へぎそば
実写(ライセンス済み)Kropsoq / CC BY-SA 3.0

新潟南部・十日町No.1019★★★地図で見る →

へぎそば

〜布海苔でつなぐ十日町のそば〜

food王道を、いちばんいい形で

卵でも山芋でもなく、海藻の布海苔でつないだそば。一口ずつ丸めて、剥ぎ板の器に並べる。十日町の道の駅では、その乾麺が売り場に並び、食堂では同じそばが茹でて出てくる。

  1. 起点東京駅
  2. 約2時間上越新幹線+ほくほく線
  3. 降車十日町駅(ほくほく線・JR飯山線)
  4. 徒歩
  5. へぎそば

場所

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見どころ(歩く順)

道の駅クロステン十日町tail_furry / CC BY-SA 3.0
  1. 越後妻有おみやげ館乾麺のへぎそばと魚沼産コシヒカリ、近隣の蔵の酒や加工品が並ぶ売り場
  2. つまり食堂へぎそばと、地元ブランド豚の妻有ポークを出す一階の食堂
  3. 和装工芸館きものと絹の小物が並ぶ一角。このそばのつなぎを生んだ商い
  4. 幸せを呼ぶ傘つるし雛一本の傘に12,088個。ギネス世界記録に認定された手作りの吊るし雛

実際の行き方

  1. 東京駅→越後湯沢駅(上越新幹線・最短66分)。
  2. 越後湯沢駅でほくほく線に乗り換え、十日町駅へ(ICカード不可・切符を買う)。
  3. 十日町駅から国道117号の方向へ徒歩約10分でクロステンへ。
  4. おみやげ館→食堂→和装工芸館の順に見て回る。
上越新幹線とほくほく線を乗り継ぐ
東京駅から上越新幹線で越後湯沢駅へ、最短66分。ここでほくほく線に乗り換える(乗り継ぎの標準時分は6分)。十日町駅まで直通する列車に乗り、駅からは国道117号の方向へ徒歩約10分。ほくほく線には越後湯沢まで直通しない列車もあるので、行き先を確かめてから乗ること。
十日町駅から戻る
ほくほく線で越後湯沢駅へ戻り、新幹線に乗り換える。単線のローカル線で夕方以降は本数が減るため、腰を落ち着ける前に帰りの列車を決めておきたい。東京への最終は新幹線ではなくローカル線の側で決まるので、駅で確認するのが確実だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

へぎそばは、どこか一軒の看板料理ではなく、この土地全体の食べ物だ。だから玄関口も、行列のできる店より、誰でも入れる売り場のほうが正しい。国道117号沿いに建つクロステンは、十日町の産業をまとめて見せる建物である。越後妻有おみやげ館には乾麺のへぎそばが並び、その隣に魚沼のコシヒカリと近隣の蔵の酒がある。食堂では同じそばが、名前の由来になった剥ぎ板の器で出てくる。そして同じ建物の和装工芸館には、そのそばに布海苔というつなぎを与えた絹織物の商いが、いまも続いている。

おすすめの楽しみ方

おみやげ館は朝9時に開き、食堂は昼を中心とした短い時間で回る。早朝でも夜でもなく、列車と列車の間に寄る場所だ。薬味はわさびではなく、からし。この谷ではわさびが採れず、昔からからしを添えてきた。そばは秋の新そばがいちばん色と味と香りが立つと、国の郷土料理の記録にも書かれている。

歴史・背景

布海苔は海藻だが、魚沼ではまず織物の道具だった。機にかけた緯糸を張るために使われていたもので、それを台所へ持ち込み、そば粉のつなぎに転用したところからへぎそばは始まる。つるりとした喉ごしと弾力は、その置き換えが生んだものだ。器の「へぎ」は剥ぎ板を組んだ四角い箱で、語源はそのまま「剥ぐ」。クロステンは1983年、この地域の地場産業を支える拠点として動き出し、1997年に道の駅の指定を受けた。

行く前に

現金
ほくほく線ではSuica・PASMO・ICOCAなどの交通系ICカードが使えない。切符を買うか、越後湯沢のJR窓口で連絡きっぷを用意しておく。道の駅の入館と駐車は無料。売り場も食堂も普通の会計なので、現金とカードの両方を持っていくと確実だ。
知っておきたいこと
有数の豪雪地帯で、冬は館内各店の営業時間が短くなる。水曜を定休にしている店もあるため、そこ目当てなら事前に確認したい。屋外のトイレは24時間使え、駐車場は店が閉まっていても入れる。
別ルート
車なら関越自動車道の越後川口インターチェンジから国道117号を南へ、または六日町インターチェンジから国道253号へ。普通車は362台分あり、大地の芸術祭の作品を巡る拠点にしやすい。
降りたあと
十日町駅はほくほく線とJR飯山線が乗り入れる。駅から国道117号の方向へ、平坦な舗装路を徒歩約10分。入口に道の駅の標識が立っている。

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