奥入瀬渓流
実写(ライセンス済み)MaedaAkihiko / CC BY-SA 4.0

青森・奥入瀬No.849★★★地図で見る →

奥入瀬渓流

nature王道を、いちばんいい形で

十和田湖の水が下っていく谷に、車道と遊歩道が並んで通っている。バスが道沿いに何度も止まるので、端から端まで歩かなくても、好きな長さだけを歩ける。

  1. 起点青森駅
  2. 約2時間10分JRバス・季節運行
  3. 降車石ヶ戸(JRバス東北・十和田湖線)
  4. 徒歩
  5. 奥入瀬渓流

場所

青森のほかの記事 34件・地図で開く →

見どころ(歩く順)

銚子大滝Naokijp / CC BY-SA 4.0
  1. 子ノ口湖の流出口で、渓流の上端。休屋行きの遊覧船発着所もここ
  2. 銚子大滝本流にかかる最大の滝。湖から下ってすぐ
  3. 九段の滝対岸に掛かる段状の滝。渓流の主な見どころのひとつ
  4. 雲井の滝道から近い位置の滝。ここだけのバス停がある
  5. 石ヶ戸休憩所と駐車場とバス停が揃う、歩きの起点

実際の行き方

  1. 青森駅東口11番のりば→子ノ口(JRバス東北「みずうみ号」・約2時間30分)。
  2. 子ノ口→遊歩道を下り、銚子大滝と九段の滝を見て進む。
  3. 雲井の滝→石ヶ戸。最後の一区間を歩いて休憩所へ。
  4. 石ヶ戸→青森・八戸方面の上りバスで戻る。
青森駅からJRバス
青森駅東口11番のりばから、JRバス東北の「みずうみ号」十和田湖行き。八甲田を越え、蔦温泉で一息入れて、石ヶ戸まで約2時間10分。渓流の上端の子ノ口はさらに20分ほど先。新青森駅は同じ便の乗車専用停。
石ヶ戸からの帰り
青森方面は石ヶ戸9:34・14:19・15:34発で、青森駅着は11:44・16:29・17:44。八戸方面は10:34と16:34。そのあとは便がなく、渓流に駅はない。歩き出す前に帰りの便を決めておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

十和田湖の流出口は子ノ口の一点だけで、その下流が丸ごと奥入瀬になる。子ノ口から焼山まで、約14kmの間に名のついた流れと滝が次々に現れる。面白いのはその並び方で、国道102号と渓流沿いの遊歩道が全区間で寄り添っている。JRバスは名のついた滝や流れのそれぞれに停まる。つまり、歩く長さに決まりがない。ひとつ乗ってひとつ歩いて、また乗ればいい。ミシュラン・グリーンガイド二つ星。紅葉の評判で人が集まるのもここだ。

おすすめの楽しみ方

推奨されているのは子ノ口から焼山までで、目安は約4時間。青森から日帰りだと、石ヶ戸に着く直通便の一本目が10:19、戻りの最終が15:34だから、全区間ではなく長めの一区間になる。先に湖側まで乗って下りに歩くと、水の流れと同じ向きに進める。

歴史・背景

奥入瀬があるのは、十和田湖が火山の陥没したくぼみで、その縁に低い一点があるからだ。水はそこから古い火口壁を削って下り、その落差に沿って滝が並ぶことになった。昭和11年2月1日、この一帯は十和田八幡平国立公園に編入される。公園は青森・岩手・秋田の三県にまたがる。その狭い谷底に車道と歩道を並べて通したことが、今の歩き方を決めている。

行く前に

現金
運賃は距離制で降車時に支払う。青森駅・新青森駅から2,820円、八戸駅から2,380円、十和田湖(休屋)から下るなら1,120円。交通系ICカードが車内で使える。渓流途中の停留所から乗るときは整理券を取る。
知っておきたいこと
路線は季節運行で、2026年はみずうみ号が4月1日、おいらせ号が4月11日の運行開始。冬の渓流は雪の下になる。車内にトイレはなく、途中で短い休憩が入る。遊歩道は未舗装で、水面すれすれをたどる。
別ルート
八戸駅西口からなら「おいらせ号」で石ヶ戸まで約1時間45分。おいらせ21号・23号は八戸駅から乗る場合に予約が要る。この路線は十和田市現代美術館を経由するので、途中で街に寄りたいならこちら。
降りたあと
石ヶ戸の停留所は国道102号沿いで、川側に休憩所が建っている。渓流へ降りる道はその建物の脇から。上流にも下流にも、ここから道が伸びている。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。