京焼・清水焼
実写(ライセンス済み)Gryffindor / CC BY-SA 4.0

京都東・山科No.991★★★地図で見る →

京焼・清水焼

craft王道を、いちばんいい形で

京焼は特定の窯や土の名前ではない。京都の町で焼かれた器の総称であり、その多くはいま、東山を越えた山科につくられた一画から出てくる。

  1. 起点山科駅
  2. 約15分京阪バス29・29C
  3. 降車清水焼団地(京阪バス)
  4. 徒歩
  5. 京焼・清水焼

場所

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見どころ(歩く順)

  1. 清水焼の郷会館組合の会館。常設の展示即売と体験の受付を兼ねる産地の入口
  2. 窯元と工房の直売店通りに面した店。作家ものから日常づかいの器まで並ぶ
  3. 陶芸体験の工房手びねりや絵付けを受け付ける組合員の工房。いずれも予約制
  4. 関連業者の通り店ではなく仕事場が並ぶ区画。看板は屋号ではなく業種で出ている

実際の行き方

  1. 京都駅 → 山科駅(JR琵琶湖線または地下鉄東西線)。
  2. 山科駅で京阪バス29系統・29C系統に乗り、「清水焼団地」下車。
  3. 通りを丘の上へ歩き、会館で散策マップを受け取る。
  4. 会館を起点に、店・工房・関連業者の通りを一巡りする。
山科駅から京阪バス
京都駅からはJR琵琶湖線か地下鉄東西線で山科へ。京阪京津線の京阪山科駅も隣り合っている。山科で京阪バスの29系統か29C系統に乗り、「清水焼団地」で降りる。運賃も本数も時間帯で変わるので、出発前に京阪バスの時刻表で確かめておきたい。
帰りは山科駅へ
同じ「清水焼団地」から山科駅へ戻れば、JR・地下鉄・京阪のどの線にも乗り継げる。夕方以降は本数が減るので、帰り際ではなく着いたときに停留所の時刻表で最終便を見ておくとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

京焼はひとつの様式を指す名前ではない。御所や寺、茶の湯の求めに応じて何でもつくる必要があったから、青磁も色絵も磁器も同じ産地から生まれた。いまその仕事が集まっているのは、山科の丘に区画された8.25ヘクタールの町だ。碁盤の目に切った通りに、窯元と作家、卸問屋、陶土や顔料をあつかう業者、焼き上がった器を納める木箱や紙箱の製造までが並ぶ。成形は手びねり、ろくろ、石膏型の型押しと使い分けられ、焼成は登り窯から電気窯やガス窯へ移ってきた。

おすすめの楽しみ方

会館が開いているのは平日の9時から17時まで、土曜・日曜・祝日は休みだから、週末に組み込むつもりなら先に予定を組み替えたい。まず会館で散策マップを受け取り、一軒を目指すのではなく通りを一巡りするのがいい。団地全体が大陶器市になるのは、10月第3週の金曜から日曜、清水焼の郷まつりのときだけである。

歴史・背景

京焼の名を決定づけたのは、17世紀のふたりの陶工である。仁和寺の門前で御室焼を焼いた野々村仁清が色絵の技を高い水準へ引き上げ、その手ほどきを直接受けた尾形乾山が意匠の側へ広げた。磁器が加わるのはのちの奥田頴川からで、作風の幅はさらに増す。工房そのものは清水寺の下、五条坂の斜面に残っていたが、周辺が手狭になり、1960年代に業者が協同組合をつくって東山を越えた山科へ移った。

行く前に

現金
団地の通りを歩くだけなら費用はかからない。支払い方法は業者ごとに違うので、カードが使える前提にせず現金を持っておくほうが確実。体験の料金は各工房と直接やりとりして決める。
知っておきたいこと
ここは買い物のための通りではなく、仕事場の集まる区画だ。営業日は業者ごとに異なり、卸中心の店は取引先に合わせた日程で開く。その日に何が開いているかは一定しないので、出かける前に会館の予定を確かめておきたい。
別ルート
別ルート:四条河原町・三条京阪の側からは、京阪バスの88B系統が同じ「清水焼団地」まで通じている。ほかの系統なら「川田」で降り、そこから団地の下手を少し歩く。
降りたあと
「清水焼団地」のバス停から組合の会館までは徒歩2分ほど。団地の通りを丘の上へ向かって歩く。区画は小さく表示も出ていて、散策マップがその全部をカバーしている。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。