東京圏・千葉県成田市No.169★★★地図で見る →
成田山新勝寺
940年開基と伝わる真言宗智山派の大本山が千葉県成田市の中心にある。駅から門前まで続く成田山参道(表参道)が、長さ約800メートルの旧門前町のたたずまいをそのまま伝えている。

成田山新勝寺は、千葉県成田市の中心部に位置する真言宗の大寺院。東京都心から電車で約1時間、成田空港に程近い。寛朝大僧正が940年(天慶3年)に不動明王の像を成田へ持ちこみ、朝廷に対する争乱を鎮めるために創建したと伝わる。争乱が収まったのちも像は動かせなかったとされ、成田の地にとどまることを神意と解した。以来、寺は江戸時代に成田詣の名所として栄え、江戸(現在の東京)から多くの参拝者を集めた。いまも2つの成田駅と山門をつなぐ表参道には、ウナギ料理の老舗や煎餅屋など江戸期以来の店構えが連なり、参道を歩くこと自体が参詣の序章となっている。境内では真言宗の護摩祈祷が毎日数回行われ、護摩の炎のなかに願いを託す儀式が絶えない。
歴史・背景
成田山の創建は940年。江戸時代に全国有数の参詣地として知られるようになり、江戸の歌舞伎役者・市川団十郎家をはじめ多くの人々が参拝した。現在も初詣の参拝者数は全国上位に入り、三が日には数百万人規模を集める年もある。真言宗智山派の大本山であり、現在の大本堂は1968年に完成。開基以来、不動明王像を本尊として祀り続けている。
見どころ(歩く順)

- 成田山参道(表参道)
- 駅から総門まで約800メートル。ウナギの老舗や土産物屋が軒を連ねる旧門前町の面影が残る
- 総門・仁王門
- 参道から境内へと続く二つの大門。くぐるたびに空気が境内へと近づく
- 大本堂(本堂)
- 不動明王を祀る中心的な建物。毎日数回、護摩祈祷が執り行われる
- 三重塔と平和大塔
- 境内にある2基の塔。平和大塔は多宝塔形式の大型建築
おすすめの楽しみ方
駅から表参道を歩いて山門を目指す——これが成田参詣の王道。道すがら成田名物のウナギを味わうのもいい。大本堂での護摩祈祷の時刻は寺の公式サイトで事前に確認し、時刻に合わせて到着すると生きた真言宗の行を間近で体験できる。境内には複数の建物と庭園があるので、山門到着から1時間半以上は見込んでおくとよい。
実際の行き方
- 東京駅→JR成田駅(JR成田線・総武横須賀線快速、約60〜75分)。
- JR成田駅→成田山表参道(案内に従い徒歩で参道を上る、約15分)。
- 表参道→総門→仁王門→大本堂(門をくぐりながら境内へ、約5分)。
- JR成田線 または 京成線
- 東京駅からJR総武横須賀線・成田線の快速でJR成田駅へ(約60〜75分;千葉で乗換、または空港成田方面特別快速を利用)。または上野駅から京成本線で京成成田駅へ(約70〜80分)。JRと京成の駅は約200メートル離れており、どちらから表参道を歩いても15〜20分ほどで山門。
- 帰りはJR成田 or 京成成田から
- JR成田線で東京駅方面、または京成線で上野方面へ。どちらも夕方以降も頻繁に運行。出発ホームは駅に着いたときに確認しておくと安心。終電は夜のうちに設定されている。
行く前に
- 現金
- 境内への参拝は無料。JR・京成ともICカード(Suica/PASMO)が利用可。表参道の小さな店には現金のみのところもある。
- 定休
- 境内は年中無休。大本堂は6:00から開く(内陣の閉門は17:00)。護摩祈祷の時刻は日によって異なるので、寺の公式サイトで事前確認を。1月1〜3日の初詣期間は境内が極めて混雑する。
- 別ルート
- 成田空港(第2・第3ターミナル)からもJR成田線でJR成田駅まで約10分。乗り継ぎの合間の参拝にも使われる。
- 降りたあと
- JR成田駅または京成成田駅から「成田山参道」の案内に従い、表参道を上っていくと山門まで約800m・徒歩15〜20分。