奈良・ならまちNo.223★★★地図で見る →

元興寺

history王道を、いちばんいい形で

6世紀に日本最初の仏教寺院として創建された寺の流れをくむ世界遺産。奈良時代の伽藍が古い町家の並ぶならまちの中心にひっそりと残る。

元興寺
実写(ライセンス済み) / Public domain

元興寺はならまちの中心に立ち、低い町家の屋根越しに瓦屋根がのぞく。寺の起こりは588年に蘇我馬子が飛鳥に建てた飛鳥寺(法興寺)にさかのぼり、日本最初の本格的な寺院とされる。710年の平城京遷都にともない718年に現在地に移建されて元興寺と呼ばれるようになった。境内の極楽堂と禅室はいずれも奈良時代の建物で国宝に指定されており、極楽堂の屋根には飛鳥時代(7世紀)の瓦が今も残り、現存する建物に使われている瓦では日本最古の部類に入る。境内をとり囲むならまちの格子窓の町家が、参拝後の散策をそのまま街歩きへとつなぐ。

歴史・背景

飛鳥寺は588年、蘇我馬子の発願で創建された日本最初の本格伽藍。718年に元興寺として現在の奈良に移建された。奈良から平安への都の移転後は庇護を失い規模が縮小したが、奈良時代の伽藍の一部は残り国宝に指定された。「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)Saigen Jiro / CC0
極楽堂(本堂)
奈良時代建立・国宝。飛鳥時代の瓦が屋根に現存する
禅室
極楽堂に隣接する奈良時代の僧侶の宿坊。国宝
瓦のミュージアム
堂宇から取り外された歴代の装飾瓦を展示する小さな展示室
まわりのならまちの通り
格子窓の町家が並ぶ道が寺の四方を囲み、参拝と街歩きがつながる

おすすめの楽しみ方

元興寺は境内が小さく、奈良公園の大型寺院に比べてゆったり見られる。極楽堂の軒下に近づくと飛鳥時代の古瓦をはっきり確認できる。境内を出ればならまちの古民家カフェや工芸品の店がすぐそこにある。東大寺・興福寺と同日に巡るコースの締めくくりとして足を向けやすい場所だ。

実際の行き方

起点
近鉄奈良駅
所要
約35分 · 近鉄奈良駅から徒歩約15分
降車
近鉄奈良駅
  1. 近鉄奈良駅→ならまちを南東へ徒歩(約15分)。
  2. ならまちの通り→元興寺の門(中院町11の看板を目印に)。
  3. 門→極楽堂(国宝の古瓦確認)→禅室→ならまちの街歩きへ。
近鉄奈良駅から徒歩
近鉄奈良駅から南東へならまちを通って徒歩約15分。町家の通りを進む道すがら、ならまちの雰囲気も楽しめる。「ならまち」または寺の住所(中院町11)を目印に。
歩いて戻るかバスで
ならまちを北上して近鉄奈良駅まで徒歩約15分で戻れる。近くの市内循環バス停からJR奈良駅・近鉄奈良駅方面へ戻ることもできる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
拝観料は入口で支払う——現金持参を。周辺のならまちのカフェや店も現金中心。
定休
境内開門9:00〜17:00。最新情報はgangoji-tera.or.jpで確認を。
別ルート
JR奈良駅からも市内循環バスでならまちエリアへアクセスできる。
降りたあと
近鉄奈良駅から三条通を東へ、その後南のならまちの小路へ入る。寺の入口は中院町の通り沿い(中院町11)。

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