に備えて現金を持っておきたい。飲食と買い物は沢ではなく、バス停側の道の駅にまとまっている。
知っておきたいこと
君津市は、洞窟の正面付近は落石や崖崩れのおそれがあると注意を呼びかけており、園路の一部が封鎖されたこともある。遊歩道に照明はないので、明け方を狙うなら暗いうちに着くことになる。雨のあとの木道と岩はよく滑る。
別ルート
千葉駅からは高速バス「カピーナ号」が同じ停留所に停まる。鉄道ならJR久留里線の上総亀山駅まで行き、君津市のデマンドタクシー(要予約・0439-27-3188)を使う手もある。
降りたあと
君津ふるさと物産館は、道の駅「ふれあいパーク・きみつ」前の停留所だ。ここから県道24号を南へ約2km、徒歩およそ20分で清水渓流広場の駐車場に着く。沢への下りはそこから始まる。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。