エンジェルロード
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

香川・小豆島No.623★★★地図で見る →

エンジェルロード

〜干潮のときだけ現れる砂の道〜

nature王道を、いちばんいい形で

小豆島の西海岸から小さな島々へ続く砂の道。ただし潮が引いているあいだだけの話で、満潮時には歩く場所そのものがない。だからここでは、潮見表がそのまま行程表になる。

  1. 起点高松港
  2. 約60分フェリー・日中は終日運航
  3. 降車土庄港(小豆島のフェリーターミナル)
  4. そこから
  5. エンジェルロード

場所

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見どころ(歩く順)

弁天島へ続く砂州663highland / CC BY 2.5
  1. 約束の丘展望台岸の上の小高い丘。鐘が置かれ、砂の道を一望できる
  2. 弁天島最初の島。根もとで小豆島とつながっている
  3. 砂州の道干潮時に島と島のあいだへ現れる、砂と貝殻の細い帯
  4. 中余島二つ目の島。多くの人はここで折り返す
  5. 大余島いちばん奥の島。渡るのではなく、道の先から眺める対象

実際の行き方

  1. 高松港→土庄港(四国フェリー・約60分、片道大人700円)。
  2. 土庄港→エンジェルロード前(オリーブバス。観光協会の案内で約10分)。
  3. 先にその日の干潮時刻を確かめ、岸から弁天島、さらに中余島へと渡る。
  4. 余裕をもって引き返し、展望台に上がって砂の道全体を見下ろす。
四国フェリー・高松港から
高松港→(四国フェリー・約60分)→土庄港。早朝から夕方まで日中を通して便があるので、制約になるのは航路ではなく潮のほうだ。高松港は市街の駅前エリアに接する海側にあり、本州から鉄道で着いた場合の乗り継ぎも難しくない。
土庄港から戻る
高松行きの便は日中から夕方まで出ているが、最終便は本州の鉄道より早い時間に終わる。遅い時間の干潮を狙うなら、先に帰りの便を決めておきたい。ここで乗り遅れると、ホームで待つのではなく島で一泊することになる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

エンジェルロードは、小豆島の西の海岸から、余島と総称される小さな島々へ向かって延びている。一日の大半、この道は存在しない。潮が引くにつれて両側から水が退き、砂の道が水面の上に現れて、弁天島へ、さらに中余島へと渡れるようになる。潮が変われば、また海に戻る。それが一日に二度くり返される。何も建っておらず、料金もかからない。施設ではなく、形の変わる海岸そのものだ。島のもう一つの看板である寒霞渓は、反対側の内陸の高いところにあり、こちらは別に半日を用意したほうがいい。

おすすめの楽しみ方

ここでは時計より潮見表がすべてを決める。フェリーを取る前にその日の干潮時刻を調べ、渡れる時間の端ではなく真ん中に砂の上にいるよう組み立てたい。先に展望台へ上がって道の形を見てから下りて歩くと、同じ砂でも意味が変わる。順番を逆にすると、ただの浜辺になってしまう。

歴史・背景

沖に並ぶ島々は余島と呼ばれ、そこを渡る砂の道には「天使の散歩道」という別名がある。手をつないで渡った二人は結ばれる、という土地の言い伝えがこの名に重なった。岸の上の小高い場所には約束の丘展望台があり、鐘が置かれていて、砂の道を端から端まで見下ろせる。この二つが重なって、小豆島は恋人たちが訪れる島という評判を得ることになった。

行く前に

現金
エンジェルロードにゲートはなく、料金もかからない。フェリーは確認時点で片道大人700円、往復は片道二枚より安く、小人は半額。海沿いの駐車場は有料と無料が混在していて、台数が多いのは無料のほうだ。
知っておきたいこと
この道は一日の大半、水の下にある。しかも戻ってくる潮は、岸から見ているより速い。出かける前に観光協会が出している潮見表を確認し、水が背後で閉じるよりかなり早めに引き返すこと。砂の上に逃げ場はない。
別ルート
本州側からは、新岡山港発のフェリーが土庄港に入る。高松からはカーフェリーより速い旅客専用の高速艇もあり、姫路からの便は島の反対側、福田港に着く。
降りたあと
土庄港からはオリーブバスがエンジェルロード前まで走っている。観光協会の案内では所要10分ほど。潮の時間に余裕があるなら、海沿いの道を歩いても、レンタサイクルで走っても行ける。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。