
栃木・佐野No.1049★★★地図で見る →
佐野ラーメン
〜青竹打ちの麺の町〜
栃木県南の町。青竹に体重をかけて打った麺を、澄んだ醤油のスープで食べる。店は通りのあちこちに離れて建っているので、厄よけ大師の門と向かい合う観光物産会館がまず寄るべき場所になる。
- 起点浅草駅
- 約1時間20分東武線・館林乗換
- 降車佐野駅(JR両毛線・東武佐野線)
- 徒歩
- 佐野ラーメン
場所
栃木のほかの記事 16件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 城山公園(佐野城跡)駅の北口の裏手にある城跡。桜・つつじ・もみじ・松におおわれている
- 佐野市観光物産会館らーめんマップと市内の土産、観光案内をまとめた町の拠点
- 佐野厄よけ大師会館が正面に向き合う寺。徳川家との縁が深い
- 会館から歩ける店会館が「徒歩で行ける」として挙げている佐野らーめんの店
実際の行き方
- 浅草駅→館林(東武伊勢崎線)→佐野駅(東武佐野線)。
- 佐野駅北口→城山公園(佐野城跡)。先に町の緑側を見るなら。
- 佐野駅南口→佐野市観光物産会館(南へ、そこから西へ)。らーめんマップを受け取る。
- 一杯食べたら、まっすぐ駅へ戻らず店と店のあいだの通りを歩く。
- 浅草から東武線、館林で乗り換え
- 浅草駅→(東武伊勢崎線)→館林、ここで東武佐野線に乗り換えて佐野駅へ。市の公式は全体で約1時間20分としている。特急「リバティりょうもう」には浅草と葛生を直通する便があり、朝は葛生発の浅草行き、夜は浅草発の葛生行きが設定されている。これに当たれば乗り換えずに佐野まで行ける。
- 佐野駅から戻る
- 佐野線で館林へ戻り、伊勢崎線で浅草方面へ。佐野線は本数の多い路線ではないので、食べ終わってから駅に着けば列車が待っている、とは考えないほうがいい。着いたときに帰りの発車時刻を見ておく。
どんな場所か
佐野らしさが出るのは、スープより先に生地の打ち方のほうだ。作業台に青竹を差し込み、その端に片脚をかけて跳ねる。ローラーではなく人の体重で生地を延ばしていく。県も市も同じ結果を挙げている——麺の内部に気泡が入るので熱の通りがよく、短い時間で茹で上がり、コシがありながら舌ざわりは滑らかになる。麺は不揃いにちぢれたままだ。その下にあるのが、こってりではなく澄んだ醤油のスープ。土台は水で、佐野の湧き水は名水百選に名を連ねている。
おすすめの楽しみ方
会館は朝から夕方まで、休みなく開いている。どの列車で着いてもまず寄れる場所だ。観光協会のマップは店の位置だけでなく混み具合も出るので、歩き出す前に見ておくといい。最寄りの一軒で済ませるより、二軒三軒のあいだを歩くほうがこの町には合っている。
歴史・背景
この打ち方が佐野に入ったのは大正のころ。中国の料理人が青竹打ちを伝えたのがルーツだと、市も県も説明している。長いあいだ、それは名前を持たない台所の仕事だった。転機は1988年、市内の店が集まって佐野らーめん会を発足させたことだ。それぞれ別の一杯を出していた店が、ひとつの名前を共有した。町の中心にある寺はさらに古く、人が訪ねてくる町であること自体は、ラーメンよりずっと前からあった。
行く前に
- 現金
- 会館はクレジットカードとPayPayが使えるが、町のらーめん店は別で、現金を持っておくのが無難だ。城山公園と会館の入場は無料。
- 知っておきたいこと
- 会館は年中無休。ただし1月1日から3日は駐車場が使えない。佐野は平坦で歩きやすい町だが、駅からの道に日陰は少ない。
- 別ルート
- JRなら両毛線。小山と高崎を結んで栃木・群馬を横断する路線で、佐野にも停まる。東北新幹線を使うなら小山で乗り換えるのが分かりやすい。
- 降りたあと
- 佐野駅南口を出て駅前通りを南へ進み、交差点を右に折れて西へ。佐野厄よけ大師の入口の正面に会館が建っている。城山公園は反対の北口側だ。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。