五台山
実写(ライセンス済み)Naokijp / CC BY-SA 4.0

高知・五台山No.1182★★地図で見る →

五台山

〜四国霊場31番と県立植物園〜

nature穴場——実はすごい

高知市の南東に張り出した小さな山。四国霊場31番の竹林寺と、高知県立牧野植物園が同じ斜面に肩を並べている。駅からの観光周遊バスは、その両方に停まる。

  1. 起点高知駅
  2. 約25〜30分MY遊バス
  3. 降車竹林寺前(MY遊バス)
  4. 徒歩
  5. 五台山

狙い目

ここは穴場ではない。高知を代表する観光地であり、いまも白衣の巡礼者が毎日訪れる現役の札所だ。見落とされやすいのは、寺と植物園が同じバス路線の隣り合う停留所にあるという一点で、どちらか片方だけ見て帰る人が少なくない。

場所

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見どころ(歩く順)

高知県立牧野植物園663highland / CC BY-SA 4.0
  1. 竹林寺 仁王門石段を上がりきったところに構える山門。ここから境内が始まる
  2. 本堂(文殊堂)国の重要文化財に指定された本堂。本尊の文殊菩薩をまつる
  3. 五重塔総檜造・高さ31.2mの塔。県内で唯一の五重塔
  4. 名勝庭園と宝物館国の名勝に指定された庭園と、重要文化財の仏像を収める宝物館
  5. 高知県立牧野植物園寺のすぐ隣、斜面に広がる園路と温室、そして牧野富太郎の記念館

実際の行き方

  1. 高知駅→竹林寺前(MY遊バス・約25〜30分)。
  2. 竹林寺前→竹林寺 仁王門(坂を上って徒歩約2分)。
  3. 竹林寺→高知県立牧野植物園 正門(歩いて抜けるか、バスでひと駅戻る)。
高知駅からMY遊バス
高知駅→(MY遊バス・桂浜方面、約25〜30分)→竹林寺前。そこから坂を上って山門まで徒歩約2分。ひとつ手前の「牧野植物園正門前」にも停まるので、どちらから入ってもよい。便数は多くないため、駅の観光案内所で時刻表をもらってから乗るのが確実だ。
竹林寺前から戻る
道を挟んだ向かいの停留所から、同じMY遊バスで高知駅方面へ戻る。夕方は便が減り、最終は日が暮れる前に出てしまうので、園内に入る前に帰りの時刻を決めておきたい。乗り遅れると、この丘ではタクシーしか手段がない。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

五台山は高知市街の南東にせり出した緑の丘で、中腹の展望テラスからは市街地と浦戸湾が見渡せる。ここには性格のまったく違う二つの場所が同居している。ひとつは四国八十八ヶ所の31番札所・竹林寺。五重塔が立ち、本堂は国の重要文化財、庭園は国の名勝に指定されている。もうひとつが高知県立牧野植物園で、斜面を生かした園路と温室に約3000種の植物が育てられている。駅からの観光周遊バスは両方に停まり、停留所どうしは2分しか離れていない。

おすすめの楽しみ方

境内の参拝は朝8時から、有料の名勝庭園と宝物館は8時30分から、植物園は9時から17時まで。早めに着ければ、静かな境内を先に歩いて、そのあと植物をゆっくり見る流れが組める。バスは日中に間隔をあけて走るので、園内へ入る前に停留所の時刻表で次の便を確かめておきたい。

歴史・背景

竹林寺の創建は神亀元年(724年)と伝わる。聖武天皇の勅願を受けて行基が開いたとされ、本尊は知恵をつかさどる文殊菩薩だ。山の名は、文殊信仰の地として知られた中国の五台山に由来する。本堂の下に広がる庭園は夢窓疎石の作と伝えられて国の名勝に指定され、いまの塔は1980年の再建である。植物園の歴史はずっと新しく、高知出身の植物学者・牧野富太郎を顕彰して1958年に開園した。

行く前に

現金
竹林寺の境内は参拝無料で、名勝庭園と宝物館は有料(共通券と個別券がある)。牧野植物園は大人850円、高校生以下は無料。バスの乗車券は駅の観光案内所で買え、車内では現金を用意しておくと安心だ。
知っておきたいこと
参道は石段で、雨のあとはすべりやすい。丘の上は日差しを遮るものも少ない。植物園は年末年始と毎月のメンテナンス休園日があり、竹林寺の庭園・宝物館も境内より早く受付を締め切る。
別ルート
市街のはりまや橋からも同じMY遊バスに乗れる。すでに繁華街にいるならこちらが早い。車なら高知ICから約20分で、竹林寺・牧野植物園とも駐車場は無料だ。
降りたあと
竹林寺前で降りたら、坂を上って徒歩約2分で山門。植物から先に見るなら、ひとつ手前の牧野植物園正門前で降り、園内を抜けて寺へ向かう。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。