京都東・東山No.122★★★地図で見る →
清水寺
東山の丘に建つ世界遺産の仏教寺院。木造の大きな舞台が斜面の上に張り出すことで知られ、古い焼き物の坂を歩いて上ってたどり着く。

清水寺(正式名称・音羽山清水寺)は京都市街の東、東山の丘に建つ寺院だ。本堂には「舞台」があり、高さ約13メートルで斜面の上へ大きく張り出している。釘を使わず、伝統的な木組みで組み上げた長い柱に支えられた構造だ。参道のひとつが茶わん坂で、京焼・清水焼の産地として知られる古い坂道が、表参道と並行して山門まで続く。
歴史・背景
寺伝では創建を778年とし、境内の音羽の滝の清らかな水にちなんで「清水」の名がついたと伝わる。北法相宗の独立した寺院で、1994年に「古都京都の文化財」の一部としてユネスコ世界遺産に登録された。
見どころ(歩く順)

- 茶わん坂
- 清水焼などを売る店が並ぶ古い参道の坂。ここを上って山門へ
- 木造の舞台
- 本堂から斜面の上へ約13メートル張り出す木の舞台
- 釘を使わない木組み
- 長い柱や梁を伝統の木組みで組み上げた構造
- 音羽の滝
- 寺名「清水」の由来となった湧き水。本堂の下手に流れる
おすすめの楽しみ方
開門は朝6時と早い。茶わん坂を上りながら焼き物の店構えを眺め、山門をくぐって舞台へ進む——東山の斜面越しに市街を望む眺めが待っている。坂道の雰囲気ごと楽しむのが、この寺の正しい味わい方だ。
実際の行き方
- 京都駅→五条坂バス停(市バス100・206系統・約15分)。
- 五条坂バス停→茶わん坂:坂を上り、三年坂の手前で右へ(徒歩約10分)。
- 茶わん坂→仁王門→まっすぐ進むと清水の舞台。
- 京都駅→市バス100・206系統→五条坂バス停→徒歩
- 京都駅から市バス100系統または206系統で五条坂バス停へ(約15分)。バス停から東へ坂を約10分上る:坂を上って三年坂の手前で右の茶わん坂(陶器店の小径)に入ると、山門に着く。計 約25〜30分。バスは本数が多い(おおむね7〜15分間隔)が、混雑や渋滞で遅れることがある。
- 帰りは同じバス、または近くの駅まで徒歩
- 帰りは同じ五条坂バス停から100・206系統で京都駅へ。市バスは夜まで走るが、着いたら念のため帰りの時刻を停留所で確認を。徒歩なら京阪「清水五条駅」まで坂を約25分下る手もある。
行く前に
- 現金
- 京都市バスはICカード(SuicaやICOCAなど)が使える。入場料(大人500円・子ども200円)は門前で現金またはカード払い。
- 定休
- 週末や祝日は9時ごろから境内が非常に混雑する。春の桜と秋の紅葉のシーズンは特に混む。
- 別ルート
- 京阪「清水五条駅」から徒歩約25分の登り道でも行ける——祇園の朝歩きと組み合わせるときに便利。
- 降りたあと
- 五条坂バス停から東大路通(大通り)を上り、右折して陶器店の並ぶ茶わん坂へ。そのまま山門に続く——舗装された坂を約10分上る。