
富山・新湊No.459★★地図で見る →
富山湾の白えび
射水市・新湊の岸壁に建つ海鮮市場。その日に港へ揚がったものを売るために造られた施設で、看板は富山湾の名を背負う透明なえび、白えびだ。
- 起点高岡駅
- 約50分万葉線+徒歩10分
- 降車東新湊駅(万葉線)
- 徒歩
- 富山湾の白えび
狙い目
ここは観光ルートの上にある有名な市場で、穴場ではない。効くのは時間帯のほうだ。鮮魚の売り場がいちばん充実するのは午前で、隣の漁港で開かれる昼のセリは寒い時期だけ、しかも事前予約でしか見られない。
場所
富山のほかの記事 8件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 鮮魚・特産品の売り場白えび、かに、いか、干物——同じ海のものが並ぶ常設の売り場
- 食事処のフロア館内の海鮮食堂と、買ったものを食べられるイートインの一角
- 新湊漁港隣接する現役の岸壁。時季には昼のセリの見学が入る
- 新湊大橋市場から東の眺めを占める、富山新港をまたぐ橋
- 海王丸パーク同じ海沿いに係留された、保存帆船の海王丸
実際の行き方
- 高岡駅→東新湊駅(万葉線・約40分)。
- 東新湊駅→市場(港の方向へ徒歩約10分)。
- 館内を一巡したら、岸壁に出て隣の現役の漁港をのぞく。
- そのまま海沿いを東へ、新湊大橋と海王丸パークまで足を延ばす。
- 高岡駅から万葉線で
- 高岡駅→(万葉線・約40分)→東新湊駅、そこから市場まで徒歩約10分。日中は本数があるので時刻表を細かく調べる必要はない。高岡駅からの合計はおよそ50分。
- 東新湊駅から戻る
- 東新湊駅まで歩いて戻り、万葉線で高岡駅へ。高岡駅からは富山・金沢方面の列車に乗り継げる。市場は夕方に閉まるので、売り場が閉まる前に帰りの時間を決めておき、停留場で発車時刻を確かめておくとよい。
どんな場所か
白えびは、富山湾の海底谷に群れる淡く透きとおったえびだ。地元の漁師はこの谷を「あいがめ」と呼ぶ。夜は浅いところへ上がり、昼は深みへ沈むため、船が網を入れられる時間は限られる。富山県はこのえびを、ぶりやほたるいかと並ぶ看板の魚として扱い、「富山湾の宝石」の名で売り出してきた。新湊の市場では、むき身の刺身にもかき揚げにもなって、同じ海のかにやいか、干物と並んで売り場に出る。
おすすめの楽しみ方
館内はおおむね9時から17時。午前の遅い時間に着けば、売り場がいちばん充実した状態で見られて、そのまま同じ建物で昼食にできる。白えびの漁は春から秋で、水揚げに左右されるから、常に並ぶ品ではなく季節の品と考えておきたい。秋から春にかけては、隣の漁港の昼のセリを、予約したうえで見学できる。
歴史・背景
新湊は漁場が港のすぐ沖にあり、船は日帰りで戻ってこられる。この地の利から、日本ではめずらしい昼のセリが根づいた。夜明け前ではなく昼に競りが立ち、数時間前に揚がった魚に値がつく。市場はその働く港の隣に建てられ、同じ水揚げを旅行者の手が届くところまで引き寄せた。県の観光サイトが「魚が新しい理由」として昼セリを挙げるのも、そこにある。
行く前に
- 現金
- 館内に入るだけなら無料。売り場も食事処も店ごとに支払い方法が違うので、現金とICカードの両方を持っておくと確実。隣の漁港のセリ見学は当日受付ではなく、事前の申し込みになる。
- 知っておきたいこと
- 元日を除いて通年で開いているが、テナントごとに休みがあり、顔ぶれも入れ替わる。目当ての店がその日だけ閉まっていることはある。白えび自体も水揚げ次第で、不漁の時季は白えびを使った品が休みになる。
- 別ルート
- 車なら北陸自動車道・小杉ICから約25分。駐車場は470台(うち大型20台)と広い。
- 降りたあと
- 東新湊駅から港の方向へ、平坦な舗装路を北東に徒歩約10分。岸壁に建つ横長の建物が市場。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。