京都南・伏見No.121★★★地図で見る →

伏見稲荷大社

history王道を、いちばんいい形で

全国に数万社ある稲荷神社の総本宮。稲荷山を登る参道は、朱い鳥居(神社の入口の門)の回廊が幾重にも続く。入場無料・閉まる時間なし。

伏見稲荷大社
実写(ライセンス済み)Fg2 / Public domain

伏見稲荷大社は京都市南部・稲荷山のふもとに鎮座し、稲作・農業・商売繁盛の神・稲荷大神を祀る総本宮だ。本殿の奥から始まる千本鳥居は、朱塗りの鳥居がおよそ八百基、二列に密集してトンネル状の回廊をなし、その先もさらに多くの鳥居が山道に連なる。山全体では約一万基の鳥居があるとされ、奉納した企業や個人の名が一基ずつに記されている。山頂を巡って戻るコースは約4km、中腹の四ツ辻からは京都の街を広く見渡せる。

歴史・背景

社伝によれば、伏見稲荷大社は京都が都となる以前の711年(和銅4年)に、渡来系の一族・秦氏によって創建されたと伝わり、千年をゆうに超える歴史をもつ。この地を起点に稲荷信仰は全国へと広まり、いまや全国数万社に及ぶ稲荷神社の総本宮となっている。感謝や祈願として鳥居を奉納する習わしが幾世紀にもわたって積み重なり、今日の密集した回廊が形づくられた。

見どころ(歩く順)

千本鳥居Basile Morin / CC BY-SA 4.0
一の鳥居
稲荷駅正面に立つ大鳥居。参道の起点
千本鳥居
本殿の奥に連なる、約八百基の朱い鳥居の二列の回廊
四ツ辻
山の中腹にある分岐点で、京都の街を見晴らせる眺望が広がる
稲荷山の参道
標高233mの霊山を登る、数多くの社をめぐる約4kmの山道

おすすめの楽しみ方

境内は年中無休・24時間開放で入場無料。最も静かに歩けるのは朝だ。6時30分ごろに着いて千本鳥居を静かにくぐり、四ツ辻の眺望まで登れば日中の混雑が来る前に味わえる。山を一周するなら2〜3時間を見ておくとよい。

実際の行き方

起点
京都駅
所要
約10分 · JR 毎時多数
降車
稲荷駅(JR奈良線)
  1. 京都駅→稲荷駅(JR奈良線・普通・約5分・2駅)。
  2. 駅の出口から一の鳥居をくぐり、参道をまっすぐ本殿へ。
  3. 本殿奥の千本鳥居のトンネルに入り、四ツ辻の眺望へ登る(登り約30〜40分)。
京都駅からJR奈良線
京都駅→(JR奈良線・普通・約5分・2駅)→稲荷駅。計 約5分・運賃150円。普通列車に乗ること(一部の快速・急行は稲荷駅を通過するので、ホームの案内表示で種別を確認)。日中は本数が多い(おおむね10〜15分に1本)。駅の出口を出ると、目の前に大きな一の鳥居がある。
帰りも同じJR奈良線で京都へ
稲荷駅からJR奈良線で京都駅へ戻る(約5分)。日中から夜まで本数が多く予約も不要なので、歩き終えたときに帰ればよい。着いたらホームの案内表示で帰りの時刻を確認しておくと安心。
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行く前に

現金
境内・山道への入場は無料。JRはICカード(Suica/ICOCA)のタッチか、券売機で切符を買えばよく、境内での支払いは不要。
定休
上の山道は雨後に滑りやすく、本格的な登りなので歩きやすい靴を。道沿いの小さなお塚(狐の神を祀る場)は今も信仰の場につき、静粛に。
別ルート
大阪や祇園四条方面からは、京阪本線「伏見稲荷駅」で下車。そこから東へ徒歩約5分で社殿に着く。
降りたあと
JR稲荷駅の出口は一の鳥居に直結。参道をまっすぐ進んで本殿へ、その奥から鳥居のトンネルが続く。

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