大阪南部・住吉No.129★★地図で見る →

住吉大社 反橋(太鼓橋)

history王道を、いちばんいい形で

大阪南部・住吉大社の入口に架かる、朱塗りの急な反り橋。橋と池の映り込みがあわせて太鼓のような円を描く。

住吉大社 反橋(太鼓橋)
実写(ライセンス済み)そらみみ / CC BY-SA 4.0

反橋(そりはし)は太鼓橋とも呼ばれ、住吉大社を象徴する見どころだ。長さ約20メートル・幅約5.5メートル・高さ約3.6メートルの木造の反り橋で、最大傾斜は約48度に達し、渡るというより階段を上るような急勾配が特徴。朱塗りの欄干が大きく反っているため、晴れた穏やかな日には、橋と池の水面の鏡像がほぼ真円を描く。その円が太鼓に似ていることが名前の由来だ。橋の先には、住吉造と呼ばれる古い神社建築様式の本殿が四棟建ち、いずれも国宝に指定されている。

歴史・背景

橋脚の石造部分は慶長年間(17世紀初頭ごろ)に遡ると伝えられ、武将・豊臣秀吉の側室・淀殿が息子・秀頼の成長を願って奉納したと社伝に記される(秀頼自身の造営とする説もある)。橋の先の四本殿は住吉造の様式で建てられており、直線的な屋根・朱の柱・白い壁を特徴とするこの建築様式は、日本最古級の神社建築として知られる。

見どころ(歩く順)

反橋と池の映り込みそらみみ / CC BY-SA 4.0
一の鳥居
神社の入口を示す正門。くぐって少し進むと池と反橋が現れる
急な反り
最大約48度の勾配で、短い橋ながら渡る体験が意外なほど印象的
太鼓形の映り込み
穏やかな晴天の日、朱の橋と池の鏡像が太鼓のような円を描く
住吉造の四本殿
日本最古級とされる神社建築様式の国宝社殿、四棟

おすすめの楽しみ方

開門は4〜9月が6:00、10〜3月が6:30。早い時間は水面が静かで、太鼓形の映り込みが最もきれいに見られる。下りの段は見た目以上に急なので、反りはゆっくり渡るのがおすすめ。

実際の行き方

起点
難波(南海)
所要
約15分 · 南海 毎時多数
降車
住吉大社駅(南海本線)
  1. 南海なんば駅→住吉大社駅(南海本線・普通・約10分・4駅)。
  2. 駅の東出口から一の鳥居まで徒歩2〜3分。
  3. 鳥居をくぐると正面に反橋が架かり、その先に四本殿。
難波から南海本線
南海なんば駅→(南海本線・普通・約10分・4駅)→住吉大社駅。計 約10分・運賃240円。必ず普通列車に乗ること——速い急行・区間急行などは住吉大社駅を通過するので、ホームの案内表示で種別を確認。普通は日中も本数が多い(毎時数本)。駅の出口を出たら、社の一の鳥居(神社の入口を示す門)まで東へ徒歩2〜3分。
帰りも同じ南海本線で難波へ
住吉大社駅から南海本線で難波方面へ戻る(約10分)。普通列車は日中から夜まで本数が多く予約も不要なので、歩き終えたときに帰ればよい。着いたらホームの案内表示で帰りの時刻を確認しておくと安心。
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行く前に

現金
境内参拝は無料。南海鉄道はICカード(ICOCA・Suicaなど交通系ICカード)のタッチか、券売機で切符を買えばよく、境内での支払いは不要。
定休
反橋の傾斜は急(約48度)。手すりはあるが、滑りにくい靴で。橋の先の四本殿は今も信仰の場につき、静粛に。
別ルート
天王寺方面からは、阪堺電車(小さな路面電車の路線)で天王寺駅前から「住吉鳥居前」停留場へ行くこともできる。約15分・運賃230円で、停留場は社の鳥居の真ん前。
降りたあと
住吉大社駅の東出口から一の鳥居まで徒歩2〜3分。鳥居をくぐって少し進むと、正面に池と反橋が架かる。

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