東京圏・神奈川県箱根町元箱根No.171★★★地図で見る →

箱根神社と平和の鳥居

history王道を、いちばんいい形で

芦ノ湖西岸の杉林に鎮座する神社。1952年の平和条約発効を記念して建てられた平和の鳥居が湖面に立ち、晴れた日には湖越しに富士山を望む。

箱根神社と平和の鳥居
実写(ライセンス済み)Daderot / CC0

箱根神社は、箱根のコマガタケ山麓、芦ノ湖の西岸に広がる杉の原生林の中に鎮座する。社伝によれば757年、万巻上人がこの地に山の神々を祀る社を創建したことに始まり、現在の本殿は1667年に建てられた。関東の総鎮守として知られ、箱根権現と総称される三柱の神を祀る。最も多くの人が写真を撮る場所が「平和の鳥居」——1952年、対日平和条約(サンフランシスコ条約)の発効とともに建てられた朱塗りの鳥居で、湖側には吉田茂首相の筆による「平和」の扁額が掲げられている。湖の水際に立つこの鳥居と、湖越しに見える富士山を重ねた構図は、箱根を代表するイメージのひとつだ。

歴史・背景

社伝では757年(天平勝宝9年)、万巻上人が湖畔に社を創建したのが始まりとされる。元々は駒ヶ岳の山頂に鎮座していたが、後に現在の湖畔へ移された。本殿は1667年建立。昭和に入り1936年に箱根は国立公園に指定(日本の国立公園の中でも最初期)。平和の鳥居は1952年、サンフランシスコ平和条約の発効を記念して設けられ、吉田茂首相が扁額の揮毫を行った。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)Guilhem Vellut from Annecy, France / CC BY 2.0
平和の鳥居
1952年建立。湖面に立つ朱の鳥居で、湖側の扁額「平和」は吉田茂の真筆とされる
杉の参道(石段)
湖畔の鳥居から本殿へと続く、大杉が立ち並ぶ石段の参道。境内への定番の入り方
本殿(本社)
現在の社殿は1667年建立。箱根権現の三神を祀る
芦ノ湖の眺め
境内の湖岸から湖面が広がり、晴れた秋〜冬の朝には湖越しに富士山のシルエットが現れる

おすすめの楽しみ方

元箱根バス停で下り、杉並木の参道を湖岸沿いに歩くこと約10分で平和の鳥居に着く。石段を上ると本殿。富士山が湖越しに最も見えやすいのは、空気が澄んだ10〜2月の穏やかな朝。境内は終日開放・無料。

実際の行き方

起点
新宿駅
所要
約90分 · バス(箱根湯本から35〜40分)
降車
元箱根バス停(箱根登山バス H路線)
  1. 新宿駅→箱根湯本駅(小田急ロマンスカーまたは通常列車・約85分)。
  2. 箱根湯本駅→元箱根バス停(箱根登山バスH路線・約35〜40分)。
  3. 元箱根バス停→平和の鳥居・本殿(杉の参道を徒歩・約10分)。
新宿駅→箱根湯本→元箱根バス停
新宿駅→(小田急ロマンスカーまたは小田急通常列車、約85分)→箱根湯本駅→(箱根登山バスH路線 元箱根港・箱根町行き、約35〜40分)→元箱根バス停。バス停から杉の参道を徒歩約10分で平和の鳥居。総所要約2時間。バスは定期運行。
元箱根バス停から箱根湯本、小田急で新宿へ
元箱根バス停から箱根登山バスH路線で箱根湯本駅へ戻り(約35〜40分)、小田急線で新宿方面へ。バスの本数は着いたときにバス停の時刻表で確認。最終バスは夕方早め。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
小田急線・箱根登山バスともICカード(Suica/PASMO)が利用可。境内への参拝は無料。箱根全域を移動するなら「箱根フリーパス」(小田急)がバス代込みでお得になることが多い。
定休
境内は終日開放・無料。奥社は夕方に閉まる。ゴールデンウィーク(5月初旬)と紅葉シーズン(11月)が最混雑。富士山の眺望は10〜2月の晴れた穏やかな朝が最もクリア。
別ルート
小田原駅(JR東海道線・小田急)から箱根登山バスまたはタクシーで元箱根へ向かうルートもある。また芦ノ湖の遊覧船(桃源台→元箱根港、約5〜10分)を使えば湖上から平和の鳥居を見ながらアプローチできる。
降りたあと
元箱根バス停から芦ノ湖沿いを歩くと杉の参道に入り、約10分で平和の鳥居と石段の入口。

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