富山湾のホタルイカ
実写(ライセンス済み)Lombroso / CC BY-SA 3.0

富山・滑川No.1058★★★地図で見る →

富山湾のホタルイカ

food王道を、いちばんいい形で

春になると産卵のため富山湾の浅場へ押し寄せ、青白く光るホタルイカ。その現象が起きる海面そのものが国の保護対象で、正面の岸辺に町の展示施設が建っている。

  1. 起点富山駅
  2. 約25分あいの風とやま鉄道+徒歩8分
  3. 降車滑川駅(あいの風とやま鉄道)
  4. 徒歩
  5. 富山湾のホタルイカ

場所

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見どころ(歩く順)

道の駅ウェーブパークなめりかわTail furry / CC BY-SA 4.0
  1. ほたるいかミュージアム生体展示と発光ショーが春の期間だけ入る、ホタルイカの展示館
  2. おみやげマーケットホタルイカの加工品と富山の産品が並ぶ、道の駅の物販の一角
  3. アクアポケット沖合から汲み上げた海洋深層水を扱う、併設の体験施設
  4. ホタルイカ群遊海面建物の正面に広がる、特別天然記念物に指定された海
  5. 海上観光の乗り場春の未明に観光船が出る、同じ敷地の岸辺

実際の行き方

  1. 富山駅→滑川駅(あいの風とやま鉄道・約15分)。
  2. 滑川駅→道の駅ウェーブパークなめりかわ(海の方向へ徒歩約8分)。
  3. まず館内を一巡し、そのあと外に出て、保護区域の海に正対する岸辺に立つ。
  4. 時季が合えば海上観光を予約し、午前2時台にもう一度この場所へ戻る。
富山駅からあいの風とやま鉄道で
富山駅→(あいの風とやま鉄道・約15分)→滑川駅、そこから海側の道の駅まで徒歩約8分。駅から施設までを合わせておよそ25分。日中は本数があるので、時刻表を細かく調べる必要はない。
滑川駅から戻る
滑川駅まで歩いて戻り、あいの風とやま鉄道で富山駅へ。富山駅で新幹線に乗り継げる。ただし未明の海上観光に参加する場合、終わるのは始発よりずっと早い。鉄道での帰りを前提にせず、車か近くでの宿泊を組んでおきたい。
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どんな場所か

ホタルイカは体長数センチの小さなイカで、体じゅうに発光器を持ち、刺激を受けると青白い光を放つ。ふだんは深いところにいて夜になると浅場へ上がり、3月から5月にかけては産卵のため富山湾の岸近くへ押し寄せる。急峻な海底地形と層をなす水温が、これほどの密度を生むのは全国でもここだけだと考えられている。保護されている海面は常願寺川の河口から東の魚津まで続き、大潮の満潮時の波打ちぎわから沖へ約1.3キロの範囲におよぶ。滑川はそのほぼ中央にあって、この生き物を町の名札にしてきた。

おすすめの楽しみ方

生体展示と発光ショーは通年ではなく春だけで、確認した時点では3月下旬から5月下旬にかけて。訪ねる月によって、館内の「生きている部分」がまるごと入れ替わる。海上観光の期間はさらに短く、4月初旬からおよそ1か月。集合は午前2時台、帰港は4時半ごろで、予約なしには乗れない。時季を外しても展示と海洋深層水の施設、目の前の海は変わらずそこにある。ただ、見るのは生き物ではなく物語のほうになる。

歴史・背景

ここで守られているのは生き物ではなく、場所のほうだ。これほど岸の近くにホタルイカが群れる海は国内に例がなく、理由はイカ自身よりも海底の地形と水温にあると考えられてきた。1952年、この海面は特別天然記念物に指定される。文化財保護のいちばん上の格付けで、外海に与えられるのはきわめて珍しい。指定区域の中央にあたる町は、のちにその海へ正対する岸辺へ展示施設を建てた。

行く前に

現金
滑川駅には自動改札があり、全国相互利用の交通系ICカードが使える。SuicaでもICOCAでもこの区間は通る。ミュージアムは入館料が要り、海上観光はそれとは別の有料予約。どちらも運営側が定めるので、申し込むときに現在の金額を確かめておく。
知っておきたいこと
海上観光は強風や高波で欠航になる。運航できた日でも発光を見られないことがある、と運営側が明記している。春を外れると生体展示の水槽は空になる。冬の北陸は曇りと雨が続き、同じ海でも見え方はかなり厳しくなる。
別ルート
車なら北陸自動車道・滑川ICから約10分。午前2時台の出航に合わせるなら、現実的にはこちらの足になる。
降りたあと
滑川駅から海の方向へ、平坦な道を北へ徒歩約8分。岸辺に建つ低い曲面の建物が道の駅だ。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。