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加藤洲十二橋めぐり

〜与田浦の水路をゆくサッパ舟〜

nature穴場——実はすごい

船頭が長い竿一本で押し進める平底の木造舟(サッパ舟)が、新左衛門川の狭い水路を進み、低い一枚板の橋を次々くぐる。

加藤洲十二橋めぐり
実写(ライセンス済み)アリオト / CC BY-SA 4.0

佐原の古い商家の町並みを抜けると、土地は与田浦へと平らに開ける。利根川と常陸利根川に挟まれた干拓の水郷「十六島」の一角だ。船頭が水底に竿を突いてサッパ舟を進め、かつて家と家をつないでいた一枚板の橋を次々にくぐる。名の由来となった十二の橋のうち十一が今も残り、舟は菖蒲園「水郷佐原あやめパーク」を発着する。

なぜ穴場のままか

多くの人は絵になる町なかの舟に乗る。この水郷の舟は数キロ東のあやめパーク発で、英語の案内も少なく、タクシーか本数の少ないバスが要るため静かなまま。

歴史・背景

江戸時代(1603〜1868年)に干拓されたこの一帯では、加藤洲の水路沿いの家々が道でなく舟で田を行き来していた。新左衛門川に架かる十二の簡単な板橋が「十二橋」の名の由来。そのひとつ「思案橋」は、旅人が近くの潮来の花街へ繰り出すかどうか迷った橋と伝わる。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)アリオト / CC BY-SA 4.0
水郷佐原あやめパーク
舟の発着地となる菖蒲園。約400品種の花菖蒲が初夏に咲く
竿で操るサッパ舟
水底に長い竿を突いて進める平底の木造小舟
十一の小橋
新左衛門川にかかる低い一枚板の橋。十二のうち十一が現存
与田浦の水郷
水郷「十六島」の干拓の水路と田

おすすめの楽しみ方

最盛期は5月下旬から6月。あやめパークで花菖蒲が咲き、舟も賑わう。狭い水路を行く竿さばきを眺め、頭上をかすめる橋を楽しみたい。舟賃は1艘あたり約7,500〜8,000円・現金を用意。花菖蒲まつりの期間は佐原駅からシャトルバスが毎日運行される。

実際の行き方

起点
東京駅
所要
約140分 · 電車+バス少なめ/タクシー
降車
佐原駅(成田線)
  1. 東京駅 → 成田駅(総武快速・約70分)
  2. 成田駅 → 佐原駅(成田線普通・約30分)
  3. 佐原駅 → 水郷佐原あやめパーク(タクシー約15分、または佐原循環バス約35分)
  4. パークで竿差しのサッパ舟に乗り橋をくぐる
総武・成田線で佐原へ、そこからバスかタクシー
東京駅→(総武快速・約70分)→成田駅→(成田線普通・約30分)→佐原駅。佐原駅から発着地の水郷佐原あやめパークまでは、タクシー約15分、または佐原循環バス(北佐原・新島ルート)約35分。計 約2時間20分〜2時間45分。循環バスは1日6本ほど・平日のみのため、出発前に当日の時刻表を確認。
暗くなる前に戻る
循環バスは本数が少なく、舟も日中のみ。帰りは佐原駅までタクシーが確実。着いたらまずパークで当日のバスと舟の時刻を確認。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
舟賃は1艘あたり約7,500〜8,000円で、カード不可の場合もあるため現金を用意。
定休
舟は主に晩春〜初夏の日中のみ。園は花菖蒲の見頃(5月下旬〜6月)が最も美しい。
別ルート
花菖蒲まつり(5月下旬〜6月)の期間は、佐原駅からあやめパークへ毎日運行のシャトルバスがあり、本数の少ない循環バスより楽。
降りたあと
舟は水郷佐原あやめパークを発着。佐原駅からタクシー約15分。徒歩は遠すぎる。

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