角島大橋
実写(ライセンス済み)Thomas Au / CC BY 2.0

山口西・角島No.617★★★地図で見る →

角島大橋

nature王道を、いちばんいい形で

山口の海岸から浅い海峡をまたいで小さな島に降りる県道。通行は無料で誰でも渡れる。橋そのものを目立たせないよう低く設計してあり、主役は最後まで海のほうにある。

  1. 起点下関駅
  2. 約1時間40分JR+バス・本数少なめ
  3. 降車滝部駅(JR山陰本線)
  4. そこから
  5. 角島大橋

場所

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見どころ(歩く順)

角島灯台minato kaidou / CC BY-SA 2.0
  1. 海士ヶ瀬公園本土側の展望テラス。橋の全長と島が一枚に収まる
  2. 橋の上低い桁の両側に海が迫り、進むにつれて水の色が入れ替わる
  3. 瀬崎陽の公園島側の展望地。渡ってきた橋を本土に向かって振り返る
  4. 角島灯台島の北西端に立つ石造りの灯台。島の道を走りきった先にある

実際の行き方

  1. 下関駅→滝部駅(JR山陰本線・約70分)。
  2. 滝部駅→ホテル西長門リゾート入口(ブルーライン交通のバス・30分前後)。
  3. 海士ヶ瀬公園の展望テラスまで歩き、渡る前に橋の全体を見る。
  4. 橋を渡って島側の瀬崎陽の公園へ、さらに角島灯台まで足を延ばす。
下関からJR山陰本線、そこからブルーライン交通
下関駅→(JR山陰本線・約70分)→滝部駅。そこからブルーライン交通のバスで30分前後、下関観光コンベンション協会が「角島大橋ビュースポット」として案内している「ホテル西長門リゾート入口」で降りる。列車もバスも本数は多くない。予定に時刻表を合わせるのではなく、時刻表に予定を合わせるほうが早い。
滝部駅から戻る
バスで滝部駅まで戻り、山陰本線で幡生・下関方面へ。島へ向かうバスは一日に数本しかない。写真を撮り終えてからではなく、着いた時点で両方の時刻表を読んでおきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

橋は本土側の豊北町神田から海士ヶ瀬戸をまたいで角島へ、1,780メートル。県道の一部で、渡るのに料金はいらない。設計は徹底して控えめだ。橋脚の数を抑え、ゆるいカーブと低い勾配で構成してあるので、橋は水平線の上に張り出さず、その下に収まっている。海底は砕けた貝殻が積もった白い砂で、浅いところは緑、沖に向かうにつれて濃い青へと変わっていく。その海を眺めるための公園が、両岸に一つずつ用意されている。

おすすめの楽しみ方

ここは色がすべてだ。だから太陽が海底まで届く時間、つまり日中に合わせて来たい。曇り空の下では緑がすっかり抜けてしまう。バスは少ないので、展望テラスへ下りる前に帰りの便を押さえておく。車で入るなら、渡ってからではなく、まず本土側に停めて展望地まで歩くほうがいい。

歴史・背景

2000年まで、角島へは船で渡るしかなかった。冬の時化で欠航が続けば、医療も学校も消防も止まる。橋はその依存を断つために架けられた。幹線としてではなく地域の道路事業として整備され、二つの岸を最短で結ぶのではなく、周囲の景観に配慮した線形と姿かたちが選ばれている。暮らしのために架けた橋が、いまでは県内じゅうから人が車を走らせて見に来るものになった。

行く前に

現金
橋の通行は無料で、両岸の展望公園も誰でも入れる。人の常駐する施設が少ない海沿いなので、カードをあてにせず現金を持っておくほうが確実だ。
知っておきたいこと
強風時には橋が通行止めになる。とくに台風の季節は出発前に状況を確認しておきたい。展望公園には雨よけも日陰もない。厚い雲の下では、海の色は緑ではなく灰色に見える。
別ルート
車なら中国自動車道の美祢インターチェンジからおよそ1時間。下関インターチェンジ、小月インターチェンジからも同じくらいの道のりになる。滝部駅から道の駅「北浦街道 豊北」を経て角島灯台へ向かう観光オープントップバスも走っている。
降りたあと
滝部駅から海沿いを北西へバスで進む。「ホテル西長門リゾート入口」で降りれば、本土側の展望テラスまでは歩いてすぐだ。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。