奈良・奈良公園No.241★★★地図で見る →

奈良国立博物館

culture王道を、いちばんいい形で

奈良公園内に立つ日本最高水準の仏教美術専門館。6〜14世紀の彫刻・絵画・工芸を常設展示し、毎秋の「正倉院展」は100万人超を集める。

奈良国立博物館
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

奈良国立博物館は奈良公園内、興福寺の東・東大寺への参道が始まる場所に立つ。1895年に開館した日本最古の国立博物館のひとつで、本館はフランスルネサンス様式のレンガ建築(設計・片山東熊)、地下回廊でつながった東新館が展覧会場として機能する。常設の仏教美術館には飛鳥時代(6世紀)から中世にかけての彫刻・絵画・経典・金工品が並ぶ。毎年10月下旬から約6週間開催される正倉院展は、東大寺の正倉院が所蔵する8世紀の宝物——漆器・ガラス器・楽器・ペルシャや唐から伝わった染織品など約9,000点の一部を公開するもので、年間100万人を超える来館者を集める。

歴史・背景

正倉院は756年に亡くなった聖武天皇の遺愛品を東大寺に奉納するために建てられた校倉造りの倉庫で、以来ほぼ変わらない環境で宝物を守り続けてきた。正倉院展は1946年に始まり、毎年一定の宝物が一般公開されている。博物館自体は1895年に奈良帝室博物館として創設。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)そらみみ / CC BY-SA 3.0
仏教美術館(常設)
飛鳥〜鎌倉時代の彫刻・絵画・金工品が体系的に並ぶ
正倉院展(毎秋のみ)
8世紀の宝物を約6週間公開。10月下旬から。事前の日時指定券をnarahaku.go.jpで購入推奨
明治洋館の外観
1895年竣工・国の重要文化財に指定された片山東熊設計のフランスルネサンス建築
庭園と鹿
博物館前の芝生を奈良公園の鹿が歩く。公園の散策路にもそのまま続く

おすすめの楽しみ方

常設の仏教美術館は日英対応の解説が充実しており、飛鳥〜鎌倉の流れを追うと仏像がどう変化していったかが見えてくる。秋に訪れるなら正倉院展の日時指定券をnarahaku.go.jpで事前購入しておくと確実——当日券は売り切れることがある。1895年の明治洋館と、その前の芝生で草を食む鹿の組み合わせは、館に入らなくても一度は足を止めたい。

実際の行き方

起点
近鉄奈良駅
所要
約30分 · 近鉄奈良駅から徒歩約10分
降車
近鉄奈良駅
  1. 近鉄奈良駅→東へ奈良公園内を徒歩(約10分)。
  2. 公園内→奈良国立博物館入口(案内板を目印に)。
  3. 仏教美術館(常設)→秋は正倉院展→明治洋館と鹿のいる庭園。
近鉄奈良駅から徒歩
近鉄奈良駅から東へ奈良公園の中を約10分歩く。東大寺または「国立博物館」の案内板を目印に。博物館は鹿の草原と東大寺の参道の間に位置する。
西へ歩いて近鉄奈良駅まで
奈良公園内を西へ約10分で近鉄奈良駅に戻れる。東大寺を先に見てから戻ることもできる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
館内はICカード・クレジットカード利用可。正倉院展の日時指定券はnarahaku.go.jpでオンライン購入推奨。公園内の飲食は現金も持っておくと安心。
定休
通常9:30〜17:00(最終入館16:30)、月曜休館(祝日の場合は翌平日)。正倉院展の期間は開館時間が延長される。最新情報はnarahaku.go.jpで確認を。
別ルート
JR奈良駅からも市内循環バスで博物館前近くまで来られる。
降りたあと
近鉄奈良駅から東へ公園内を歩くと、約10分で明治洋館の本館が見えてくる。

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