熱海温泉
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY-SA 4.0

伊豆・熱海No.737★★★地図で見る →

熱海温泉

〜海に迫る斜面に積み上がった湯の町〜

onsen王道を、いちばんいい形で

伊豆半島の付け根にある塩化物泉の温泉地。東京から新幹線で1時間。駅の上の旧市街には、歴史ある源泉が七つの碑として残されている。無料で歩けて、宿の大浴場とはまるで別の熱海が見える。

  1. 起点東京駅
  2. 約1時間新幹線・本数多い
  3. 降車熱海駅(JR東海道新幹線・東海道本線)
  4. 徒歩
  5. 熱海温泉

場所

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見どころ(歩く順)

熱海・大湯間欠泉663highland / CC BY-SA 4.0
  1. 大湯間欠泉七湯で最大。道の最上部にあり、いまは人工的に噴き上げる
  2. 湯前神社湯の神をまつる社。源泉のすぐ脇に建つ
  3. 小沢の湯銀座町の噴気口。立ちのぼる蒸気で温泉たまごを作れる
  4. 河原湯と佐治郎の湯商工会議所の近くと銀行の横、路面に据えられた七湯のうちの二つ
  5. 熱海銀座道が抜けていく商店街。海岸までは目と鼻の先

実際の行き方

  1. 東京駅→熱海駅(JR東海道新幹線・約1時間)。
  2. 熱海駅→大湯間欠泉・湯前神社(徒歩約15分・南西へ登り)。
  3. 七湯の碑をたどって銀座町を下り、熱海銀座へ(碑ごとに足を止めながら下る)。
  4. そのまま海岸へ出るか、糸川の遊歩道から駅へ回って戻る。
東京駅から東海道新幹線
東京駅→(JR東海道新幹線・こだま、一部のひかり)→熱海駅。所要は約1時間で、この区間は新幹線のなかでも本数が多い。JR東海道本線でも乗り換えなしで着き、新幹線料金はかからないが、時間はかなり延びる。
熱海駅から戻る
同じホームから夜まで東京方面の列車が出ており、東海道本線は新幹線より遅い時間まで走る。七湯の道は海側で終わるので、駅まで戻る登りを勘定に入れておきたい。下ってきたときより確実にきつい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

熱海は伊豆半島の北東の付け根、山がそのまま相模湾へ落ちる窪地にある。海岸の背後で、街路は段々に積み上がっていく。湯は塩化物泉で、上がったあとも肌にうっすら塩の膜が残り、熱が抜けにくい。その湯は宿の敷地だけのものではない。駅の上の旧市街にも湧き出していて、市はその歴史的な源泉をつないで一本の散歩道にした。熱海七湯だ。入浴施設ではなく、神社の脇や銀行の横、ふつうの店先に据えられた記念のモニュメントである。

おすすめの楽しみ方

下りで歩くのが正解だ。駅は商店街よりずっと高い位置にあり、大湯はさらにその上。残りの七湯は海へ向かって下がっていく。上から始めれば、最後は熱海銀座に降り立つ形になり、坂を登り返さずに済む。碑はどれも屋外で、人が立っているわけでもない。だから日帰りの人波がホームへ引き上げたあとの時間でも、この道はそのまま歩ける。

歴史・背景

熱海の湯は、リゾートになるずっと前から知られていた。1604年、徳川家康がここへ湯治に来る。以後この町の格は上がり、湯は樽に詰めて江戸城へ運ばれた。御汲湯と呼ばれた献上である。もとの七つの源泉は、近代の町がその上に建て込むにつれて使われなくなった。1997年、市はそれぞれが湧いていた場所にモニュメントを据え直す。最大の大湯は、かつて自然に噴き上げていた間欠泉で、いまは人工的に噴出させている。

行く前に

現金
七湯の碑はすべて屋外で、見るだけなら無料。日帰り入浴は話が別で、宿泊者以外を受け入れる公衆浴場や旅館は市が案内しており、こちらは有料。営業日が動くので当日に確認したい。
知っておきたいこと
道は舗装されているが、勾配が急で階段の区間もある。碑そのものに照明はなく、夜は街灯頼りになる。大湯の噴出も常時ではなく、市の決めた時間に合わせて上がる。
別ルート
海側から始めるなら、熱海サンビーチと糸川の遊歩道が銀座町へ戻る平坦な道になり、坂を使わずに七湯の道へ合流できる。
降りたあと
熱海駅からは、海へ下る商店街ではなく、駅前広場から南西へ登る道を取る。大湯は湯前神社の脇で、登り15分ほど。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。