五色沼湖沼群
実写(ライセンス済み)Sugikats / CC BY-SA 4.0

会津・裏磐梯No.558★★★地図で見る →

五色沼湖沼群

nature王道を、いちばんいい形で

磐梯山の北の高原に点在する、色の違う小さな火山湖の連なり。林の中の探勝路が沼から沼へと一本につないでいる。両端にバス停があるので、来た道を戻らずに歩き通せる。

  1. 起点郡山駅
  2. 約70分JR磐越西線+路線バス
  3. 降車五色沼入口バス停(猪苗代駅から裏磐梯方面バス)
  4. そこから
  5. 五色沼湖沼群

場所

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見どころ(歩く順)

裏磐梯・青沼Chi King / CC BY 2.0
  1. 毘沙門沼湖沼群でいちばん大きい沼。東側の入口にあり、雪のない季節は手漕ぎボートが出る
  2. 赤沼歩き始めてすぐの小さな沼。岸辺に立つ色がそのまま名前になっている
  3. 弁天沼道のなかほどで木立が退き、水面が大きく開ける沼
  4. 青沼西半分にあるエメラルドの沼。この道でいちばん強い色が出る
  5. 柳沼最後の沼。西側の入口とバス停、物産館がすぐそばにある

実際の行き方

  1. 郡山駅→猪苗代駅(JR磐越西線・約35分)。
  2. 猪苗代駅前→五色沼入口(裏磐梯方面の路線バス・25〜30分)。
  3. ビジターセンターで路面と天候を確かめ、毘沙門沼から歩き出す。
  4. 西の柳沼まで抜け、裏磐梯高原駅バス停からバスで戻る。
JR磐越西線・郡山から
郡山駅→(JR磐越西線・約35分)→猪苗代駅。郡山が東北新幹線の乗換駅なので、東京方面からはこれが基本になる。猪苗代からは会津若松側もほぼ同じ距離で、どちらの町からでも日帰りで組める位置にある。
西側の入口から戻る
柳沼まで歩いたら、裏磐梯高原駅バス停から猪苗代駅行きに乗る。4kmを二度歩く必要はない。ただし本数は多くなく、最終は午後のうちに出る。朝に降りたところで、帰りの時刻を撮っておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

沼が並ぶのは磐梯山の北に広がる高原で、この地形は山が自分で用意したものだ。数はおよそ30。色は揃っていない。コバルト、エメラルド、翡翠、錆びた赤、ひとつの沼に二つの色が出ることもある。溶け込んだ火山性の成分と、水の中で育つものの違いが、そのまま色になっている。全長およそ4kmの自然探勝路が湖沼群を縦に貫き、そのうち8つの沼を端から端までつないでいる。いちばん大きい毘沙門沼は東側の入口にあり、西へ進むほど色が入れ替わっていく。

おすすめの楽しみ方

東から西へ片道だけ歩き、帰りはバスに任せたい。普通の足取りでおよそ1時間30分。大事なのは順番のほうで、色は沼ごとに移っていくから、一か所で立ち止まっても湖沼群のことはほとんど分からない。紅葉の時期は水面に赤が重なり、いちばん混む。冬はボートが休み、道は雪に覆われる。その日どこまで歩けるかは、ビジターセンターで聞くのがいちばん早い。

歴史・背景

1888年7月15日、磐梯山の北側が水蒸気爆発で崩れた。岩なだれは斜面を駆け下って川をせき止め、数時間のうちに高原一帯へ数百の湖沼が生まれる。五色沼はそのなかで最もよく知られた一群で、つまりこれらの沼は写真術より若い。現在この一帯は磐梯朝日国立公園に含まれ、探勝路は採集の禁じられた特別保護地区を通っている。

行く前に

現金
探勝路そのものは無料。猪苗代駅から五色沼入口までのバスは、確認した時点で920円と案内されていた。冬はビジターセンターでスノーシューや長靴を時間貸ししている。小さな事業者ばかりの路線なので、現金を用意しておきたい。
知っておきたいこと
遊歩道といっても林の中の山道で、足元には岩が転がり、雨のあとはぬかるむ。クマの生息域でもあり、道から外れないようにという掲示は、安全と同じくらい植生を守るためのものだ。いちばん効いてくるのは冬で、高原の雪は深く、3月下旬でも20〜30cmが残ることがある。ボートは休み、バスも本数を減らす。歩き出す前にビジターセンターで確かめたい。
別ルート
喜多方側からも裏磐梯行きのバスがあり、所要はおよそ1時間。郡山からではなく会津盆地を回って入るルートに向く。
降りたあと
猪苗代駅前から裏磐梯方面のバスに乗り、五色沼入口で降りる。坂を上って25〜30分。バス停の脇に裏磐梯ビジターセンターと入口の観光プラザ、その裏手に駐車場があり、探勝路は道から見えるところで始まる。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。