栃木・足利No.210★★★地図で見る →
あしかがフラワーパーク
栃木県足利市にある花のテーマパーク。推定樹齢150年以上の大藤が有名で、4月中旬〜5月中旬の見頃には紫・白・ピンクの房が空を埋め尽くす。2014年にはCNNが世界の夢の旅先に選出した。

このパークで際立つのは、樹齢を重ねた大藤だ。広大な棚に広がる枝が花の天井をつくり出し、その下に立つと庭というより、花で覆われた部屋の中にいるような感覚になる。4月中旬から5月中旬にかけて紫・淡いピンク・白など350本以上の藤が時期をずらしながら次々と開花する。秋冬は同じ棚を使った大規模なイルミネーション「光の花の庭」を開催し、夜の庭として別の表情を見せる。公園の名を冠した駅が入口の目の前に立つのも、この規模の観光地としては珍しい。
なぜ穴場のままか
国内では広く知られているが英語圏のモデルコースには入りにくいスポット。150年の大藤が作る花の天井はハナミの規模を超える体験だ。
歴史・背景
現在の場所での開園は1968年。最古の大藤はすでに約100年の樹齢に達していたとされる。1990年代に園内で移植が行われ、衰えていた樹木が奇跡的に復活したことから「奇跡の大藤」と呼ばれるようになった。現在の樹齢は150年以上と推定され、栃木県の天然記念物に指定されている。2014年のCNN「世界の夢の旅先」特集が国際的な認知を広げ、現在では多くの外国人旅行者が訪れる名所になっている。
見どころ(歩く順)

- 大藤(おおふじ)
- 栃木県天然記念物。棚一面に広がる推定樹齢150年以上の主役。花の天井と呼ぶのがふさわしい
- 白藤のトンネル
- 80メートル続く白藤のアーチ。大藤とは品種も質感も異なり、明るく軽やかな印象
- 黄藤・ピンク藤
- あまり見かけない色変わりの品種を集めたエリア。広い園内を一周してはじめて見えてくる
- イルミネーション(10〜2月)
- 夜の藤棚を彩る大規模なライトアップ。春とはまた別の目的になりうる
おすすめの楽しみ方
藤まつりの開催は例年4月中旬〜5月中旬で、見頃は年によって1〜2週間前後するため、公式サイト(ashikaga.co.jp)の開花状況をチェックしてから行くのがおすすめ。混雑のピークは見頃の週末午後——平日の早い時間帯はまるで違う静けさになる。入場料は開花の進み具合に応じて変わり、ピーク時が最も高く、前後は割安。棚の下にただ歩いて通るのではなく、立ち止まって見上げる時間を取りたい。
実際の行き方
- 東京駅 → 小山駅(JR宇都宮線・湘南新宿ライン、約55分)。
- 小山駅 → 足利フラワーパーク駅(JR両毛線・高崎方面、約35分)。
- 駅の出口 → パーク入口(徒歩3分以内・正面すぐ)。
- 東京駅 → 足利フラワーパーク駅
- 東京駅からJR宇都宮線(湘南新宿ライン含む)で小山駅へ(約55分)。小山駅でJR両毛線(高崎方面)に乗り換え、足利フラワーパーク駅へ(約35分)。計 約90分。両毛線は概ね30分に1本程度の運行なので、乗換時刻を事前に確認しておくと安心。駅を出るとパークの入口が正面すぐにある。
- 帰りは同じJR両毛線→宇都宮線で東京へ
- 足利フラワーパーク駅からJR両毛線で小山駅へ戻り、JR宇都宮線または湘南新宿ラインで東京方面へ。両毛線は約30分に1本のため、入園前にホームの時刻表を確認しておくのが無難。夕方の接続には余裕を見て。
行く前に
- 現金
- 入場料は開花状況に応じて変動し、ピーク時は大人1,800円前後、イルミネーション期1,100〜1,300円、通常期300〜700円程度。ゲートでの支払いに備えて現金も持参するとよい。JRはSuicaなどのICカードで乗車できる。
- 定休
- 見頃の週末午後は混雑する。平日の午前中が最も落ち着いた雰囲気で観られる。開花時期は年によってずれるため、出かける前に公式サイトの開花情報を必ず確認すること。
- 別ルート
- 新宿駅からは湘南新宿ラインで小山駅へ向かい、同様にJR両毛線に乗り換える。所要時間は東京駅発とほぼ同じ。
- 降りたあと
- 足利フラワーパーク駅は出口が一つで、駅前広場の正面がすぐにパークの入口。徒歩3分以内。