神奈川・箱根 / 元箱根No.236★★★地図で見る →
芦ノ湖・箱根
箱根のカルデラに水を湛える標高723mの湖。海賊船スタイルの観光船3隻が港を結ぶ。晴れた日は富士山が湖の正面に立ち、箱根神社の朱の鳥居が水際に浮かぶ。

芦ノ湖は標高723メートル、東京から約85キロの箱根カルデラに広がる湖。多くの旅行者が温泉の後に箱根ループの終着点として訪れる場所だ。3隻の観光船はいずれも帆船風のデザインで、湖北の桃源台港・南の箱根町港・南東の元箱根港を結ぶ。片道の所要時間はルートにより約25〜40分。空が晴れると富士山が対岸の正面にそびえ、これが多くの箱根の写真に使われる構図となる。元箱根港の東側には箱根神社の朱の鳥居が水中に立ち、水から続く参道を形成している。
歴史・背景
芦ノ湖は約3,000年前、箱根火山の噴火でできたカルデラ内に形成された。江戸時代、湖は東海道の渡し場として機能していた。伝承で8世紀に創建されたとされる箱根神社は湖畔を奥宮の境内とし、現在の水上鳥居は20世紀に建てられた。現在の観光船事業は1950年に小田急グループが開始した。
見どころ(歩く順)

- 元箱根港(乗り場)
- 箱根神社に最も近い出発港。ここからのクルーズが湖を縦断する
- 箱根神社・平和の鳥居
- 元箱根港から徒歩約5分の湖畔に立つ朱の鳥居。湖が穏やかな朝が最も美しい
- 船上からの富士山
- 元箱根港から桃源台方面への北向きの航路で正面に富士を望む。船首のデッキが特等席
- 箱根神社(箱根-jinja)
- 元箱根港から杉並木の参道を徒歩約10分で本殿へ
おすすめの楽しみ方
元箱根港に着いたら、まず湖畔を東へ徒歩5分歩いて鳥居を見てから乗船するのがおすすめ。朝の湖が穏やかな時間帯が鳥居の撮影に最適。チケットは港の窓口で(箱根フリーパスなら乗船無料)。桃源台まで約30分の全区間を乗ると富士の正面景色が楽しめる。富士が見えやすいのは10〜2月の晴れた朝。霧は夏に多い。
実際の行き方
- 新宿駅 → 箱根湯本駅(小田急ロマンスカー・約85分)。
- 箱根湯本駅 → 元箱根港バス停(箱根登山バス H・K線・約35分)。
- 元箱根港 → 平和の鳥居(湖畔を東へ徒歩約5分)→ 桟橋(バス停から徒歩約2分)。
- ロマンスカー→箱根湯本→箱根登山バス(H・K線)→元箱根港
- 新宿駅から小田急ロマンスカーで箱根湯本駅へ(約85分・要予約推奨)。箱根登山バスのH線またはK線で元箱根港バス停まで(約35分)。停留所から桟橋まで徒歩2分。総所要約120〜125分。箱根フリーパス(新宿発2日間¥6,100〜)でバスとクルーズが利用できる。
- 元箱根から戻るか、箱根ループを一周
- 元箱根港から箱根登山バスで箱根湯本に戻り、ロマンスカーで新宿へ。あるいは桃源台(北の港)まで乗船し、ロープウェイ→箱根登山鉄道と続く「箱根ループ」で戻る(約2時間追加)。
行く前に
- 現金
- クルーズ普通船室は片道約¥1,200〜¥1,400(プレミアム船室は追加料金)。箱根フリーパスで普通船室は乗り放題。バスはICカード・現金可。船内はクレジットカード対応。
- 定休
- 年中運航だが強風・台風時は欠航あり。各港から約30〜40分間隔で出航。富士の眺望は10〜2月の晴れた朝が最良。
- 別ルート
- ロマンスカーが満席の場合は小田急急行で小田原(約75分)→小田原駅から箱根登山バスに乗り換え。所要が約20分増える。
- 降りたあと
- 元箱根港バス停から桟橋まで徒歩2分。桟橋から湖畔を東へ5分歩くと平和の鳥居。