会津さざえ堂
実写(ライセンス済み)くろふね / CC BY 4.0

会津・会津若松No.951★★地図で見る →

会津さざえ堂

〜二重らせんの木造堂〜

history穴場——実はすごい

飯盛山の斜面に立つ六角形の木造堂。上る斜路と下る斜路が別々のらせんになっていて、一周しても同じ道を戻らずに外へ出られる。

  1. 起点郡山駅
  2. 約1時間20分JR快速+まちなか周遊バス
  3. 降車会津若松駅(JR磐越西線)
  4. そこから
  5. 会津さざえ堂

狙い目

国の重要文化財で、飯盛山そのものが会津めぐりの定番だから、隠れた場所ではない。珍しいのは立地ではなく仕組みのほうだ。斜路の一周は数分で終わるので人の流れは滞りにくく、冬の平日の午前は堂内がいちばん静かになる。

場所

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見どころ(歩く順)

さざえ堂 内部Aizuwakamatsu City / CC BY 4.0
  1. 飯盛山の上り口斜面をまっすぐ上る石段と、その脇を動く有料のスロープコンベア
  2. 厳島神社堂の少し下、同じ木立の斜面に建つ小さな社
  3. 六角の外観木肌がむき出しのまま重なる堂と、反りの深い向拝
  4. 二重らせんの斜路上りと下りが別々に通り、どこでも交わらない木の坂道
  5. 白虎隊十九士の墓同じ斜面の上、戊辰戦争で自刃した少年たちの墓所

実際の行き方

  1. 郡山駅→会津若松駅(JR磐越西線の快速で約1時間5分)。
  2. 会津若松駅→飯盛山下(まちなか周遊バス、30分おきほど)。
  3. 飯盛山下→石段かスロープコンベアで上ってさざえ堂へ。
  4. 斜路を一周し、そのまま上の白虎隊十九士の墓へ。
郡山から磐越西線、そこから周遊バス
郡山駅→(JR磐越西線の快速で約1時間5分)→会津若松駅。駅前からまちなか周遊バスに乗り、飯盛山下で降りる。逆回りの「あかべぇ」なら飯盛山までが短い。周遊バスは30分おきほどで走るので、乗り継ぎで長く待つことは少ない。
飯盛山下から戻る
周遊バスで会津若松駅まで下り、磐越西線で郡山へ。周遊バスは列車よりずっと早く、夕方には最終便が出てしまう。山に上がる前に、停留所で最終の時刻を見ておくといい。歩いて駅まで戻ると2キロほどある。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

会津さざえ堂は、飯盛山の斜面に立つ高さ16.5メートルの木造建築だ。平面は六角形で、屋根が三層に重なる。正式には円通三匝堂という。中に階段はない。時計回りに上る斜路と、逆回りに下る斜路が別々に通っていて、二つの道はどこでも交わらない。だから入口と出口が違う。木造でこの形をとった建物は、世界を見渡してもごくわずかしかない。

おすすめの楽しみ方

斜路の一周は数分で終わる。上り口から堂、その上の墓所までを一続きに歩けば、飯盛山を一度で見て回れる。拝観時間は季節で変わり、春から秋は日暮れまで、冬は昼過ぎに閉まるので、どちらの季節でも午前に着いておくと余裕がある。雪の朝は、木肌の色がいちばん濃く見える。

歴史・背景

建てたのは、この斜面にあった正宗寺の住職・郁堂で、1796年のことだった。斜路に沿って西国三十三観音の像が並び、堂を一周すれば三十三カ所を巡ったことになる、という仕掛けだった。像は明治政府による神仏分離のあとに他所へ移され、代わりに額が掛けられた。堂そのものは残り、いまは旧正宗寺三匝堂の名で国の重要文化財に指定されている。

行く前に

現金
堂の拝観は有料で、大人・高校生・小中学生で額が分かれている。支払いは入口の窓口。周遊バスは1回ごとの運賃のほかに、一周分をまかなう一日フリー乗車券もある。
知っておきたいこと
拝観時間は季節で変わる。4月から11月は日没まで、12月から3月は9時に開いて夕方前に閉まる。参道は屋根のない斜面で、冬は石段に雪と氷が残る。
別ルート
東京からは東北新幹線で郡山まで約1時間22分、そこから磐越西線に乗り換えるのが基本の道筋。新潟側からも同じ線が会津若松へ入ってくる。
降りたあと
飯盛山下のバス停で降りたら、山の取りつきまで渡って、石段か脇のスロープコンベアで上る。堂は中腹にあり、墓所はさらにその上にある。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。