京都南・東山No.178★★★地図で見る →

東福寺

history王道を、いちばんいい形で

1236年開山の臨済宗大本山で京都五山の一つ。通天橋から見下ろす洗玉澗の渓谷に約2,000本のカエデが広がり、11月の京都随一の紅葉名所として知られる。

東福寺
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

東福寺は1236年、摂政・九条道家の発願により開山した。奈良の東大寺・興福寺の文字を取った寺名は、奈良・鎌倉の大寺に比肩する大伽藍を目指した意気込みを示す。かつては49の塔頭を有し、境内は現在も25ヘクタールを超える。中心の洗玉澗(せんぎょくかん)の渓谷は通天橋でつながれ、両岸の急斜面に植えられた約2,000本のモミジが秋に燃え上がる。本坊(方丈)を囲む庭園は1939年に作庭家・重森三玲が再設計したもので、20世紀の日本庭園の傑作とされる。

歴史・背景

着工は1236年、九条道家の支援で道家禅師・円爾が開山。完成までに19年を要し、創建当時の本堂は日本最大級だった。その後の火災で多くを失ったが、現存する伽藍は室町時代(14〜15世紀)のものが中心。本堂は現存する禅宗本堂のなかで最も古い部類に入る。方丈の北庭をはじめとする四面の枯山水庭園は重森三玲が1939年に設計し、国の名勝に指定されている。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)PlusMinus / +- / CC BY-SA 3.0
通天橋
洗玉澗を渡る屋根付きの木造廊橋。秋のモミジを見渡す最高の展望点
洗玉澗の渓谷
通天橋とその先の臥雲橋のあいだに広がる紅葉の急斜面と谷川
方丈庭園(四面)
重森三玲による1939年の作庭。特に北庭の市松模様の苔と石が有名
本堂(仏殿)
日本最古級の禅宗本堂のひとつ。大きな釈迦如来座像を祀る

おすすめの楽しみ方

通天橋・開山堂エリアの拝観料は600円(紅葉盛期の11月15日〜12月7日は1,000円)、方丈庭園は500円(共通券は盛期以外1,000円)。開門は9:00(11月は8:30)・閉門は16:30(受付16:00)。紅葉盛期は10時を過ぎると橋周辺が非常に混み合うため、開門直後の8:30に着くのがベスト。紅葉シーズン以外は方丈庭園が静かで訪れやすく、禅庭の美をじっくり味わえる。

実際の行き方

起点
京都駅
所要
約10分 · JR・京阪 頻発
降車
東福寺駅(JR奈良線・京阪本線)
  1. 京都駅→東福寺駅(JR奈良線・普通・約3分・1駅)。
  2. 駅から北・東方向へ徒歩約10分で山門に到着。
  3. 境内を進んで通天橋へ。橋から渓谷のモミジを眺めた後、方丈庭園を訪ねて戻る。
京都駅からJR奈良線で東福寺駅へ
京都駅(JR奈良線ホーム)から普通列車に乗り、1駅・約3分で東福寺駅。JRの出口から北方向へ進み、その後東の方向へ約10分歩くと山門に着く。(京阪利用の場合:祇園四条・三条から京阪本線で東福寺駅まで、駅から山門まで同じく徒歩約10分。)
帰りも東福寺駅から
東福寺駅まで徒歩約10分で戻り、JR奈良線で京都駅へ(1駅・約3分)か、京阪本線で祇園四条・三条方面へ。紅葉盛期の朝の上り列車は混み合う。帰りの午後のほうが空いていることが多い。
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行く前に

現金
通天橋・開山堂:600円(11月15日〜12月7日の盛期は1,000円)。方丈庭園:500円。共通券:盛期以外1,000円。JR・京阪はICOCA・PiTaPaほかICカード対応。
定休
紅葉盛期(11月中旬〜12月上旬)は10時すぎから橋付近が大変混雑する。11月は8:30開門に合わせて来訪するのが最善。雨上がりは参道が滑りやすい。
別ルート
伏見稲荷(稲荷駅)からJR奈良線で1駅北が東福寺駅。早朝の伏見稲荷散策と東福寺を組み合わせると一日コースになる。
降りたあと
東福寺駅(JRまたは京阪出口)から北へ進み、東へ約10分。大きな三門(山門)が東福寺の入口。

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