盛岡冷麺
実写(ライセンス済み)Koltonsmith / CC BY-SA 4.0

岩手・盛岡駅No.999★★★地図で見る →

盛岡冷麺

〜牛骨だしの冷たい麺〜

food王道を、いちばんいい形で

小麦粉と片栗粉で打つ、透きとおって強く弾む麺。冷たい牛骨のスープにキムチと季節の果物が添う。盛岡が戦後に生んだ一杯で、駅の中がいちばん出会いやすい。

  1. 起点東京駅
  2. 約2時間10分東北新幹線・東京から直通
  3. 降車盛岡駅(JR東北新幹線)
  4. 徒歩
  5. 盛岡冷麺

場所

岩手のほかの記事 17件・地図で開く →

見どころ(歩く順)

北上川と岩手山掬茶 / CC BY-SA 4.0
  1. 盛岡駅ビル フェザンめんこい横丁など、駅の建物のなかにある飲食のフロア
  2. マリオス展望室駅西口の高層ビル最上階にある、無料で入れる展望フロア
  3. 開運橋駅前から北上川を渡す白い鉄橋
  4. 北上川の川べりの道開運橋から旭橋へ下る小道。川の上に岩手山が立つ

実際の行き方

  1. 東京駅→盛岡駅(東北新幹線でおよそ2時間10分、乗り換えなし)。
  2. 駅の建物のなかで、めんこい横丁を含むフェザンの飲食フロアへ。
  3. 西口へ渡って無料の展望フロアに上がり、東口側へ戻る。
  4. 駅の外へ出て開運橋へ。北上川を旭橋の方向へ下ると、川の上に岩手山が立つ。
東京から東北新幹線
東京駅→(東北新幹線でおよそ2時間10分)→盛岡駅。乗り換えはない。盛岡は東北新幹線から秋田新幹線が分かれる駅なので、列車は行き先の違う二本が連結されていることが多い。どの号車がどちらへ行くかはホームの表示に出ている。同じ線を走る停車の多い列車はもう少し時間がかかる。
盛岡駅から東京へ戻る
南行きも同じホームから出て、所要時間はほぼ変わらない。夕方以降は本数が落ちるので、食べ終えてからではなく席に着く前に発車案内を見ておきたい。この駅はIGRいわて銀河鉄道の起点でもあり、戻らずに北へ在来線で進むならその線に乗る。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

この一杯を決めているのは麺だ。朝鮮半島の冷麺はそば粉を土台にすることが多いが、盛岡のものは小麦粉と片栗粉を練り合わせる。だから麺は透きとおり、そばのやわらかさではなくゴムに近い弾力を持つ。スープは澄んで冷たく、主に牛骨からとる。牛の名を聞いて想像する重さはない。辛さを受け持つのはキムチで、多くの店が辛さの段階を選ばせるか、別の皿で出して自分で足せるようにしている。上にのる果物のひと切れは口直しで、夏はスイカ、季節が進めばりんごや梨になる。初めての人がいちばん覚えて帰るのは、たいていこの一切れだ。

おすすめの楽しみ方

夏の食べ物という顔をしているが、盛岡では一年を通して冷たいまま食べる。だから季節を待つ必要はない。辛さを自分で決めたければ、キムチを別皿でと頼めばいい。頼まなければ、多くの店が辛さの段階を聞いてから合わせてくれる。列車まで30分なら、駅の中の飲食フロアがまさにその時間のためにある。西口の展望フロアに上がるのも、同じ30分の使い方だ。

歴史・背景

冷麺は、朝鮮半島北部から渡ってきた人びととともに盛岡へ来た。1954年、咸興の出身の料理人が市内に小さな食堂を開き、故郷の味を献立にのせる。だが最初はまるで受け入れられず、あの弾力を「ゴムを噛んでいるようだ」と評されたという。行き着いた味は、辛みのない平壌のあっさりした冷麺に、咸興の辛さを重ねたものだった。2000年には公正取引委員会が「盛岡冷麺」を名産・特産として表示することを認め、この頃から盛岡の三つの麺がひとまとめに数えられるようになる。

行く前に

現金
駅の建物を歩くだけなら費用はかからない。払うのは腰を下ろした店にだけで、値段は各店が入口に出している。西口の展望フロアは無料で入れる。
知っておきたいこと
ほとんどが屋内か、屋根まで数分の場所にあるので、天候が計画を変えることは少ない。例外は川べりで、冬は吹きさらしになる。駅のなかの店は営業時間も休みも店ごとに違うため、建物の開館時間がそのまま当てはまるとは考えず、扉の表示を見ておきたい。
別ルート
いわて花巻空港が県内と国内の各都市を結んでおり、盛岡へはバスの便がある。東北のなかからなら東北本線とIGRいわて銀河鉄道がこの駅に停まり、仙台からは高速バスも通っている。
降りたあと
列車を降りた時点で着いている。飲食のフロアは改札の内側と地下に広がる。西口の高層ビルへ行くなら、東口へ出ずに改札から連絡通路の案内に従うのが早い。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。