大阪・天王寺No.254★★★地図で見る →

四天王寺

history王道を、いちばんいい形で

593年に聖徳太子が創建した、日本で初めて国家が建てた仏教寺院。五重塔と金堂が7世紀当時の伽藍配置そのままに立っている。

四天王寺
挿絵(AI生成イラスト)© FNJ

大阪の天王寺に立つ四天王寺は、日本史のなかでも特別な場所だ。593年、聖徳太子が仏教の国教化を掲げて創建した、日本初の官立寺院である。南から南大門・中門・五重塔・金堂・講堂が一直線に並ぶ「四天王寺式伽藍配置」は、後の日本の寺院建築の原型となった。現在の建物は戦後に当時の設計に基づいて再建されたもので、五重塔は1965年に竣工。毎月21日・22日には境内に骨董・フリーマーケットが立ち、家具・陶磁器・日用雑貨の屋台が並んでにぎわう。外境内は無料で歩けるが、内部の中心伽藍(中心伽藍)は有料エリア。

歴史・背景

593年、崇仏派と排仏派の争いに勝利した聖徳太子(厩戸王)が「勝利すれば四天王のために寺を建てる」と誓願して創建。伽藍配置は以後1400年にわたって日本の寺院建築の手本とされた。幾度も火災に遭い、現在の五重塔は1965年、戦後再建のもの。歴史の積み重ねが境内の随所に残っている。

見どころ(歩く順)

挿絵(AI生成イラスト)Gohachiyasu1214 / CC BY-SA 4.0
南大門
鶴橋方面からのアプローチに面した石の大門。境内の南玄関口
中門(仁王門)
中心伽藍へつながる屋根付きの内門。仁王像が左右に
五重塔
伽藍の中心軸に立つ塔。1965年再建。大阪で最もよく知られた寺院の塔
金堂
五重塔の北に建つ本堂。金色の仏像を安置
極楽浄土の庭
西側の「浄土式」庭園。鯉の池と石橋。別途入園料が必要

おすすめの楽しみ方

外境内と参道は無料でいつでも歩ける。中心伽藍(大人300円、8:30〜16:30・10〜3月は16:00まで)に入れば五重塔の真下と金堂の正面に立てる。毎月21日は「聖徳太子の月命日」として大規模な市が立ち、時間も17:00まで延長。22日の骨董市は比較的落ち着いている。天王寺公園・あべのハルカスと合わせて回るのがちょうどいい動線だ。

実際の行き方

起点
大阪/梅田駅
所要
約20分 · 地下鉄(本数多め)
降車
四天王寺前夕陽ヶ丘駅(大阪メトロ谷町線)
  1. 東梅田駅→四天王寺前夕陽ヶ丘駅(大阪メトロ谷町線・約15分・約280円)。
  2. 4番出口→北へ徒歩約5分で南大門(南大門)。
  3. 中門を通り中心伽藍へ。五重塔が正面、その北に金堂。庭園は西側(別料金)。
大阪メトロ谷町線
東梅田駅(梅田の隣)から大阪メトロ谷町線で南へ四天王寺前夕陽ヶ丘駅(約15分・約280円)。4番出口から北へ徒歩約5分で南大門。計約20分。電車は数分おきで頻発。
帰り
同じ経路で谷町線を北へ東梅田・天王寺方面へ。あるいは南へ徒歩10分で天王寺駅(JR・大阪メトロ御堂筋線)からも各方面へアクセスできる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
外境内:無料。中心伽藍:大人300円・高校生以上200円。庭園:別途300円。大阪メトロはICカードと現金が使える。月例市の屋台は現金のみが多い。
定休
中心伽藍は16:30閉門(10〜3月は16:00)。毎月21日のみ17:00まで延長。21・22日の市日は朝から人が増える。
別ルート
天王寺駅(JR大阪環状線または大阪メトロ御堂筋線)から北へ徒歩約10分で南大門に到着。
降りたあと
四天王寺前夕陽ヶ丘駅4番出口から北へ徒歩約5分で南大門。

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