千葉・佐原No.007★★地図で見る →

佐原

〜サッパ舟がゆく小江戸の水郷〜

local穴場——実はすごい

千葉県香取市にある、江戸期の商家町がそのまま残る水郷の町。柳の並ぶ小野川ぞいに古い商店や分厚い壁の蔵が連なる。

佐原
実写(ライセンス済み)Katorisi / CC BY 2.5

佐原は江戸時代(1603〜1868年)、利根川水系を通じて米や物資を江戸へ運ぶ河港として栄えた。そこで財をなした商家が建てた瓦屋根の店や厚壁の蔵が、町なかの小野川ぞいに今も並んでいる。多くは今も商いを続け、醤油の醸造元は1800年ごろからこの地で操業し、そば・漬物の老舗も残る。1996年、この町並みは関東で最初の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。柳の下の掘割では今も手漕ぎのサッパ舟が行き来し、落ち着いた江戸の顔を保ち続けている。

なぜ穴場のままか

資料館ではなく「今も営業している店」の情報は英語でほとんど紹介されておらず、多くの外国人観光客は素通りします。東京の主要な観光ルートからも外れ、電車の乗り換えも要るため、静けさが保たれています。

歴史・背景

江戸時代、佐原は付け替えられた利根川ぞいに位置し、東北から江戸へ物資を運ぶ中継地として重要な役割を果たした。また、実測による日本初の全国地図を作った測量家・伊能忠敬が暮らした町でもあり、旧宅と記念館が保存地区に残る。年に二度催される山車まつりは、大きな人形を頂く山車を町なかで曳く長く続く地域の伝統だ。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)Katorisi / CC BY 2.5
小野川の掘割
柳が並ぶ細い掘割の両岸に商家と蔵が連なる
今も営業する老舗
醤油の醸造元をはじめ、江戸期の建物で商いを続ける店々
伊能忠敬旧宅
全国を実測した測量家の旧宅と記念館
サッパ舟めぐり
小野川を平底の舟でめぐる短い舟旅。日中に運航

おすすめの楽しみ方

歩いて訪れ、町の速度に身をあずけるのがおすすめ。掘割ぞいを歩き、今も営業する老舗をのぞき、日中のサッパ舟で柳と蔵を水の上から眺める。訪れる人が増える前の朝が最も落ち着いて歩ける。

実際の行き方

起点
東京駅
所要
約100分 · 電車(乗換)
降車
佐原駅
  1. 東京駅 →(JR総武線快速・約40分)→ 成田方面へ
  2. JR成田線に乗り換え → 佐原駅(成田から約30分)
  3. 佐原駅 → 小野川の掘割の町並みへ徒歩(約10〜15分)
JR総武快速+成田線
東京駅→(JR総武線快速・約40分)→成田方面へ乗り換え→(JR成田線・成田から約30分)→佐原駅。計 約100分。成田線は1時間に1〜2本で、日中は本数が空く時間帯もある——出発前にその日の時刻表を確認。
同じ経路で戻る
帰りは来た道を戻る=JR成田線で成田、総武線快速で東京。夕方以降も列車はあるが成田線は本数が少ない——着いたら駅の掲示で帰りの時刻を確認。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
電車はICカード(Suica・PASMOなどの交通系プリペイド)が使える。掘割の舟は乗り場での支払いなので、カード不可に備えて現金も少し持っておくと安心。
定休
店の多くは10:00〜17:00ごろ営業。サッパ舟は日中(10:00ごろ〜夕方前)に運航、天候による。
別ルート
佐原駅近くで自転車を借りれば奥の蔵の通りへも行ける。貸出場所は駅の観光案内で確認を。
降りたあと
佐原駅から掘割の町並みまでは、平坦な舗装路を徒歩10〜15分ほど。

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