
山口北・萩No.1040★★★地図で見る →
萩焼
日本海に面した城下町の焼き物。土が水を吸い、使い込むほどに色が深まる。絵付けはほとんどしない。東萩駅の近くに立つ萩焼会館には、各窯の作がひと部屋に集まっている。
- 起点新山口駅
- 約1時間20分高速バス・1日6往復
- 降車東萩駅(JR山陰本線)
- そこから
- 萩焼
場所
山口のほかの記事 13件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 1階 萩焼ギャラリー窯元直売の器が並ぶ売り場。茶道具から普段使いの碗まで揃う
- 名産品コーナー夏みかん菓子や海産物など、器の隣に置かれた萩の土産
- ろくろ実演の工房萩城窯と会館の工房でつくられた器を展示・販売する一角
- 2階 陶芸教室手びねりと絵付けができる部屋。電話かファクスでの予約制
実際の行き方
- 新山口駅→東萩駅(スーパーはぎ号・約1時間)。
- 東萩駅→萩焼会館(国道191号を北東へ徒歩約10分)。
- 1階の売り場で窯ごとの器を見比べ、ろくろの一角をのぞく。
- 2階の教室を見てから、駅へ戻るか、まぁーるバスで城下町へ向かう。
- 新山口駅から高速バスで
- 新山口駅→(スーパーはぎ号・約1時間)→東萩駅。そこから会館まで徒歩10分ほど。防長交通とJRバス中国の共同運行で、1日6往復・12便が走る。新山口は山陽新幹線の停車駅だから、新幹線からの乗り換えは一度で済む。
- 東萩駅から戻る
- 帰りも東萩駅前から同じスーパーはぎ号に乗る。萩バスセンターと萩・明倫センターを経て新山口駅へ着く。便数が限られるので、着いた時点で時刻表を撮っておきたい。JR山陰本線もこの駅を通るが、海沿いは本数が少なく、戻りはバスのほうが確実だ。
どんな場所か
萩焼は高い温度で締めきらない。土は多孔質のまま残り、貫入と呼ばれる釉薬の細かなひびから、茶や酒がゆっくり染みていく。年月をかけて色が沈んでいくこの変化を、萩では「七化け」と呼ぶ。絵付けはほとんどしない。土の配合と釉薬、それにヘラの跡だけで表情をつくる。釉薬は主に二種類で、枇杷色の灰釉と、藁灰による白濁した白萩釉だ。窯がいちばん濃く集まっているのは萩の町で、東端に立つ萩焼会館には各窯の作がまとめて並ぶ。
おすすめの楽しみ方
会館の案内では朝8時30分から17時まで、年中無休。陶芸体験は土日祝に開かれ、予約がいる。午前のうちに入れば売り場は静かで、器を持ち上げて高台まで確かめられる。萩焼は目より手で読む器だから、釉薬の違う二つを両手に持って比べてみるといい。
歴史・背景
萩焼のはじまりは、毛利輝元が朝鮮半島から連れ帰った陶工、李勺光と李敬の兄弟にさかのぼる。1604年、毛利氏が本拠を萩へ移すのに合わせて松本の地に御用窯が開かれ、これが萩焼の起点とされる。やわらかな肌は茶人に好まれ、「一楽二萩三唐津」という茶陶の序列に名を残した。経済産業省は2002年1月30日に伝統的工芸品として指定しており、いまも萩市・長門市・山口市に窯元がある。
行く前に
- 現金
- ギャラリーは無料で入れる。バスは確認時点で片道1,600円(通常運賃2,090円からの割引運賃)で、降りるときに現金かICカードで払う。器の代金と陶芸体験は別会計になる。
- 知っておきたいこと
- 会館は年中無休をうたうが、陶芸体験は土日祝のみで、電話かファクスでの予約がいる。平日に行くなら、見て買う場所と考えたい。夜間の営業はない。
- 別ルート
- 車なら中国自動車道の美祢東ジャンクションから小郡萩道路に入り、絵堂インターチェンジから約30分。会館は国道191号沿いにあり、大型の駐車場を備える。
- 降りたあと
- 東萩駅から国道191号を北東へ徒歩10分ほど。会館は駐車場を手前に置いて道沿いに立っている。萩循環まぁーるバスの東回りなら「萩焼会館前」で降りてすぐだ。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。