龍河洞
実写(ライセンス済み)京浜にけ / CC BY-SA 3.0

高知東部・香美No.909★★★地図で見る →

龍河洞

nature王道を、いちばんいい形で

高知市の東、香美の山にある石灰岩の洞窟。弥生時代の人が残した壺が、滴る水に包まれて鍾乳石と一体になっている。観光コースは一方通行で、濡れて狭い通路を上っていく。

  1. 起点高知駅
  2. 約1時間JR+路線バス・便数わずか
  3. 降車土佐山田駅(JR土讃線)
  4. そこから
  5. 龍河洞

場所

高知のほかの記事 18件・地図で開く →

見どころ(歩く順)

裏見の滝京浜にけ / CC BY-SA 3.0
  1. 洞入口岩のひさしの下に小さな社と古い案内板が並ぶ、石段を上った先の入口
  2. 石花殿コース最初の大きな空間。壁一面が石灰華に覆われている
  3. 天降石上りの途中に名の付いた鍾乳石のひとつ。淡い色の大きな石灰華
  4. 裏見の滝裏側から眺める形になることから名の付いた、滝のような鍾乳石
  5. 神の壺コース終盤、覆いかぶさった石灰華に抱かれたまま残る弥生時代の壺

実際の行き方

  1. 高知駅→土佐山田駅(JR土讃線・市街を東へ)。
  2. 土佐山田駅→龍河洞(とさでん交通バスかタクシー・約20分)。バスは一日数本なので、帰りの便を先に確認する。
  3. 入口の石段の下で券を買い、一方通行の観光コースを上っていく。
  4. 斜面の上に出たら下り、入口横の無料の博物館で締める。
JR土讃線と、土佐山田からのバス
高知駅から土佐山田駅まで、JR土讃線で市街を東へ。土佐山田からは、とさでん交通のバスかタクシーで約20分。バスは一日に数往復しかないので、洞の開洞時間より先にバスの時刻に合わせて一日を組み立てたい。
土佐山田へ戻る
帰りは入口下の同じバス停から。最終便は街の感覚よりずいぶん早い。洞の券を買う前に時刻を確かめておくといい。逃した場合も近くにタクシーが待っており、駅までなら短い距離だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

龍河洞は高知市の東、香美の石灰岩の山へ約4kmにわたって延びている。うち約1kmが観光コースとして整備されていて、進み方は一方通行だ。下の入口から入り、いくつもの部屋を抜けて上がり、斜面の高いところに出る。通路は場所によって細く低くなり、床は年じゅう濡れていて、スロープではなく階段とはしごで上っていく。入口の石段の下には出土品を収めた博物館があり、本線からはヘルメットとヘッドランプを着ける予約制の冒険コースが分かれている。

おすすめの楽しみ方

濡れた石段を上れる靴で、荷物は少なめに。階段とはしごが続き、天井が肩をすぼめるほど低くなる箇所もある。入口の石段の下にある博物館は無料で、洞から出た土器や石器が並ぶので、出てきたあとの時間を残しておきたい。ヘルメットとヘッドランプを着ける冒険コースに入るなら、当日ではなく出発前に予約しておくこと。

歴史・背景

ここの石灰岩ができはじめたのは、およそ1億7,500万年前とされる。弥生時代には人が奥の部屋で暮らし、床に置いたままの壺がしたたる石灰分に覆われていった。それが今も残る「神の壺」だ。同じ一帯からは土器や石器も見つかっている。洞は国の天然記念物であると同時に史跡でもあり、地質と考古の両方から指定を受けた例はそう多くない。

行く前に

現金
観光コースの券は入口の石段の下で買う。隣の博物館は無料。冒険コースと水のコースは別料金で、いずれも予約が要る。バスと現地のために現金を持っておくこと。
知っておきたいこと
通路は一年じゅう濡れていて、階段・はしご・低い区間がある。段差を避けられる経路はなく、上り下りが難しい人には向かない。冬は閉洞が早まるため、出かける前に確認を。
別ルート
車なら谷筋の道を上った先で、入口の下に駐車場がある。高知市街と東部の海岸を車で移動する日なら、寄り道として組みこみやすい。バスの時刻が合わないときは、土佐山田駅からタクシーで同じ約20分。
降りたあと
鉄道で行けるのは土佐山田まで。そこから洞まではバスかタクシーで約20分かかる。終点に着くと、券売所と博物館、売店が入口の石段の下にまとまっていて、バス停からは1〜2分。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。