秩父・浦山No.085地図で見る →

浦山ダムと秩父さくら湖

nature穴場——実はすごい

埼玉・秩父の山あいに立つ高さ156メートルの重力式コンクリートダム。せき止められた緑の貯水池は「秩父さくら湖」。堤体の内部は無料で一般に開放されている。

浦山ダムと秩父さくら湖
実写(ライセンス済み)azzuriceo(https://www.flickr.com/photos/ / CC BY 2.0

浦山ダムは浦山川をせき止める高さ156メートルのダムで、重力式コンクリートダムとしては奥只見ダムに次いで国内第2位の高さを誇る。その奥に広がるのが、秩父市街西側の森の谷に静かな水を湛える「秩父さくら湖」だ。多くのダムと違い、堤体の内部が一般に開放されていて、コンクリートの壁の中をエレベーターで下ることができる。洪水調節や利水のしくみを展示する小さな資料館「うららぴあ」も併設され、見学はすべて無料だ。

なぜ穴場のままか

ここは観光地でなく現役のダムで、秩父の巡礼路から外れた行き止まりの谷の奥にある。英語の情報が少なく、短い登り坂の徒歩か本数の少ない路線でしか着かないので、秩父が混む日でも静かなままだ。

歴史・背景

荒川水系・浦山川に建設され、1989年着工・1998年堤体完成・1999年4月に管理を開始した。目的は洪水調節と利水で、水資源機構が管理・運営する。高さ156メートルは157メートルの奥只見ダムに次ぎ、重力式コンクリートダムで国内第2位にあたる。

見どころ(歩く順)

浦山ダムazzuriceo(https://www.flickr.com/photos/azzuriceo/) / CC BY 2.0
高さ156mの堤体
国内でも屈指の高さの重力式コンクリートダム。頂上の長さは372メートル
堤体内エレベーター
コンクリートの壁の中を下るエレベーター。無料で利用できる
防災資料館うららぴあ
洪水調節と利水のしくみを展示で紹介する、併設の小さな資料館
秩父さくら湖
ダムがせき止めた貯水池。釣りやカヌーにも使われる

おすすめの楽しみ方

堤体内部と資料館は9:00〜17:00、年末年始(12月29日〜1月3日)のみ休み。堤体内のエレベーターは毎月の点検日(おおむね第3火曜)を除いて毎日利用できる。内部見学とあわせて、奥秩父へ続く浦山の谷を歩いてみるのもよい。

実際の行き方

起点
池袋(東京)
所要
東京から約2.5〜3時間 · 電車+徒歩20分
降車
浦山口駅(秩父鉄道)
  1. 池袋駅 → 西武秩父駅(西武池袋線・特急ラビュー約80分)。
  2. 西武秩父駅 → 御花畑駅(徒歩約5分で隣の駅へ)。
  3. 御花畑駅 → 浦山口駅(秩父鉄道・三峰口方面、2駅・約8分)。
  4. 浦山口駅 → ダム下の広場(舗装路を登り徒歩約20分、そこからエレベーターで上へ)。
西武線+秩父鉄道+徒歩 東京から計約2.5〜3時間
東京・池袋駅 →(西武池袋線、特急ラビューが最速で約80分)→ 西武秩父駅 →(徒歩約5分で隣の御花畑駅へ)→ 御花畑駅 →(秩父鉄道・三峰口方面、影森を経て2駅・約8分)→ 浦山口駅 →(舗装された坂道を徒歩約20分)→ ダム下の広場。秩父鉄道は日中1時間に1〜2本程度——出発前に当日の時刻表を確認。
普通列車は夕方で終わる——着いたら帰りの時刻を確認
浦山口から秩父方面へ戻る列車は1時間に1〜2本程度で、夕方には終わる。着いたらまず駅で帰りの時刻を確認し、西武秩父行きの最終に間に合うように。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
秩父鉄道とラビューの切符は西武秩父駅で。Suica・PASMOなどのICカードも使えるが、念のため現金も少し用意を。
定休
ダムと資料館は9時から17時、年末年始は休み。堤体内エレベーターは毎月の点検日(おおむね第3火曜)も停止。夜は何も開かない。
別ルート
電車+徒歩の代わりにバスも。西武秩父駅から秩父市営バス「浦山大日堂」ゆきに乗り「浦山ダム」下車。1日数便のみなので、まず時刻表の確認を。
降りたあと
浦山口駅から舗装された坂道を徒歩約20分でダム下の広場へ。そこからエレベーターで上へ。

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