千葉北部・佐倉No.111★地図で見る →
ひよどり坂
〜佐倉の城下町に残る侍の竹の古径〜
東京の東、千葉・佐倉の旧武家屋敷通り沿いに残る、両側を高い竹に囲まれた全長約160mの緩やかな坂道。東京駅から1時間弱で行ける。

ひよどり坂は、佐倉の旧武家屋敷通りの脇を緩やかに曲がって続く、全長約160mの坂道。両側を高い竹に囲まれ、市の観光サイトは江戸時代(1603〜1868年)からほとんど変わらない景観と紹介している。坂沿いには四ツ目垣・御簾垣・鉄砲垣など数種の竹の垣根が配され、途中の縁台で緑の静けさの中にひと休みできる。市が「サムライの古径」と呼ぶ、城下町を代表する撮影スポットのひとつだ。
なぜ穴場のままか
京都や鎌倉の観光導線から外れた東京東側の千葉にあり、英語の情報も少ないため、多くの日帰り客はここまで足を延ばさない。
歴史・背景
佐倉は佐倉藩の城下町で、藩に仕えた武士たちがこの坂に隣接する武家屋敷の一帯に暮らしていた。近くには江戸時代後期建築の武家屋敷3棟が保存・公開されている。旧河原家・旧但馬家・旧武居家の住宅で、旧河原家住宅は千葉県指定の文化財で市内最古とされる武家住宅、旧但馬家住宅は佐倉市の指定文化財。
見どころ(歩く順)

- 竹の古径
- 両側を高い竹に囲まれた全長約160mの緩やかな坂道
- 伝統的な垣根
- 四ツ目垣・御簾垣・鉄砲垣など数種の竹垣が坂沿いに並ぶ
- 武家屋敷3棟
- 坂から歩いてすぐ、旧河原家・旧但馬家・旧武居家の保存住宅
- 旧河原家住宅
- 千葉県指定の文化財で、市内に残る武家住宅の中で最も古いとされる一棟
おすすめの楽しみ方
光が竹の間から低く差し込む朝の早い時間が、景色も静けさも楽しめる。坂はJR佐倉駅から徒歩約15分、京成佐倉駅からは約20分。近くの武家屋敷3棟と合わせて巡りたい。涼しい季節には要予約の「サムライ・サンポ」で当時の装束体験もできる。
実際の行き方
- 東京駅 → JR佐倉駅(JR総武線快速・直通・約40分)
- JR佐倉駅 → 武家屋敷の並び(徒歩・約15分)
- 屋敷の並び → 竹の坂を下る(徒歩・数分)
- JR総武快速で佐倉へ
- 東京駅→(JR総武線快速・直通・約40分)→JR佐倉駅→(徒歩・約15分)→坂。計 約55分。京成上野からなら京成本線特急で京成佐倉駅(約60分)、そこから徒歩約20分でも行ける。どちらも日中こまめに走るので、終電を急ぐ必要はない。
- 電車は日中随時
- 東京方面へ戻るJR・京成の電車は日中から夜まで頻繁にあり、早い終わりはない。この経路に時間を合わせるバスはなく、全行程が電車+短い徒歩で済む。
行く前に
- 現金
- 坂は屋外で無料。武家屋敷3棟は少額の入館料がかかる。カードが使えない場合に備え、現金を少し持っておくと安心。
- 定休
- 坂は屋外で門も開閉時間もない。武家屋敷は日中の営業で夕方に閉まる。訪問前に佐倉市公式サイトで最新の時間を確認するとよい。
- 別ルート
- JR佐倉駅の方が徒歩が短い(約15分)。京成佐倉駅は少し長め(約20分)。どちらでも可。
- 降りたあと
- JR佐倉駅から武家屋敷の並びを抜けて坂の上まで、舗装された道を徒歩約15分。