
八甲田・青森市No.834★★★地図で見る →
酸ヶ湯温泉
〜八甲田の総ヒバ造り大浴場〜
八甲田の山腹、標高およそ900mに一軒だけ建つ宿。巨大な総ヒバ造りの浴場を抱えている。日本で最初に国民保養温泉地に指定された湯であり、ここに降る雪は国内屈指の記録を残している。
- 起点青森駅
- 約1時間10分JRバス・青森駅発
- 降車酸ヶ湯温泉(JRバス東北)
- 徒歩
- 酸ヶ湯温泉
場所
青森のほかの記事 34件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- ヒバ千人風呂混浴の大浴場。160畳の浴室に柱が一本もない総ヒバ造り
- 玉の湯男女別の小浴場。源泉は違うが、同じ白濁した酸性の硫黄泉
- まんじゅうふかし屋外の蒸し湯。服を着たまま、木蓋をかけた桶に腰を下ろす
- 地獄沼宿の下手にある噴気の沼。草木の生えない荒い地面から湯気が上がる
- 睡蓮沼道をさらに上がった先の沼。背後に八甲田の峰が並ぶ
実際の行き方
- 青森駅東口→酸ヶ湯温泉(JRバス東北「みずうみ号」、約1時間10分、無予約制)。
- 帳場で日帰り入浴を申し込む。大浴場は混浴、玉の湯は男女別。
- 湯上がりに地獄沼まで下り、同じ火山の湯が地表に出ている様子を見る。
- みずうみ号で青森へ戻るか、そのまま十和田湖方面へ上がる。
- JRバス東北「みずうみ号」・青森駅から
- 青森駅東口→(JRバス東北・十和田湖方面「みずうみ号」、旅館公式の目安で約1時間10分)→「酸ヶ湯温泉」下車。バス停は宿の玄関前にある。無予約制なので当日そのまま乗ればよく、運賃はJRバス東北の運賃表に出ている。新青森駅からだと同じ経路で10分ほど長くかかる。
- 青森へ下りる
- 帰りも同じみずうみ号で、酸ヶ湯温泉から青森・新青森方面へ戻る。本数は限られ、時刻は季節で変わる。服を脱ぐ前に、待合の時刻表で帰りの便を見ておきたい。宿泊するなら、新青森駅からの無料送迎バス(要予約)という手もある。
どんな場所か
酸ヶ湯は八甲田の西斜面、標高およそ900mのところに一軒で建つ。青森から十和田湖へ上がっていく道の途中だ。リゾートというより現役の湯治場で、旅館棟と、共同炊事場のある湯治棟、そして誰もが目当てにする浴場ひとつ。その浴場は総ヒバ造りで、柱を一本も立てずに広い天井を渡してある。同じ部屋のなかで、いくつかの源泉が別々の浴槽に注ぐ。湯は酸性の硫黄泉で白く濁り、浴槽の名は「温まりがどれだけ続くか」から付いている。
おすすめの楽しみ方
宿泊しなくても入れる。大浴場は朝8時から9時が女性専用なので、その枠に合わせてバスを選ぶ価値がある。日帰り入浴の時間は改定されているので、便を決める前に旅館の公式ページで確かめておきたい。冬は屋外のまんじゅうふかしが閉まり、道はそれなりの装備を要求してくる。
歴史・背景
湯の始まりは1684年。横内(現在の青森市内)の狩人が手負いの鹿を追って山へ入り、傷の癒えた鹿を見た場所で湯が湧いているのを見つけた、と伝わる。当初は「鹿の湯」と呼ばれ、それが転じて酸ヶ湯になった。江戸期を通じて湯治客が絶えず、1954年には国民保養温泉地の第1号に指定されている。2013年2月26日には、ここの観測点で積雪566cmを記録した。全国の記録のなかで2番目に深い値だ。
行く前に
- 現金
- 日帰り入浴は大人1,000円、小学生500円。バスの運賃は運賃表にもとづき車内で支払う。山のバス停に券売機はないので、現金を用意しておきたい。
- 知っておきたいこと
- 屋外のまんじゅうふかしは積雪期に閉鎖する。冬の山道は17時以降は原則として除雪が入らず、旅館は四輪駆動かチェーンを求めている。日帰り入浴の時間は近年改定されているので、当日の設定を確かめてから動きたい。
- 別ルート
- 車なら青森中央ICから約40分、青森ICから約50分、黒石ICから約45分。青森市街からタクシーでおよそ45分の距離だ。
- 降りたあと
- 「酸ヶ湯温泉」バス停は宿の正面にあり、道から歩く区間はない。日帰り入浴の受付は本館の中なので、浴場へ直行せずまず帳場に声をかける。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。