新潟の地酒
実写(ライセンス済み)SLIMHANNYA / CC BY-SA 4.0

新潟南部・越後湯沢No.1024★★★地図で見る →

新潟の地酒

〜越後湯沢駅の利き酒処〜

food王道を、いちばんいい形で

新潟は日本でいちばん酒蔵の多い県だが、その多くは旅行者を迎える蔵ではない。越後湯沢駅のなかの唎酒番所は、その全部をコイン式の注ぎ口が並ぶ一枚の壁に集めている。

  1. 起点東京駅
  2. 最短66分上越新幹線・直通
  3. 降車越後湯沢駅(上越新幹線)
  4. 徒歩
  5. 新潟の地酒

場所

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見どころ(歩く順)

CoCoLo湯沢Rebirth10 / CC BY-SA 4.0
  1. CoCoLo湯沢 がんぎどおり改札の外のコンコースに土産物店や惣菜店が並ぶ一角
  2. ぽんしゅ館の売り場県内各地の蔵の酒と、地元の米・味噌・醤油が同じ棚に並ぶ
  3. 唎酒番所蔵ごとのコイン式の注ぎ口が壁一面。頭上には蔵名を書いた木札が連なる
  4. 爆弾おにぎり家南魚沼産コシヒカリを一合分使って握る、大ぶりのおにぎり
  5. 酒風呂天然温泉に浴用の酒を加えた風呂。売り場と同じフロアにある

実際の行き方

  1. 東京駅→越後湯沢駅(上越新幹線・最短66分)。
  2. 西口側のコンコースからCoCoLo湯沢へ。
  3. 唎酒番所の受付でおちょことコインを受け取り、壁の注ぎ口を選ぶ。
  4. 帰りの列車の前に、爆弾おにぎりか酒風呂へ。
上越新幹線で東京から直通
東京駅から上越新幹線の「とき」「たにがわ」で越後湯沢駅へ、最短66分。日中は上下とも本数が多く、時刻を細かく調べる必要はない。目的地は駅舎のなかなので、コンコースから外へ出る必要もない。
越後湯沢駅から戻る
東京方面の列車は日中を通して走り、最終は夜に出る。最後の一杯の前に発車標を確かめておきたい。北へ抜けるなら同じ路線で新潟方面へ。スキーの季節は駅も窓口も混むので、時間には余裕を持ちたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

新潟の酒は、有名な一軒の話ではなく県全体の商いだ。そして蔵はどこも働く現場で、旅行者を迎える入口を持たない蔵のほうが多い。ぽんしゅ館は越後湯沢駅の改札の外、コンコースに面して構え、その散らばりをひと部屋に集めることで解いている。売り場には県内各地の瓶が並び、地元の米や味噌・醤油が同じ棚にある。その奥が唎酒番所で、蔵ごとのコイン式の注ぎ口が壁一面に並び、頭上には蔵の名を書いた木札が連なる。ひとつの県の幅を、移動せずに横並びで比べられる場所は多くない。

おすすめの楽しみ方

開くのは9時半で、なかの各カウンターは店の閉店より先に受付を締める。乗り継ぎの数分ではなく、余裕を持った時間を取っておきたい。営業時間は時期とスキーの人出で動く。そして、飲むなら列車で来ること。この部屋はもともと、鉄道で着いた人のためにできている。

歴史・背景

新潟の酒を支えてきたのは越後杜氏だ。雪に閉ざされる冬のあいだ村を出て、各地の蔵で酒を造り、春に帰ってくる人たちのことである。出稼ぎという働き方が細るにつれ、その技を継ぐ道も細った。そこで1984年、新潟県酒造組合は自前の学校をつくる。修業年限3年、次の杜氏を育てるための場だ。県内の蔵の数は、いまも全国でいちばん多い。この駅の一室は、その厚みの上に立っている。

行く前に

現金
唎酒番所は後払いの伝票ではなくコイン式で、受付でおちょことコインを受け取り、一杯ごとに機械へ入れる。運営側の案内では、確認時点で5枚1,000円。売り場はクレジットカードや交通系ICカードが使えるが、コンコースの小さな店のために現金も少し持っておきたい。
知っておきたいこと
営業時間は時期によって動き、唎酒の最終受付は閉店より前に締まる。冬は雪が深く、駅はスキー客で混み合う。そして、このあと車を運転する予定は立てないこと。鉄道で着いた人のための部屋だ。
別ルート
北からなら、新潟駅から同じ上越新幹線に乗り換えなしで来られる。越後湯沢を通らない旅程なら、新潟駅と長岡駅の駅ビルにも同じ運営の店がある。
降りたあと
越後湯沢駅が降車地であり、目的地でもある。新幹線ホームから西口側のコンコースへ下りると、改札の外の通りに面して店が構えている。街へ出る必要はない。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。