洞爺湖
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

北海道・洞爺湖No.709★★★地図で見る →

洞爺湖

nature王道を、いちばんいい形で

北海道南部の、ほぼ真円のカルデラ湖。活火山と、何度も建て直されてきた温泉街のあいだに水をたたえる。湖岸に建つビジターセンターと火山科学館が、この窪地全体の読み方を教えてくれる。

  1. 起点洞爺駅
  2. 約20分道南バス・1日十数便
  3. 降車洞爺湖温泉バスターミナル(道南バス洞爺線)
  4. 徒歩
  5. 洞爺湖

場所

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見どころ(歩く順)

洞爺湖 中島Kentaro Ohno / CC0
  1. 洞爺湖温泉の湖岸バスターミナルの前から、湖の島々と正面で向き合う遊歩道
  2. 洞爺湖ビジターセンターカルデラを解説する環境省の施設。上階に国立公園の管理官事務所が入る
  3. 火山科学館同じ建物のもう半分。有珠山の噴火だけに充てられた展示室
  4. 金比羅火口災害遺構散策路2000年の熱泥流に壊された団地と浴場を、そのまま通り抜ける道
  5. 中島湖心に浮かぶ森の島。湖畔の桟橋から遊覧船で渡る

実際の行き方

  1. 洞爺駅→洞爺湖温泉(道南バス洞爺線・約20分)。
  2. 洞爺湖温泉バスターミナル→洞爺湖ビジターセンター・火山科学館(湖岸道路を数分)。
  3. そのまま坂を上がって金比羅火口の散策路へ(4月下旬〜11月中旬)。
  4. 湖岸へ戻り、島影と、季節が合えば夕方の花火を見る。
洞爺駅から道南バス洞爺線
洞爺は室蘭本線の駅で、特急「北斗」が停まる。駅前から洞爺湖温泉・昭和新山方面の道南バスに乗る。事業者の時刻表で終点まで約20分、上下それぞれ1日十数便が走っている。
洞爺湖温泉から戻る
帰りも同じ路線で洞爺駅へ。同じターミナルからは室蘭・伊達・札幌行きも出ている。夕方以降は便が薄く、最終も遅くない。帰り際ではなく、着いた時点で発車案内を見ておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

洞爺湖はカルデラに水がたまった湖だ。空になったマグマだまりの天井が落ちてできた窪みなので、輪郭がほとんど円になる。その縁は静かになったことがない。南岸の有珠山は近い時代に何度も噴火していて、そのたびに湖畔の町は建て直されてきた。環境省はここを日本の北限の不凍湖と紹介している。まわりの大地が白くなっても、湖面だけは開いたままだ。真ん中には森に覆われた島々が浮かび、温泉街と正面から向き合っている。

おすすめの楽しみ方

順番は資料館が先、湖岸が後がいい。展示を見てから外に出ると、同じ水面の見え方が変わる。町の裏手の火口散策路も、島へ渡る遊覧船も、動くのは4月下旬から11月中旬まで。その外の季節は、湖はあっても歩く道はない。シーズンの夕方には湖上に花火が上がり、その時間だけは湖岸にいるのが正しい。

歴史・背景

この窪地ができたのは約11万年前。北海道じゅうに灰を降らせるほどの噴火で地下が空になり、その天井が落ちた。あとに残った穴を水が満たした。仕組みそのものは止まっていない。南の縁の有珠山は2000年にも噴火し、続いて流れた熱泥流が温泉街の端をえぐった。町はその瓦礫を片づけず、壊れたまま残して、そこへ遊歩道を通した。一帯はいまユネスコ世界ジオパークになっている。

行く前に

現金
洞爺線の運賃は、予約制の高速バスでなければ降車時に現金で払う。小銭と小額紙幣は持っておく。火山科学館の受付はビジターセンターの建物のなかにあり、料金もそこに掲示されている。バスターミナルには出ていない。町の裏手の火口散策路は、何も要らない。
知っておきたいこと
金比羅火口の散策路が開くのは4月下旬から11月中旬まで。島へ渡る遊覧船もおおむね同じ季節で動く。ビジターセンターには週の休館日と年末年始の休みがあるので、月曜に行くつもりなら先に確かめておくといい。冬の湖面は開いたままだが、歩ける道はほとんど閉じる。
別ルート
車なら道央自動車道の虻田洞爺湖ICから湖岸へ下りる。道南バスは札幌から定山渓・ルスツ経由の便を、室蘭・伊達からの便も洞爺湖温泉まで走らせているので、鉄道に戻らずにたどり着くこともできる。
降りたあと
ターミナルは湖岸沿い、サミット記念館と同じ区画にある。水辺に背を向けて湖岸道路を南西へ数分歩くと、砂防施設に町がぶつかるあたりに、ビジターセンターと火山科学館が同じ建物で並んでいる。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。