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秋芳洞
〜秋吉台の地下の大鍾乳洞〜
カルスト台地・秋吉台の地下に広がる鍾乳洞。谷に開いた大きな口から入り、水がつくった広間を一本の道がつないでいく。途中のエレベーターで台上へ抜ければ、来た道を戻らずに草原へ出られる。
- 起点新山口駅
- 約45分新山口駅からバス
- 降車秋芳洞バス停(谷側の入口)
- 徒歩
- 秋芳洞
場所
山口のほかの記事 13件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 洞口までの参道バス停から入口まで、土産物屋と食事処が並ぶ坂道
- 秋芳洞の洞口谷の壁に開いた大きなアーチ。足元から川が流れ出している
- 百枚皿床を段になって下る石灰華段。この洞を代表する造形
- 黄金柱天井から床まで届く巨大な石柱。洞のシンボルとして扱われる
- エレベーター口洞の途中から台上へ抜ける昇降口。出れば秋吉台の展望台と草原
実際の行き方
- 新山口駅から秋芳洞バス停までバスで。
- 停留所から参道を上って洞口へ。
- 舗装路をたどり、百枚皿と黄金柱を過ぎて奥へ進む。
- エレベーターで台上へ上がり展望台へ出るか、来た道を戻る。
- 新山口駅からバス
- 秋芳洞行きのバスは新山口駅から出る。この一帯の新幹線の窓口はここだ。所要はおよそ40分から45分。田舎の路線なので、降りたその場で帰りの便を確かめておきたい。
- 秋芳洞バス停から戻る
- 新山口方面のバスは、商店街の下にある同じ停留所から出る。ただしエレベーター口から台上へ抜けた場合、そこは別の停留所になる。地下に入る前に、どちらから帰るかを決めておくこと。
どんな場所か
洞は秋吉台の地下にある。公開されているのは約1キロ、いくつもの広間をつなぐ舗装路の区間だ。その先も測量された通路は10キロを超えて続いている。すべては水の仕事である。台地に降った雨が石灰岩に染み込み、山を内側から刳り抜いてきた。時間の長さを想像する必要はない。同じことがいまも起きているからだ。いちばん知られた造形は、浅い皿を段々に並べたような石灰華段で、百枚皿と呼ばれる。縁が立ち上がり、それぞれ水を張っている。洞口からはいまも川が流れ出し、谷を下っていく。
おすすめの楽しみ方
地下を歩いて地上へ出る。この一手だけは先に決めておく価値がある。エレベーターがあるおかげで、往復するはずの洞窟見物が、草原で終わる一本の道になるからだ。出入口は谷の洞口、黒谷口、エレベーター口の三つ。それぞれに来るバスが別で、ここでつまずく人が多い。洞内は一年じゅう同じ温度に保たれている。外で着ているものは、中で必要なものの目安にならない。
歴史・背景
秋吉台の石灰岩は、この土地に何かが歩き出すよりずっと前に積もったものだ。洞の上に広がる台地は、国内でも有数の規模のカルスト地形である。そこに降った雨が長いあいだ岩へ吸い込まれ続けた結果、山の中身は空になった。洞は特別天然記念物に指定されている。国が自然に与える最上位の格だ。周囲の台地は国定公園になっている。どちらも飾りの称号ではない。滴る水の速さで育つ造形は、一度壊れたら戻らない。
行く前に
- 現金
- 入洞には料金がかかり、窓口で払う。料金は一年を通して同じではない。台上の草原と展望台を歩くぶんには費用はいらない。金額は事前の情報ではなく、窓口で確かめるのが確実だ。
- 知っておきたいこと
- 洞内の道は濡れていて、明かりは必要なところにしかない。急なところには段と手すりがある。懐中電灯より、滑らない靴のほうが効く。台上には日陰も雨よけもない。草原は風にも雨にもそのまま晒される。
- 別ルート
- 台地側の黒谷口にも停留所があり、そこから入れば逆向きに歩いて谷へ下りてくることになる。車なら谷側の入口に市営駐車場、黒谷口とエレベーター口には無料の駐車場がある。
- 降りたあと
- 秋芳洞バス停から洞口までは谷を上って約600メートル、徒歩10分ほど。土産物屋と食事処の並ぶ参道が、そのまま入口で終わる。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。