瑠璃光寺 五重塔
実写(ライセンス済み)Saigen Jiro / CC0

山口中央・香山公園No.611★★★地図で見る →

瑠璃光寺 五重塔

history王道を、いちばんいい形で

山口市の北端、無料の公園の中に立つ室町期の五重塔。檜皮葺の屋根を全面的に葺き替える大改修が2025年末に終わり、囲いの取れた姿が戻った。囲む公園に閉門時刻はない。

  1. 起点新山口駅
  2. 約20分JR山口線+バスか徒歩
  3. 降車山口駅(JR山口線)
  4. そこから
  5. 瑠璃光寺 五重塔

場所

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見どころ(歩く順)

香山公園の園内663highland / CC BY 2.5
  1. 池と塔定番の見え方。五つの屋根が水に映り、背後に山の緑が立つ
  2. 塔の足元相輪の先まで31.2メートル。和様を主体に禅宗様の意匠が混ざる
  3. うぐいす張りの石畳手を打つか強く踏むと、うぐいすのような音が返ってくる一角
  4. 香山墓所石畳の先の石段を上った先にある、萩藩主毛利家の墓所
  5. 枕流亭薩摩と長州が明治維新前夜に会した座敷。のちにこの園内へ移された

実際の行き方

  1. 新山口駅→山口駅(JR山口線・約20分)。
  2. 山口駅→香山公園五重塔前(市コミュニティバス・約15分)。歩けば30分ほど。
  3. まず池側に回り、五つの屋根が水に映る定番の位置から見る。
  4. うぐいす張りの石畳を踏んで石段を上り、毛利家の墓所へ。帰りに枕流亭を回る。
新山口からJR山口線
新山口駅→(JR山口線・約20分)→山口駅。そこから市のコミュニティバスで、公園入口の「香山公園五重塔前」まで約15分。新山口は山陽新幹線の停車駅なので、広島や博多から向かうならこの経路が素直だ。
山口駅から戻る
歩くかバスで山口駅まで下り、山口線で新山口へ出て新幹線に乗り継ぐ。山口線は本数が多くなく、コミュニティバスも夕方以降は間隔が開く。ライトアップまで残るなら、バスを待つより歩いて戻る前提で組んでおきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

瑠璃光寺は山口市の北のはずれにあり、その境内はそのまま香山公園という公園になっている。人が目指すのは塔のほうだ。檜皮を重ねた五つの屋根が池の上に積み上がり、背後にはすぐ山の緑が立ち上がっている。寺は曹洞宗だが、塔は今の寺よりも古く、もとは同じ場所にあった別の寺のために建てられた。公園は24時間開いていて入園も無料、有料なのは資料館だけだ。山口はみずからを「西の京」と呼ぶ。その名乗りを支えているのが、この一基である。

おすすめの楽しみ方

ここでの二時間は、一つの体験ではなく二つになる。明るいうちは檜皮の重なりと木組みが見え、日が落ちれば22時までのライトアップに変わる。公園は開いたままなので、夜の一回りにも料金はかからないし、たいていはそちらのほうが静かだ。一度きりなら、石段に光が残っているうちに池を先に、墓所をあとに回る。

歴史・背景

この塔は、はじめから供養のためのものだった。西日本のこの一帯を治めた大内家の当主・大内義弘は、1399年、幕府に対する反乱で討たれる。弟が兄を弔うために五重塔の造営を始めるが、彼自身も完成を見ずに戦死した。塔が建ち上がったのは1442年ごろ。以来、大内の滅亡も、坂の上に墓所を構えることになる毛利の到来も見送ってきた。直近の仕事は檜皮葺屋根の全面葺き替えで、2025年12月末に終わっている。

行く前に

現金
公園の入園も駐車場も無料で、料金がいるのは資料館だけだ。切符は新山口で買っておき、コミュニティバス用の小銭を持つ。この規模の路線でカードが使える保証はない。
知っておきたいこと
公園そのものに閉門時刻はなく、塔は夜22時まで照らされている。ただし寺の建物と資料館は日中のみ。池のまわりは平坦だが、墓所へ上がる石段はそうではない。
別ルート
車なら中国自動車道の小郡インターチェンジがいちばん近い出口になる。公園には駐車場がいくつもあり、土日祝と年末年始は隣の山口県庁の駐車場も使える。
降りたあと
山口駅から公園は、市街を抜けて北へ。コミュニティバスなら入口の「香山公園五重塔前」まで乗ればよく、歩いても一本道で30分ほどだ。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。