宇治・京都府南部No.192★★★地図で見る →

平等院鳳凰堂

history王道を、いちばんいい形で

京都府南部・宇治にあるユネスコ世界遺産。10円硬貨の意匠として知られる国宝・鳳凰堂は小島に立ち、水面に映る姿が訪れる人を迎える。京都駅からJRで約17分。

平等院鳳凰堂
実写(ライセンス済み)Oilstreet (talk) / CC BY-SA 3.0

平等院は宇治川の西岸に位置し、池のほとりに鎮座する鳳凰堂は1053年の創建以来、この寺の象徴であり続けている。堂は仏典に描かれた極楽浄土——蓮の池に浮かぶ宮殿——を体現するために建てられ、内部には阿弥陀如来が安置されている。この建物が特別なのは、ほぼ千年にわたって当初の姿を保って立ち続けていることだ。内部の金色の阿弥陀如来坐像は、日本の仏教彫刻の祖と称される仏師・定朝の手によるものだとされている。屋根の上の銅製の鳳凰像は2羽、棟の両端に復元品が立ち、オリジナルは境内の鳳翔館に保存されている。

歴史・背景

この地所は、藤原道長の子・藤原頼通が1052年に寺に改めたもので、翌1053年に鳳凰堂が完成した。1994年に「古都京都の文化財」の一部としてユネスコ世界遺産に登録。1959年から発行されている10円青銅貨の表面に、鳳凰堂の図が描かれている。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5
池と堂への参道
正門から池を周回する道が続き、水面に映る鳳凰堂の倒影がこの寺の代表的な眺め
鳳凰堂(本堂)
池の小島に建つ1053年の建物。内部見学は定員50名の時間指定制・別途拝観券が必要
阿弥陀如来坐像
堂内に安置された金色の阿弥陀如来。仏師・定朝作とされる国宝
鳳翔館
境内の宝物館。屋根の鳳凰像のオリジナルや、堂内の雲中供養菩薩像を展示

おすすめの楽しみ方

入場後、まず鳳凰堂の内部見学券を先に購入することが肝心だ。定員1回50名の完全時間指定制で、混雑日の午前中には売り切れることがある。チケット購入後、入堂の時間まで池の周回路をゆっくり歩いて水面への映り込みを楽しもう。また宇治は抹茶で有名な土地で、参道周辺にはゆっくり座って飲める茶店が何軒もある。

実際の行き方

起点
京都駅
所要
約17分 · JR・京阪 頻発
降車
宇治駅(JR奈良線)
  1. 京都駅 → 宇治駅(JR奈良線みやこ路快速・約17分・直通)。
  2. 宇治駅から南へ徒歩約10分 → 平等院の正門。
  3. 入場後すぐに鳳凰堂の内部拝観券を購入、時間まで池の参道を歩く。
JR奈良線で宇治駅へ
京都駅からJR奈良線の「みやこ路快速」に乗り、宇治駅下車(約17分・直通)。または普通列車で約25分。宇治駅からは大通りを南へ徒歩約10分で平等院の正門に着く。みやこ路快速は本数が多く、乗り換え不要。
帰りはJR宇治駅または京阪宇治駅から
JR宇治駅からそのまま京都駅へ戻るか、JR宇治駅から東へ徒歩約5分の京阪宇治駅からは、大阪(淀屋橋)方面へ乗り換えなしで行ける(京阪宇治線)。どちらも電車は頻発で予約不要。
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行く前に

現金
平等院庭園の通常入場料: 大人700円。鳳凰堂の内部拝観はさらに300円追加(時間指定・定員50名)——境内の専用窓口で購入。鳳翔館は通常入場料に含まれる。電車はICカード可、拝観料は現金またはクレジットカード。
定休
12月中旬の数日と特定行事日は休館。鳳凰堂内部の受付は通常の閉門より少し早く終了。秋(10〜11月)の週末・祝日は内部拝観券が早い時間に売り切れることがある。平日の開門直後が最も余裕がある。
別ルート
京阪宇治線の「宇治駅」は平等院の東側(徒歩約5分)にある別の駅。大阪や伏見方面からのアクセスに便利。
降りたあと
JR宇治駅から大通りを南へ徒歩約10分。参道の案内表示を目印に平等院の正門へ。

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