下呂温泉
実写(ライセンス済み)Alpsdake / CC BY-SA 4.0

飛騨・下呂No.472★★★地図で見る →

下呂温泉

〜日本三名泉のひとつ〜

onsen王道を、いちばんいい形で

飛騨川沿いに開けた温泉町。有馬・草津と並んで日本三名泉に数えられる。河原に湧く噴泉池はいまや眺めるための場所で、湯に浸かる場は一段上の通りへ移っている。

  1. 起点名古屋駅
  2. 約1時間40分特急ひだ・全列車停車
  3. 降車下呂駅(JR高山本線)
  4. 徒歩
  5. 下呂温泉

場所

岐阜のほかの記事 18件・地図で開く →

見どころ(歩く順)

白鷺の湯Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0
  1. 下呂大橋駅側から温泉街へ渡る橋。いでゆ大橋の名でも呼ばれる
  2. 噴泉池飛騨川の河原に湧く露天の湯。入浴が止まったいまも町の目印
  3. 湯之島の温泉街外湯の背後に続く旅館と店の通り。東岸の町の背骨にあたる
  4. 白鷺の湯その通りに立つ外湯。名は湯のありかを告げたという白鷺から
  5. クアガーデン露天風呂川沿いをさらに北へ行った先の露天の外湯。にぎわいから少し外れる

実際の行き方

  1. 名古屋駅→下呂駅(JR特急ひだ・約1時間40分、指定席推奨)。
  2. 下呂駅→下呂大橋を渡って東岸へ(徒歩数分)。
  3. 河原へ下りて噴泉池を見てから、通りへ上がる。
  4. 白鷺の湯で一風呂、あるいは川沿いを北へ歩いてクアガーデンの露天へ。
名古屋から特急ひだで
名古屋駅→(JR特急ひだ・およそ1時間40分)→下呂駅。高山本線のひだは全列車が下呂に停まるが、一日の本数そのものが多くない。指定席を取り、列車に合わせて一日を組むほうが早い。
下呂駅から戻る
橋を渡り返して下呂駅へ。南は名古屋、北は高山・富山方面。本数の限られた山の路線で、遅い時間の逃げ道はない。湯に落ち着く前に、最終の発車時刻を見ておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

下呂の湯はアルカリ性の単純温泉で、pHは9をわずかに超える。石けんのようになめらかな肌ざわりは、そこから来ている。「美人の湯」と呼ばれるゆえんだ。町は飛騨川に沿って開けていて、片岸に駅、向こう岸の斜面に旅館が積み上がる。二つをつなぐのが下呂大橋で、土地の人はいでゆ大橋と呼ぶ。泊まらない人にも開いている外湯が三つあり、それがあるおかげで、下呂は泊まる町であると同時に立ち寄れる町にもなっている。

おすすめの楽しみ方

下呂は夜の町だ。夕方になると宿が埋まり、川沿いに灯りが入り、日帰りの人が橋を戻ったころに外湯がいちばん落ち着く。泊まるなら、湯めぐり手形で加盟旅館三軒の風呂に入れる。一晩で別々の建物の湯を試すには、これがいちばん安い。泊まらないなら一湯と町歩きに絞って、最終のひだに間に合う余裕を残しておきたい。

歴史・背景

湯が見つかったのは10世紀、天暦のころで、場所は谷を見下ろす湯ヶ峰の上だったと伝わる。やがてそこでは止まり、飛騨川のほとりに再び湧いた。町はその移動を1265年のこととしている。新しい湯のありかを村人に教えたのは一羽の白鷺だったという話が残り、以来この鳥が町のいたるところにいる。室町の僧がこの湯を詩に詠み、江戸期には儒者・林羅山が有馬・草津と並べて天下の名泉と書いた。町はその一行でいまも立っている。

行く前に

現金
町を歩き、河原の噴泉池を眺めるだけなら料金はかからない。外湯にはそれぞれ入浴料があり、旅館の湯をめぐる手形は観光協会などで別に買う。下呂駅には窓口があり、ひだの指定席もここで取れる。
知っておきたいこと
噴泉池は入浴が禁止されている。湯船ではなく目印として見る場所だと思っておきたい。河原に屋根はなく、風も雨もそのまま当たる。外湯は施設ごとに営業時間と休みが違うので、夜の予定にするなら先に確かめておくこと。
別ルート
北からも同じ特急ひだが高山・富山方面から下りてくる。飛騨をめぐる途中に挟めば、わざわざ行く場所にはならない。名古屋との間には直行の高速バスもある。
降りたあと
下呂駅は川の西岸にある。正面を出て川の方へ向かい、下呂大橋を渡る。橋の先が温泉街で、歩いて数分だ。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。