わんこそば
実写(ライセンス済み)Bic0628 / CC BY-SA 3.0

岩手・盛岡 中の橋No.1015★★★地図で見る →

わんこそば

〜一口ずつ椀で継ぐ岩手のそば〜

food王道を、いちばんいい形で

一口ぶんのそばを小さな塗り椀で継ぎ、蓋をするまで終わらない食べ方。盛岡では中津川沿いの城下の一角が舞台で、駅からはバスで向かう。

  1. 起点盛岡駅
  2. 約10〜15分盛岡駅からバス
  3. 降車盛岡バスセンター(路線バス)
  4. そこから
  5. わんこそば

場所

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見どころ(歩く順)

岩手銀行赤レンガ館663highland / CC BY-SA 4.0
  1. プラザおでって観光文化情報プラザと盛岡てがみ館が入る、市の観光文化交流センター
  2. 中の橋中津川を渡る橋。この一帯の地名の由来で、おでってはそのたもとに建つ
  3. 岩手銀行赤レンガ館現役の銀行として初めて国の重要文化財になった煉瓦造の建物
  4. 盛岡城跡公園南部氏の城の花崗岩の石垣が残る、街の中心の公園

実際の行き方

  1. 盛岡駅→盛岡バスセンター(路線バスまたは循環バス「でんでんむし」でおよそ10〜15分)。
  2. 盛岡バスセンター→プラザおでって(中津川の方向へ徒歩数分)。
  3. 中の橋を渡り、岩手銀行赤レンガ館の前を通って西へ、盛岡城跡公園まで歩く。
  4. わんこそばの店は出発前に決めておく。営業時間も休みも店ごとに違う。
盛岡駅から路線バス
盛岡駅→(盛岡バスセンター方面の路線バス、または都心循環バス「でんでんむし」でおよそ10〜15分)→盛岡バスセンター。そこから中の橋のたもとまでは徒歩数分。バス乗り場は駅東口側の番号のついたのりばに並ぶ。循環バスは右回りと左回りがあるので、乗る前にどちら回りかを確かめておきたい。
盛岡バスセンターから駅へ戻る
同じ路線が逆向きに走り、循環バスは市内を一周して駅前に戻る。どちらに乗っても駅には着く。夕方以降は本数が細くなる。新幹線に乗る予定なら、大通りをそのまま西へ歩いて戻る手もあり、こちらは時刻表に左右されない。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

「わんこ」は小さな塗り椀をさす土地の言い方で、この料理はその椀のうえに成り立っている。給仕は椀を載せた盆を抱え、こちらが食べ終えたそばから掛け声とともに次の一口を継いでいく。「もう十分です」と言っても止まらない。終わりの合図は、椀が空のうちに蓋をかぶせること。作法というより、間合いの問題だ。卓のまわりにはねぎ、刻み海苔、花かつお、大根おろしといった薬味が並び、一椀ごとに味を変えていける。食べ終えた椀は横に積み上がり、その高さがそのまま食事の記録になる。

おすすめの楽しみ方

わんこそばの店は営業時間も休みも店ごとに違い、予約を勧めるところが多い。着いてから探すのではなく、出かける前にどこで食べるかを決めておきたい。おでっては観光情報のフロアを抱え、そのまま西へ城跡まで歩き出せる位置にあるので、最初の一歩に向く。冬に岩手にいるなら、花巻では毎年2月11日に全日本大会が開かれる。この日は「わんこそば記念日」でもある。

歴史・背景

客にそばを振る舞う習わしは、盛岡と花巻を含む南部藩の土地に根づいたものだ。よく知られた由来は江戸のはじめにさかのぼる。南部家第27代の利直公が江戸へ向かう途中に花巻へ立ち寄り、庶民と同じ大きな器では失礼だからと塗りの椀で郷土のそばを差し出されて、幾度もおかわりをしたという。盛岡の側にも別の伝えがあり、いまでは冷麺・じゃじゃ麺と並ぶ「盛岡三大麺」の一つに数えられている。どの説にも共通しているのは、味ではなく椀のほうだ。

行く前に

現金
歩くだけなら費用はかからない。路線バスの運賃は車内で払う方式で、降車する停留所ぶんの金額は前方の表示に出る。食事代は店ごとに決まっていて、それぞれ入口に掲げてある。
知っておきたいこと
赤煉瓦の建物も観光交流センターも城跡公園も市街の中心にあるので、天候で閉ざされることはない。ただし川べりは吹きさらしで、盛岡の冬は北国の冬だ。わんこそばの店は定休日が店ごとに違うため、先に確かめておくべきはそこになる。
別ルート
歩くなら、盛岡駅から北上川を渡って大通りを東へ進めばまっすぐ城下に出る。途中には商店街が続く。車の場合、この一帯は北上川と中津川に囲まれた内側にあたり、プラザおでっての地下に有料の駐車場がある。
降りたあと
盛岡バスセンターのバス停からは、大通りを西へ数分。中津川の手前、中の橋のたもとにプラザおでってが建つ。赤煉瓦の銀行はその一つ先の角にある。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。