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鉄炮鍛冶屋敷(井上関右衛門家住宅)

history穴場——実はすごい

江戸時代の火縄銃の作業場と住居が一体のまま残る堺の旧町家。2024年3月に博物館として公開された、全国唯一の鉄炮鍛冶屋敷。

鉄炮鍛冶屋敷(井上関右衛門家住宅)
実写(ライセンス済み)Kyoww / CC BY-SA 3.0

井上関右衛門家は、江戸時代(1603〜1868年)に鉄炮づくりで栄えた堺で火縄銃を製造した鍛冶師の家。堺区北旅籠町にあるこの家は、土間の鍛冶場と一家の住まいが一体で、1689年の古地図「堺大絵図」にも記されている。2020年から進めた保存修理を経て、2024年3月に「町家歴史館 井上関右衛門家住宅」として一般公開。堺市は全国で唯一残る江戸期の鉄炮鍛冶の作業場兼住居としている。

なぜ穴場のままか

多くの人がたどる百舌鳥の古墳めぐりの動線から外れ、案内は日本語中心、公開も2024年と最近なので、英語の旅行情報がまだ少ない。

歴史・背景

主屋は2004年に堺市の有形文化財に指定され、2018年には附属建物も追加指定された。屋内から発見された古文書は2万点以上、江戸期から昭和初期(1930年代)まで約270年に及ぶ。2015〜2019年には関西大学との共同研究が行われ、井上家の資料をもとに日本の鉄炮生産の歴史が改めて検討された。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)Kyoww / CC BY-SA 3.0
復元された鍛冶場
屋内に再現された、鉄炮を鍛えた土間の作業場
みせの間
鍛冶師の家が商いをした表の部屋。江戸期の姿に整えられている
井上家の古文書
蔵と主屋二階から見つかった約2万点の資料に基づく展示
体験型展示
鉄炮鍛冶の仕事の一端を体感できる参加型の展示

おすすめの楽しみ方

開館10:00〜17:00(最終入館16:30)、火曜休館、入館料500円。銃の数より古文書と作業空間の再現が見どころなので、じっくり読む時間を確保したい。南海本線・七道駅から徒歩約5分。

実際の行き方

起点
難波(大阪)
所要
約25分 · 電車 4本/時
降車
七道駅(南海)
  1. 難波(南海)から南海本線の普通電車で七道駅へ(約14分)。
  2. 七道駅を出て、博物館まで徒歩約5分(約300m)。
  3. 帰りは七道から普通電車で難波へ戻る(約14分)。
南海本線で七道へ、そこから徒歩
難波(南海)から南海本線の普通電車で七道駅まで約14分。七道には普通しか停まらないので急行には乗らないこと。七道駅から博物館までは徒歩約5分(約300m)。計 約20〜25分。普通電車は日中およそ15分間隔で走る。
同じ経路で帰る
博物館は17時閉館(最終入館16:30)。七道から難波へは普通電車で約14分。普通電車は夜まで頻繁に走るので、日中の訪問なら終電の心配はない。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
入館料は当日500円の均一。電車運賃はICカードでも現金でも払える。
定休
開館10:00〜17:00(最終入館16:30)。火曜(祝日の場合は翌日)と年末年始は休館。
別ルート
阪堺電車(路面電車)も近くを走る。高須神社停留場から博物館まで徒歩約4分(約300m)。
降りたあと
七道駅から徒歩約5分(約300m)、環濠のまちの古い町割りの中へ歩くと家に着く。

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