奈良・西ノ京No.259★★★地図で見る →

唐招提寺

history王道を、いちばんいい形で

759年に唐僧・鑑真が創建した世界遺産。金堂は奈良時代最大級の寺院建築のひとつで、鑑真が建立に携わった当時の姿をほぼとどめる。

唐招提寺
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

唐招提寺は奈良市西ノ京にあり、薬師寺から北へ徒歩約10分の場所に立つ。開山の鑑真は唐の高僧で、聖武天皇の招きで正式な授戒の制度を日本にもたらすために渡海を決意。6度の挑戦と11年の歳月、難破や嵐、妨害を乗り越えて753年に来日したとき、鑑真はすでに失明していた。朝廷から土地を授かり759年に唐招提寺を建立、仏教修行の中心地とした。鑑真自身が監督して完成させた金堂は幅約28メートル、正面8本の柱と内部の三尊像は国宝に指定されており、日本の8世紀寺院建築の最高作のひとつとされている。

歴史・背景

鑑真(688〜763年)は中国・唐の高僧で、742年に聖武天皇の使者から招待を受けた。6度の渡航と11年を経て754年に来日、東大寺で聖武天皇に授戒した後、759年に唐招提寺を開いた。763年に同寺で没。「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)Saigen Jiro / CC0
金堂
鑑真が建立した本堂。正面8本柱・三尊像はいずれも国宝。幅約28m
御影堂(みえいどう)
鑑真の肖像彫刻(乾漆像)を安置する鎌倉時代の堂。毎年6月6日前後の数日間のみ公開——正確な日程は公式サイトで確認を
鼓楼
境内入口の高い木造楼。奈良時代の鼓楼が現存する珍しい例
宝蔵・東室
境内東側。奈良時代の工芸品コレクションと小池のある庭園

おすすめの楽しみ方

金堂の正面をゆっくり歩くと、鑑真の職人が据えた8本の柱が1300年越しに屋根を支えているのを実感できる。鑑真の肖像彫刻(乾漆座像)を収める御影堂は毎年6月6日前後の数日間だけ公開——この期間に合わせて訪れると特別な機会になる。薬師寺は南へ徒歩約10分で、午前中に両方を回るのが西ノ京の定番コース。

実際の行き方

起点
近鉄奈良駅
所要
約15分 · 近鉄で約15分・1回乗換
降車
西ノ京駅(近鉄橿原線)
  1. 近鉄奈良駅→大和西大寺駅(近鉄奈良線・各停・約5分)→乗換→西ノ京駅(近鉄橿原線・約4分)。
  2. 西ノ京駅→唐招提寺山門(北へ徒歩約10分)。
  3. 山門→金堂の正面8本柱→境内(鼓楼・宝蔵)。
近鉄奈良線→大和西大寺で橿原線へ乗換
近鉄奈良駅→(近鉄奈良線・各停・約5分)→大和西大寺駅で乗換→(近鉄橿原線・各停・約4分)→西ノ京駅。そこから北へ徒歩約10分で唐招提寺の門。所要合計約15分。
西ノ京駅から戻る
西ノ京駅→(橿原線・約4分)→大和西大寺で近鉄奈良線へ乗換→近鉄奈良駅(約5分)。橿原方面へ進んで大阪・京都方面への接続もある。
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行く前に

現金
近鉄はICカード(ICOCA・Suica)利用可。拝観料は入口で支払う(最新料金はtoshodaiji.jpで確認)。宝蔵は別料金。
定休
開門8:30〜17:00(最終入場16:30)。御影堂は毎年6月6日前後の数日間のみ——正確な日程は公式サイトで要確認。
別ルート
近鉄奈良駅から奈良交通バス72・78・98系統でも西ノ京エリアへ来られる(約20分・乗換なし)。
降りたあと
西ノ京駅から北へ舗装路を徒歩約10分で唐招提寺の山門。

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