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番場通り

〜秩父神社へ続く石畳の参道〜

history穴場——実はすごい

埼玉県秩父市にある、秩父神社へと続く石畳の参道。大正から昭和初期の店構えが並ぶ。

番場通り
実写(ライセンス済み)ちちびあん / CC BY-SA 4.0

番場通りは秩父神社へと上っていく石畳の道で、1900年代前半に建てられた町並みが今も多く残る。建物の多くは大正後期から昭和初期(1920〜30年代)のもので、レトロで戦前らしい趣がある。通りとその周辺では十数件の建物が国の登録有形文化財となっており、そのいくつかは今も店として使われている。保護された古い建築と営業を続ける店が同居することを、地元の観光公社は通りの魅力として挙げている。

なぜ穴場のままか

ガイドブックの多くは12月の夜祭しか載せず、店には英語の情報も少ないため、祭り以外の日に歩く外国人は少ない。

歴史・背景

この通りは1920〜30年代、地元の商家が煉瓦や木造モルタルで店を建て替えるなかで今の姿になった。絹産業と銘仙(めいせん)でにぎわった秩父の全盛期にあたる。通りは秩父神社の参道にあたり、毎年12月2〜3日に行われる秩父夜祭は、大きな山車を街中で曳く日本三大曳山祭の一つで、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された。祭りのない日の参道は静かで、古い店構えが人波にまぎれず際立って見える。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)ちちびあん / CC BY-SA 4.0
石畳の参道
番場通りのメインストリート。1920〜30年代の店構えが秩父神社へと続く
安田屋(精肉店)
今も営業する精肉店で、建物は登録有形文化財
秩父ふるさと館
大正期の絹商の蔵を活かした見学施設。中に小さな店が入る
ほっとすぽっと秩父館
明治期の商人宿を残した、通りの目印となる建物

おすすめの楽しみ方

御花畑駅や秩父駅から秩父神社に向かって短い区間を歩き、登録文化財の解説板を読みながら進むのがよい。落ち着いて眺めるなら平日の午前が静かで、12月の夜祭が最もにぎわう。

実際の行き方

起点
池袋
所要
約80分 · 電車直通
降車
西武秩父駅
  1. 池袋駅 → 西武秩父駅(西武池袋線・特急ラビュー・約80分・直通)。
  2. 西武秩父駅 → 秩父神社(徒歩10分以内)。
  3. 参道を歩く——番場通りはその参道沿い。
特急ラビュー(直通)
池袋駅 →(西武池袋線・特急ラビュー・約80分)→ 西武秩父駅。乗り換えなしの直通。計 約80分。全席指定なので、特急券(基本運賃に加えて約700円)を事前に確保しておく。週末は特に。
西武秩父駅から同じ経路で戻る
帰りは西武秩父駅から特急ラビューで池袋へ。特急は夕方で終わるので、遅くまで滞在するなら、着いたら当日の最終発車時刻を駅で確認しておく。各停はもっと遅くまで走るが、飯能駅乗り換えで約100分かかる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
地方の町の小さな店は現金のみのことが多いので、小銭と少額の紙幣を用意しておく。
定休
店ごとに営業時間が違い、平日に休む店もある(例えば秩父ふるさと館はおおむね水曜休)。目当ての店は事前に営業時間を確認する。
別ルート
ラビューが満席なら、各停で飯能駅乗り換え。安いが約100分かかる。
降りたあと
西武秩父駅から秩父神社の方へ歩く。通りは参道沿いで、徒歩10分以内。

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