
会津・猪苗代湖No.1105★★地図で見る →
猪苗代湖
磐梯山の南に広がる、澄んだ水の大きな湖。名前のついた浜が連なるなか、北西岸の長浜だけが降り立つ場所として整っている。開けた湖岸、無料の県営駐車場、遊覧船乗り場、そして高台の洋館。
- 起点郡山駅
- 約50分JR磐越西線+路線バス
- 降車長浜バス停(猪苗代駅から路線バス)
- そこから
- 猪苗代湖
狙い目
福島を代表する景勝地で、夏の湖岸はにぎわう。穴場ではない。見落とされているのは訪ね方のほうだ。磐越西線の車窓に一瞬映る青、あるいは高速道路を降りたついでの一枚。それで見たことにして、湖岸に立たないまま通り過ぎる人が多い。そして最も生きものの多い寒い季節は、そもそも予定に入らない。
場所
福島のほかの記事 20件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 長浜の湖畔国道49号に面して開けた湖岸。すぐ裏手に無料の県営駐車場がある
- 遊覧船乗り場白鳥と親子亀をかたどった観光船が発着する船着場
- 翁島北西岸の沖に浮かぶ、木立に覆われた小さな島
- 天鏡閣湖畔の高台に立つ白い洋館。各室が公開されている
実際の行き方
- 郡山駅→猪苗代駅(JR磐越西線・約35分)。
- 猪苗代駅→長浜(路線バス・約15分。国道49号沿い、湖岸のバス停)。
- 湖岸を歩いて遊覧船乗り場へ。そこから案内表示に従って坂を上り天鏡閣へ。
- 郡山駅からJR磐越西線+路線バス
- 郡山駅→(JR磐越西線・約35分)→猪苗代駅。そこから路線バスで約15分、国道49号沿いの長浜バス停で降りる。郡山は東北新幹線の停車駅なので、東京からは乗り換え1回で着く。湖岸のバスは本数が多くないため、駅で次の発車時刻を確かめてから動きたい。
- 猪苗代駅へ戻る
- 長浜バス停からバスで猪苗代駅へ戻り、磐越西線で郡山へ。逆方向の会津若松もほぼ同じ距離にある。着いたらまず帰りの最終バスを確認しておくとよい。湖岸から駅まで歩いて戻れる距離ではない。
どんな場所か
猪苗代湖は磐梯山の南に広がる盆地の底を満たしている。面積は約103平方キロで、国内では4番目に大きい。水の澄み方がこの湖の特徴だ。北西岸の長浜は国道49号に面し、対岸に磐梯山を望む位置にある。冬にはシベリアから白鳥やカモが渡ってきて越冬し、長浜はその群れが集まる浜のひとつになっている。湖岸には志田浜、天神浜、上戸浜と、名前のついた浜がぐるりと連なる。
おすすめの楽しみ方
長浜だけなら2時間で足りる。まず湖岸と船着場、それから背後の坂を上って天鏡閣の各室を見る。遊覧船が動いていれば、同じ船着場から出る。バスの本数に合わせて組み立てるほうが結局は早い。湖岸のほうには時刻表がないのだから。
歴史・背景
澄んだ湖水から、この湖には天鏡湖という古い呼び名がある。同じ言葉が湖畔にも残った。1908年、有栖川宮威仁親王が長浜の高台に避暑の別邸を建てている。白い板壁に洋室と和室が同居する建物だ。同年9月、のちの大正天皇が皇太子として訪れ、李白の句「明湖落天鏡」からこれを天鏡閣と名づけた。本館・別館・表門は1979年に国の重要文化財に指定されている。
行く前に
- 現金
- 湖岸と県営長浜駐車場は無料。遊覧船と天鏡閣はそれぞれ入場料がかかる。季節運行の周遊バスには1回券と1日フリー券がある。料金や入館時間は当日に確認するのが確実だ。
- 知っておきたいこと
- 湖岸に門はなく、閉まる時間もない。白鳥がいるのは冬だが、浜は湖からの風をまともに受けるため町なかよりずっと寒い。遊覧船と周遊バスにはそれぞれ運航期間があり、天鏡閣にも開館時間がある。
- 別ルート
- 暖かい季節の土日祝には、猪苗代駅を起点に町内を回る周遊バスが走る。野口英世記念館、長浜、天鏡閣、土津神社をつないでいて、1日フリー券を買えば乗り降りしやすい。会津側から向かうなら、同じ磐越西線の会津若松駅が起点になる。
- 降りたあと
- 長浜バス停は国道49号沿い、湖岸のすぐそばにある。背後が無料の県営駐車場。船着場は湖岸を数分歩いた先で、天鏡閣へは同じ駐車場から坂道の案内が出ている。
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