京都・東山No.204★★★地図で見る →

三十三間堂

history王道を、いちばんいい形で

正式名は蓮華王院。東山に立つ南北約125メートルの細長い本堂は国宝で、日本最長の木造建築。堂内には13世紀に刻まれた千手観音立像1,000体と中央の坐像1体、守護神像28体が安置されている。

三十三間堂
実写(ライセンス済み)Bamse / CC BY-SA 3.0

本堂の長さは125メートル——「三十三間」(柱間33)にわたる空間に、金色の千手観音像1,000体が左右に10列ずつ立ち並ぶ。中央には1254年に仏師・湛慶が刻んだ千手観音坐像(国宝)が座し、その手前には風神・雷神をはじめ28体の守護神像が表情豊かに立っている。これら像のほとんどが国宝または重要文化財に指定されている。堂内は撮影禁止——カメラでは伝わらない迫力がある場所だからこそ、実際に歩いてほしい。

歴史・背景

三十三間堂は1164年、平清盛が後白河上皇の院宣によって建立した。元の堂は1249年に焼失し、1266年に再建されて今日に至る。七百余年の時を経ながら、堂とその仏像の大部分が現存している。毎年1月には堂の西縁で「通し矢(大的全国大会)」が行われ、弓道の選手たちが125メートルの縁を射通す。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)Hyppolyte de Saint-Rambert / CC BY-SA 4.0
本堂の西縁(外)
堂の西側に続く長い縁側。1月の通し矢(大的全国大会)の会場
千手観音立像 1,001体
南から入り北端まで歩き通す。像の列は端から端まで圧倒的
二十八部衆像
観音像の手前に立つ28体の守護神。それぞれ表情・ポーズが異なる
湛慶作・千手観音坐像(1254年)
堂の中央にある大きな坐像。国宝・仏師湛慶の代表作

おすすめの楽しみ方

開門に合わせて入ろう(4/1〜11/15=8:30・11/16〜3/31=9:00)。南端から入り、堂全体をゆっくり北へ歩き通すのがこの堂の正しい楽しみ方——急ぎ足では伝わらない。堂内は撮影禁止。拝観料600円。京都駅からバスで約10分と近く、向かいの京都国立博物館とセットにしやすい立地。

実際の行き方

起点
京都駅
所要
約10分 · 市バス(約10分)
降車
博物館三十三間堂前バス停(市バス100・206・208系統)
  1. 京都駅バスターミナルD2/D3乗り場 → 博物館三十三間堂前(市バス100・206・208系統・約10分・230円)。
  2. バス停から徒歩約1分、南の正門から入堂。
  3. 南端から北端まで125メートルを歩き通し、1,001体の像と28部衆を見ていく。
京都駅 → 博物館三十三間堂前バス停(市バス)
京都駅烏丸口のバスターミナルD2・D3乗り場から市バス100系統・206系統・208系統に乗り、「博物館三十三間堂前」バス停で下車(約10分・230円)。バス停から寺の正門まで徒歩約1分。日中は数分に1本の頻度で運行。
同じバスで京都駅へ戻る
「博物館三十三間堂前」から同じ市バス100・206・208系統で京都駅へ(約10分)。本数が多く予約不要。南へ徒歩約10分で京阪七条駅——祇園・大阪方面への連絡も可能。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
拝観料=大人600円・中高生400円・子ども300円(現金のみ・ICカード不可)。市バスはICカード(Suica・ICOCAなど)使用可、運賃230円。
定休
年中開門。4/1〜11/15=8:30〜17:00・11/16〜3/31=9:00〜16:00(最終受付は閉門30分前)。週末や修学旅行シーズン(春・秋)は混雑することがある。
別ルート
京阪七条駅から徒歩約10分——大阪・祇園・三条方面から来るならこちらが便利。
降りたあと
博物館三十三間堂前バス停(東大路通り沿い)から東へ徒歩約1分。バス停から西側の正門が見える。

無料でアカウントを作る

気になった場所を保存して、
旅程を考えるときに開き直せます。

8文字以上